お盆にくるお坊さんにお茶菓子を出すタイミングや出し方
2018.12.6
お盆に来てくれるお坊さんにお茶菓子を出す場合、どのようなお菓子を選べばいいのでしょうか?
お茶菓子は何を出したらいいのか?出すタイミングは?また、お茶菓子は何回出したらいいのでしょう?
迷ってしまったときにはこのようにするのが一番です。一度、このようにしておくと次の年からも迷うことはないでしょう。何をお出ししたらよいか悩んだときにはぜひ、試してみてください。
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この記事の目次
お盆にお経を読んでくれるお坊さんにお茶菓子をだすなら
お客様にお出しするお茶菓子は、そのお客様に合わせてベストな物をお出ししたいですよね。友達や親戚などお客様との間柄でも、出すお茶菓子を変えているという家庭も多いのではないでしょうか。
しかし、お経を読みに来てくれるお坊さんは普通のお客様とは違うし、どんなお茶菓子が良いのかと迷ったことはありませんか?絶対このお菓子という決まりはありませんので、分かっていればお坊さんの好みに合わせて用意するのが良いでしょう。
お坊さんの好みや地域性などが分からない場合
和菓子屋さんで買う時に法事のお茶菓子についてアドバイスを求めるのがおすすめです。お盆の時期は沢山の人が和菓子屋さんでお茶菓子を買っていく時期なので、どんなものが選ばれているかプロは知っていて、聞けば教えてくれるでしょう。
甘い物が苦手なお坊さんの時
そんな方でも手を付けなかったお茶菓子はお布施として持ち帰られることが多いです。そのため、ケースに入れてもらえる練り切りや個装されている最中など基本的にはその場で食べなかったときに持ち帰りが出来るようなお菓子がおすすめです。
お盆によぶお坊さんにはどんなお茶菓子をだすべき
お坊さんにお出しするお茶菓子に決まりはありませんので、何を用意しても構いませんが、和菓子を用意する家庭が多いでしょう。お盆の時期は忙しく、何軒も回らないといけない場合はお茶菓子に手を付けずに帰られることもあります。その際、持ち帰ってもらいやすい個装タイプのお菓子を選ぶのがおすすめです。
お茶菓子の出し方はいくつかのパターンがある
まとめて菓子皿に入れて出す家庭や人数分のお菓子を一人一人お皿に出すパターンなどが考えられますが、各家庭や地域の習慣によっても違うと思います。
お盆のお坊さんにお茶菓子を出す時は後者の方法が無難です。菓子皿に和菓子を1つか2つ乗せてお茶と一緒にお出ししましょう。なお、その際、お茶菓子は懐紙に乗せて出すのがマナーとされています。
お盆にきてくれるお坊さんへのお茶菓子の出し方・タイミング
お坊さんに出すお茶菓子を用意した後は、どのタイミングでどんな風にお出ししたらいいのか迷いますよね。何度かお茶をお出しするタイミングはありますが、お茶菓子を添えるのは1度で構いません。
お坊さんにお茶をお出しするタイミングは多くて3回ある
お坊さんが家に着いてからお経を読み始める前まで、お経を読み終えた時、お説教が終わった後です。
この3回すべてでお茶菓子を添えなくても大丈夫です。
お茶菓子はお経の読み終わりのタイミングでお茶と一緒にお出しするのがおすすめ
お坊さんによってはお経を読み終わったらそのままの流れでお説教に入る方もいます。慌てる必要はありませんが、タイミングを見計らって出すようにしましょう。タイミングを逃したら無理しなくても大丈夫です。
また3回お茶出しをする可能性があるので、お湯や湯呑を多めに用意しておくなど事前準備をしておくとタイミングを逃しにくくなります。
お茶菓子は菓子皿、懐紙の上に乗せてお出しします。懐紙はお菓子を持ち帰るときに使えるものなので、用意しておくのをおすすめします。
お坊さんにお茶菓子を2回出すときには別の種類を
お坊さんにお茶を出すタイミングで毎回お茶菓子を添えるのが習慣になっている家庭や地域もあるでしょう。その場合は、お茶菓子は同じお菓子にならないように干菓子と最中など別の種類を用意しておくのがおすすめです。
また、お茶やお茶菓子はお坊さん以外にも他の親戚などにもお出ししますが、まずはお坊さんに最初にお出ししてください。お坊さんにお茶やお茶菓子を出した後にお客様にお出ししていきます。お坊さん以外のお客様に出すお茶菓子はお坊さんと同じものを用意しましょう。
お坊さんはその家に着いたらいきなり法事を開始するのではなく、身なりを整えたりすることが多いので、法事の会場となる部屋以外の場所にお通し出来ればベストです。部屋数に余裕が無ければ、出来るだけ他のお客様と距離が取れるようにするのが良いでしょう。
お坊さんやお客様が到着されたときにお茶をお出ししますが、この時はお茶菓子を出さずにお茶のみの家庭が多いようです。
お坊さんのお茶菓子に迷ったときには
初めての法事の場合はお茶出しのタイミングを勉強しておいても実際になるとそのタイミングがつかめない事があります。宗派やお坊さんによってもやり方が違うので正解のタイミングがありません。
お坊さんに直接確認するのが一番
家に着いた後のお茶出しは必ず行います。最初にお茶出しをした時に、「お勤め終わり以外にもお茶が必要か?」ということを聞いてみましょう。合わせて冷たい麦茶か温かいお茶が良いか、はたまたコーヒーや紅茶が良いかなどの好みも聞いてみるのがおすすめです。
お茶出しのタイミングなんてお坊さんに聞きにくいという方もいると思いますが、配慮するためにお坊さんの好みを聞くのだと思えば聞きやすいのではないでしょうか。
飲み物がコーヒーや紅茶の場合は、和菓子より洋菓子の焼き菓子などのほうが相性が良いと思いますので、最初の時はお坊さんの好みに対応できるように飲み物やお茶菓子のバリエーションを用意しておいても良いかもしれません。