タクシーに車椅子で乗る時トランクに入る?タクシーの種類と注意
2018.12.1
車椅子でタクシーを利用する時、トランクに入るかどうか心配になりますよね。最近の車椅子はタクシーのトランクに入るタイプのものも多いようです。
車椅子でタクシーを利用する時は、どんなことに気をつけて利用すると良いのでしょうか。
そこで今回は、車椅子でタクシーを利用することと、タクシーの種類についてお伝えします。
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この記事の目次
車椅子でタクシーを利用・トランクに入らないときにしてもらった心遣い
車椅子利用者が受けた、タクシードライバーの心遣いにこんなことがあります。
家族の4人のうち車椅子利用者が2人いました。
そこで1台のタクシーに乗ろうとした時に、車椅子がトランクに2台入りきらなかったのです。
どうすれば困っていたところ、タクシードライバーが紐でトランクと本体をくくりつけトランクが開かないような方法をとってくれたのです。
こんな時はタクシー2台使う方法もありますが、そうしなくても良いようにドライバーが対応してくれた、その心遣いがとても嬉しいですよね。
車椅子でも物によってトランクに入るもの、入らないものがあるそうなので、予約時や乗る前に事前に確認しておくと安心です。
車椅子がトランクに入るか不安な時は福祉タクシーを利用する方法も
タクシーを利用する時に車椅子がトランクに入るか、また何台だったら入るのか心配ですよね。
事前にタクシー会社に問い合わせする
タクシー会社は数多くあり、その会社ごとに車の種類やサービス内容が異なりますので、車椅子でも乗りやすいタクシー会社を把握しておくと便利ですね。
会社が車椅子に優しくてもドライバーの人柄は様々ですので、時には思い通りにいかなく悲しい思いをすることもあるでしょう。
不安な時は福祉・介護タクシーの利用を視野に入れてみてくださいね。
その響きの通り福祉・介護なだけに料金が安いのかと思う人がいらっしゃいますが、車の様々な機能や設置品、車椅子の危険性最大限に考慮したしくみや対応になりますので逆に少し割高になってしまいます。
また、これらのタクシーは予約が必要になりますので当日急な予約は難しいのが現状としてあります。
しかし、手厚く対応していただき不便なくタクシーを利用できるのはとても気持ちが良いものですよね。
タクシーのトランクに車椅子が入らない場合を考慮して紐を持参しよう
車椅子生活の人が常時持ち歩くと便利なものは「紐」です。
自転車の荷台に荷物を括るような紐で構いませんので持っておくとタクシーにも乗りやすいですよ。
車椅子の大きさや形によって普通車のトランクには入らないことがある
そんな時に紐を持参すればトランクと車本体を紐で固定すればトランクが締まりきらなくても安心だということになります。
現代のタクシードライバーは親切な人は多くなってきましたが、かつては車椅子の種類も現代ほど豊富ではなかったため、トランクに入り切らない車椅子には冷たい態度をとられることが多くありました。
車椅子利用者がだいぶタクシーに気兼ねなく乗りやすくなったとはいえ、必ずしもそうではない場合もありますので必須アイテムの紐を常に持ち歩いていると、いざという時に便利でしょう。
車椅子でも利用しやすい色々なタクシーについて
車椅子に利用しやすいタクシーを紹介します。
UDタクシー(ユニバーサルデザインタクシー)
ワゴンタイプのタクシーでスロープやステップがついているため、車椅子や足腰が悪いお年寄りに便利なタクシーですが介護資格者がドライバーとして業務しているわけではありません。
ヘルパータクシー
ヘルパータクシーは必ず訪問介護2級以上の資格所有者がドライバーですので、車椅子の人にとっても安心です。
2種免許は持っていません。
介護タクシー
介護タクシーのドライバーは送迎に限らず自宅まで訪れベットから車椅子へそこから車へ、そして送迎へと手助けまでしてくれます。
2種免許と訪問介護の資格を持っています。
このようにあなたの状態にあわせてタクシーを選ぶことができます。
どれもバリアフリー対策がとられていますし車椅子がトランクに入るかという心配もなく安心して乗ることができますよね。
車椅子を購入する時は
現代の車椅子はとても種類が豊富です。
あなたの体の状態や環境状態に合った車椅子を選べます。
- あなたの体はどの程度介助が必要か
- 車椅子の主な利用場所またその場所の状況
- 車椅子と併用して必要な福祉用具はあるのか
- あなたは体の状況(自力で立ち座りできるか)
- 車椅子の操作は自力で可能か
このようなあなた自身の体の状態や環境に合わせ、また介護する人が使いやすいかどうかなど含め、大きさ、高さ、機能、タイプなどが別れていますので昔に比べ非常に扱いやすい車椅子へと進化しています。
車椅子でもタクシーに乗りやすくなったのはこのためでもありますね。
購入する際は専属の医師やヘルパー、家族と必ず話し合いあなたにベストな車椅子を選んでくださいね。
車椅子利用者にとって、生活しやすい環境を
介護タクシーに比べ料金が安い、道端でつかまりやすい、予約しやすい普通タクシーに乗れるものなら乗りたいが冷たい対応をされないか、トランクに車椅子はつめるか、何かあった時にドライバーが手を差し伸べてくれるかなど、車椅子でタクシーを利用することに心配事はつきませんよね。
しかし、タクシーのトランクに車椅子が入り切らない場合の必須アイテムの紐を必ず持ち歩き、乗る前に車椅子でも可能か確認することで、ドライバーも快く引き受けてくれる可能性が高まります。
車椅子が普通タクシーを利用してはいけないという決まりはございません。
あとはタクシードライバーの問題です。
こればかりは運です。
あなたがタクシーを利用する時には、どうか心優しいドライバーにあたりますように願っています。
そしてもっと車椅子利用者にとって優しい環境になりますように。