勉強法を教えて!ノートを使わない勉強法の効力と使う時のコツ
2018.10.12
ノートを使わない勉強法で成績が上がることがあるってご存知ですか?テストを控えた学生さんや受験生の皆さんは、自分の学力によっぽどの自信がない限りは勉強をして成績を上げようと思いますよね。
ノートに必死に復習をしてどうにかテストで良い点を取ろうと思うでしょうが、ノートを使った勉強法で成績が上がらない可能性もあるのです。
そこで今回は、ノートを使わない勉強法でテストの点数が上がる理由と、ノートを使う場合のポイントについてお伝えします!
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この記事の目次
ノートを使わない勉強法!ノートを使わない方が良い理由は?
皆さんいろいろな勉強方法を試しているかもしれませんが、ここではノートを使わない勉強法をご紹介しましょう。
「ノートを使わなくても勉強できるの?」と不思議に思うかも知れません。
でも、ノートをこまめに使っている人って、ノートにまとめて頭に入れる事が目的なのに、まとめただけで満足していませんか?
ノートを綺麗に書ききったときの達成感や満足感は良くわかります。
自分の頑張りが反映されているようで、見ているといい気分になりますよね。
でも、それで頭に入っていますか?
頭に入っていないのなら、残念ながらそれは無駄な時間です。
ノートを書くって、結構時間がかかりますよね?
丁寧に書こうと思えばなおさらです。
そんなに時間をかけてノートをまとめても、全然頭に入っていないのなら、何度も黙読した方が頭に入ってくるかもしれませんよ。
まとめノートでの勉強法は危険?ノートを使わない方が良いことも
まとめノートを作って勉強していると、「ノートに書いていなかったから解けなかった。」という経験があると思います。
まとめノートを作って勉強する人は、当たり前ですが、まとめノートを作ってから勉強を始めますよね。
けれど、たいていの場合、勉強前には「重要な箇所と重要ではない箇所」の判断が出来ていないケースが多いです。
そのような状態で、これからの勉強の中心となるノートを作成しても、残念ながら穴だらけノートです。
全くまとまっていない可能性さえあるのです。
そんな危険な穴だらけノートを勉強の中心に据えていては、重要な部分を軽く流して、重要ではない部分に力を注いでいるかもしれません。
そのような勉強では、あなたの頭の中も穴だらけになってしまいます。
ノートを使わないシンプルでおすすめの勉強法
まとめノートを作る理由の1つには、「書いたら覚える」という事があると思います。
確かに、書くと暗記しやすいですよね。
しかし、先ほども説明したように、網羅性に欠ける穴だらけノートでは、重要な部分が 欠落してしまう可能性があります。
ですから、今回はノートを使わないシンプルな勉強法をご紹介しましょう。
必要なのは、罫線の無いまっさらな書き心地の良い紙と、同じく書き心地の良い鉛筆やペンなどの筆記用具です。
書き心地にこだわるのは、気分良く勉強できるからです。
気にしない方は、何でも良いでしょう。
あとは、勉強したい参考書や教科書などを用意しましょう。
- 序章などを飛ばさずに読みます。
全体像を把握することが重要です。 - 本文を読み始めたら、重要だと思う箇所を書き写します。
丁寧に書く必要はありません。殴り書きで良いですが、重要だと思ったらイメージやグラフなども書き写すようにします。 - 記憶したと思ったら、書き終わった紙は捨てましょう。
ポイントは、重要だと思ったことを何でも書くことです。
文字の大きさやレイアウトは全く無視して構いません。そのために罫線のない紙にしています。
勉強があまりできない人の勉強の特徴
勉強が出来る人と出来ない人には決定的な違いがあります。
それは、勉強時間にこだわることです。
何時間勉強したかは重要ではありません。
何をやったかが重要なのです。
また、勉強が得意でない人はそれを自覚していますので、勉強法について勉強したがります。
「東大生の勉強法」などという言葉に弱いです。
そして口癖は「勉強法がわからない。」です。
また、勉強法にこだわるからか、まとめノートも好きな人が多いです。
まとめノートは達成感を味わう事が出来ますが、その達成感と記憶された量が比例するとは限りません。
基本的にノートが好きですから、「さあ勉強するぞ!」と奮起する時には、新品ノートを用意する方も多いように感じます。
もし、自分が当てはまると感じているなら、要注意です。
勉強という行為が、勉強の内容を頭に入れることではなく、勉強したという達成感を味わうためへと、目的がすり替わっているかもしれません。
勉強にノートを使うのならミスをリストアップしたノートを使う
勉強にノートを使いたいなら、ミスをリストアップしたノートを作る事がおすすめです。
どんなことでも一緒ですが、一度犯したミスを繰り返さない事が上達への近道です。
同じミスを防ぐためには、どんなミスをどのような時にしたのかという分析と、正しい答えを記憶することが重要になります。
それら全てを覚えているというのは難しいですよね。
ですから、それらミスしたことをまとめた「しくじりノート」と作ってみましょう。
しくじりノートは教科ごとに作るのがおすすめです。
日付・タイトル・ミスした要因を書き留めます。
ポイントを抑えて、導出方針やアイデアなどを簡潔にまとめましょう。
このようにリストにしておくことで類似問題や応用問題に対応できるようになります。
また、付箋を活用して、理解したら付箋を外していくようにすると、効率良くミスの復習ができるようになります。
ぜひ、しくじりノートを作成して、勉強の効率化を図ってみてください。