ネギの青い部分も食べよう。切り方と合うメニューとレシピの紹介
2018.12.10
ネギの青い部分はどうしていますか?捨てているという人もいるようですが、青い部分の特徴を活かした活用法があります。
長ネギの青い部分は辛みが強いのですが、それを活かしたレシピをご紹介します。
炒め物や和え物にいれると彩りも綺麗に仕上がります。
それぞれの料理に合わせた切り方を覚えておきましょう。
ネギの青い部分を入れる事で更に美味しくなるレシピも紹介します。
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この記事の目次
ネギの青い部分は食べられる。ネギの部位別の切り方と使い方
ネギの青い部分は緑黄色野菜、白い部分は淡色野菜になります。更にネギは部位によって甘みや辛みといった味わいが異なります。
ネギは部位ごとに特徴や適した切り方、相性の良い料理がある
ネギの味
ネギは根本に近い方が甘みがあり、緑色の方へいくにつれて辛みが強くなってきます。白と緑の境い目のところが味の変わり目になります。緑黄色野菜である青い部分の方が栄養があります。
切り方
- 縦に切る…繊維に沿って縦に切ると甘みが出ます。包丁を奥から手前に引きながら切るとスッキリとした甘みになります。
- 横に切る…繊維を断つように横に切ると辛みや香りが引き立ちます。包丁を手前から奥へと押すように切る良いです。
薬味として辛みを生かす場合は、角切りにしてワタは削りとります。
ネギの青い部分の使いみちはたくさん。切り方とオススメメニュー
長ネギの青い部分は緑黄色野菜なので、β-カロテンやビタミンC、カリウム、食物繊維などの栄養素が豊富です。また、強い香りと辛み、ねばり気、鮮やかな色味というの持ち味があります。それらを活かすことがポイントです。
主に薬味として使うことが多いでしょう。お味噌汁やスープなどの汁物の薬味の他に、炒めものや煮物にも使えます。
例えば、そばやうどん、ラーメン、味噌汁や野菜スープの薬味にすることが多いと思いますが、チャーハンに使うとネギの緑色で彩りもよく出来上がります。冷や奴の上に薬味としてのせる場合も白い部分より緑色の部分の方が見た目も良くなります。
また冷凍することもできます。冷凍する場合は、細かく切ってからタッパーやジップロックなどの袋に入れて冷凍します。使う時は凍ったままお味噌汁に入れたり、チャーハンに入れたりできます。
料理の具として使う場合は、酢味噌和え、チヂミ、すき焼きに使えます。親子丼を作る時は玉ねぎの変わりに入れても美味しいです。また、餃子やシュウマイ、つくねを作る時にも細かく切って使えます。卵焼きに入れると、卵の甘みとよく合います。
切り方は、薬味ならみじん切りや小口切りにします。具として使う場合は、親子丼に入れるのなら斜めに薄く切ったり、回鍋肉なら3センチくらいの長さに切るといいでしょう。
ネギの青い部分を使って彩りが綺麗なチャーハン。切り方と作り方
長ネギの青い部分はチャーハンによく合います。単一な色になりやすいチャーハンもネギの青い部分で彩りもよくなります。
長ネギの青い部分を使った豚キムチチャーハンの作り方
【材料】
- 豚バラ薄切り肉
- 白菜キムチ
- 長ネギの青い部分
- 白いりごま
- 温かいご飯
- 塩・こしょう
- ごま油
- 醤油
【作り方】
- 豚バラ肉は切って塩、こしょうをふっておきます。キムチは粗く刻みます。キムチの汁も使います。長ネギは細かく切ります。
- フライパンにごま油を熱し、豚肉とキムチを汁ごと入れて炒めます。
- 豚肉に火が通ったら、ご飯をほぐしながら加えて炒めます。
- ネギを加えてさっと炒め、しょうゆを鍋肌から回し入れて全体にからめます。
- 最後にいりごまを加えて混ぜて、塩とこしょうで味を整えます。
ネギの青い部分を使って、タレや卵焼きに
長ネギの青い部分は辛みと食感を活かしてタレに使うと美味しくできます。
ネギ味噌ダレ
【材料】
- 長ネギの青い部分 1本分
- 和風だし 少々
- 味噌 大さじ3
- オリーブオイル 大さじ3
- 砂糖 小さじ1
【作り方】
- 長ネギは細かいみじん切りにします。 粘りがでてくるようにします。
- 長ネギのみじん切りに和風だしを加えてなじませます。10分ほどおくとやわらかくなってきます。
- 味噌を加え混ぜます。次にオリーブオイルを加えよく混ぜ、砂糖も入れて再びかき混ぜてたら完成です。
長ねぎの玉子焼き
【材料】
- 卵3個
- 長ネギの青い部分のみじん切り 適量
- めんつゆ 小さじ2
- みりん 小さじ1
【作り方】
- ボウルに卵を入れてよく溶きほぐしたら、長ネギみじん切りとめんつゆ、みりんを加えて混ぜます。
- 卵焼き用フライパンにサラダ油を熱し、フライパン全体に薄くサラダ油がつくように伸ばします。
- 卵液の3分の1の量を入れて焼いていきます。縁が固まってきたら端から巻いて、端に寄せておきます。
- 残りの卵液の3分の1を入れたら同様に焼き、最後の3分の1も同様に焼いたら完成です。
ネギを煮る、焼く、和える場合に適した部位を紹介
煮る場合
長ネギを煮る場合は白い部分の方が適しています。白ネギは加熱すると甘みが増して、やわらかくなります。
切る時は、繊維を断ち切るような切ると巻いていた層がはずれて食べやすくなります。
筒状に切ると、煮崩れしにくく、中のゼリー質を味わえます。
白ネギをくたくたにやわらかく煮たいときは、大きく斜め薄切りにすると良いです。
焼く場合
ネギを焼く場合も白い部分の方が扱いやすくて良いです。
ネギの巻いている層がバラけて出てしまわないよう、筒切りがオススメです。焼いたネギの外側は繊維質が多くて噛み切りにくいため、隠し包丁を入れておくと食べやすくなります。
和える場合
ぬた和えの場合は青ネギが適しています。香りがよく、彩りもキレイです。
切る時はしっかり下まで包丁を入れるようにして切ってください。和え物に使うときは3~4センチ位の長さに切り、茹ででから使います。
白ネギを使う場合は、繊維を断つように斜め薄切りにするとやわらかく仕上がります。