卓球初心者が知っておきたいサーブの知識と基本的な練習方法
2019.3.16
卓球を始めたばかりの初心者の人の中には、まだ卓球に関する知識があまりない人もいるのではないでしょうか。
サーブのルールや打ち方・練習方法など、知識がなければ卓球に取り組むことができないこともあります。
ここでは、卓球初心者の人が知っておきたいサーブに関する知識についてお伝えします。ルールや打ち方・練習方法を知って、卓球を上達させましょう。
サーブのルールを知ることでゲームに集中できるようになりますし、基本的な打ち方や練習方法を知ることでレベルアップに繋げることも可能です。
知識を得ることで、楽しく卓球で汗を流しましょう。
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この記事の目次
卓球初心者が知っておきたいサーブのルール・構えとトス
卓球初心者が知っておきたいサーブのルールをご紹介していきます。
卓球には思いのほか細かいルールがあるのです。
初心者のうちにルールをしっかりと理解して、正しいサーブを覚えることはとても大切です。
間違って覚えてしまうと、後々直すのに苦労することになるでしょう。
サーブを打つまでのルール
「えっ?」と思った方もいるかも知れませんね?
実はサーブ前の段階からすでに細かなルールが設定されているのです。
構えについて
- サーブを打つ前には手のひらを広げて、ボールを乗せる
- 一旦静止して相手にボールが見えるようする
- 相手が構えるのを待つ
トスについて
- 卓球台より上からトスをあげる
- ほぼ垂直に16cm以上あげる
- 一度トスを上げたらサーブを打たなくては失点となる
ここまでは、サーブを打つまでのルールです。
とても細かくルールが定められていますが、相手にしっかりとボールを見せて、レシーブの準備が出来るように配慮したルールです。
ルールとして定められていますから、もし相手が構える前にサーブをしてしまうとやり直しになってしまいます。
しかし、あまり難しく考える必要はなく、ボールを相手選手からしっかりと見えるようにして、上に向かってトスを上げれば、大抵の場合問題が無いはずです。
卓球初心者は覚えておこう!サーブの打ち方とバウンド・コース
卓球初心者が知っておくべきサーブのルールはまだ続きます。
ここからはサーブの打ち方やコースなどについてのルールをご説明しましょう。
サーブの打ち方について
- トスを上げて、ボールが落ちてきたところを打つこと
- 卓球台の外で打つこと
- サーブを打つ瞬間も相手から見えるようにして、ボールを隠さないこと
- ネットインして相手コートにバウンドした場合はやり直し、自分のコートに戻ってしまった場合は、失点となる
シングルスのサーブコースなどについて
- 自分のコートにワンバンウンドさせてから、相手のコートのバウンドさせること
- サーブはどのコースに出しても良い
- サーブは2本交代
ダブルスのサーブコースなどについて
- サーブは対角線にうつ
- 自分のコートの右半面にワンバウンドさせる
- 2バウンド目は、サーブ側から見て相手コートの左半面にバウンドさせる
- レシーブ2本、サーブ2本でペアを交代する
シングルスとダブルスでは、サーブコースや打順に違いがありますが、それ以外のルールはどちらも共通するルールになります。
卓球の基本的なサーブの打ち方
サーブのルールは理解できましたか?
ではルールを意識しながら、サーブの撃ち方を練習して見ましょう。
サーブの基本的な打ち方
- 手のひらを広げて、ボールを乗せる
- トスを上げる
- トスが落ちてきたところを打つ
- 自分のコートにワンバウンドさせてから相手コートに入れる
- 2本打ったらサーブを交代する
サーブを打つ時には、サーブ前から打つ時まで相手選手からボールがしっかり見えるように気をつけましょう。
また、卓球台より外で打つことも忘れずに。
ダブルスの場合にはコースも意識しながら行ってくださいね。
サーブはネットミスしても相手コートに入れば何度でもやり直しが出来ます。
ミスを恐れずに攻めていきましょう。
卓球初心者が知っておきたいサーブを打つ時のコツ
卓球初心者がサーブの練習を始めると、なかなか上手に打てないということも多いですよね。
自分のサーブの打点を確認してみましょう
もし、ネットミスが多いなら、打球点が低すぎるのかもしれません。
反対にオーバーしてしまうなら、打球点の高すぎが考えられます。
練習する時には、ネットミスが多い時には打球点を高めに、オーバーミスが多いなら打球点を低めに調整してみると良いでしょう。
何度か調整するうちに、ちょうどよい打球点を見つけられるはずです。
また、始めはフォアでサーブの練習をすると思いますが、立ち位置にも気をつけてみましょう。
フォアサーブをする時は、右利きなら卓球台の左端、左利きなら卓球台の右端からサーブするのがおすすめです。
なぜなら、この位置からサーブを出すと、コートを上手に使いやすいだけでなく、返球された時にフォア側で拾いやすいからです。
卓球は相手とボールを打ち合うスポーツですから、自分が打ちやすいスタンスを確保することはとても重要です。
卓球のサーブに回転をかけるには
卓球初心者の場合、とにかく相手のコートにサーブを入れることから練習しますよね。
しかし、卓球は回転のスポーツです。
相手のコートまで届かせる事やコースは、練習すれば大抵の場合クリアできます。
しかし、サーブに回転をかけることは、意識していないとなかなか出来るようになりません。
回転をかけるためには、「感覚」を掴むことが重要です。
回転サーブ練習は、この感覚を掴む練習から始めると良いでしょう。
初めに練習するのは下回転です。
初心者におすすめ、下回転の感覚を掴む練習
トスを上げて、落ちてきたボールの真下を水平に寝かせたラケットでカットするように打ちます。
この時にラバーにボールを引っ掛けるように意識しましょう。
上手に回転がかかると、数回バウンドした後、自分の方にボールが戻ってきます。
回転をかけられるようになったら、回転数を上げられるように練習しましょう。
回転数は上がれば上がるほど、サーブの威力が高まります。
回転量も上がって下回転サーブをしっかりと習得したら、横回転や上回転のサーブも練習しましょう。
卓球では回転をかけられること、狙ったコース、ポイントに打てることはとても重要です。
特にサーブは、相手の影響を受けること無く自分の好きに打てますから、しっかりと極めていきましょう。