49日法要の引き出物は消え物やカタログギフトがおすすめ!
2018.7.31
忌中の最後の日でもある49日法要はとても重要な儀式です。
49日法要にはマナーがあり、参列して頂いた方々には引き出物を渡さなければなりませんが、どんなものが喜ばれるのか悩むものです。
49日法要の引き出物におすすめしたいもの、引き出物の相場について調べてみました。
最近は持ち運びに困らないカタログギフトも人気です。
スポンサーリンク
こんな記事もよく読まれています
-
靴を試着する際に素足はNG!靴下を持参しないと合わないことも
靴を試着する時、素足で履くなんてことしてませんか?ついつい面倒だからといって靴下を履かずに、素足のま...
-
中央線が黄色の場合は追い越し禁止!交通ルールを守って安全運転
自動車の運転免許証をお持ちの方であれば、自動車教習所で習ったことだと思いますが、道路にはセンターライ...
-
住民票を移動しなければならない理由とは?デメリットをご紹介!
引越しをすると必ず、住民票を新しい住所に移動しなければならないと言う理由がありますが、もししなければ...
スポンサーリンク
この記事の目次
49日法要の引き出物、おすすめは?避けたほうがいいものは?
法要の際に用意する「引き出物」とは
法要に参列いただいたことと「お供えへのお礼」になります。
法要の引き出物で良く選ばれるのは「消えもの」とよばれる、食品や消耗品です。
「不祝儀がいつまでも残らないように」との意味が込められています。
食品ですと、お茶やコーヒー、紅茶、和菓子や洋菓子、乾物や乾麺などが一般的です。
相手の嗜好をご存知でしたら、好みの品が喜ばれるでしょう。
有名店や有名ブランドの詰め合わせは人気のセットです。
また、乾物や乾麺は日持ちするので重宝されます。
素麺やそばやうどんなどの乾麺は保存がききますし、どなたにも喜ばれるでしょう。
しかし、干ししいたけなどは人によっては使わないという方もいらっしゃいますので、贈る相手の好みを考慮した方がよさそうです。
上記の他に洗剤や石鹸などの日用品も人気があります。
毎日の生活に欠かせないものですので、どなたにも喜ばれるでしょう。
消耗品ではありませんが、タオルやハンカチなども選ばれることが多いです。
相手の好みがわからない場合はシンプルなものを選ぶのがよいでしょう。
引き出物に向かないのは、昔から弔事にはタブーとされている肉や魚です。
お祝い事につかわれる昆布や酒も不向きといえます。
49日法要の引き出物には消え物がおすすめ
法事の引き出物は不祝儀に対するお返し
後に残らない「消えもの」がおすすめです。
「消えもの」の代表は上記にもあげたようなお茶や菓子、乾物などの食品や、洗剤や石鹸、入浴剤などの日用品などです。
最近ではカタログギフトも人気です。
供物はお職場などの方から頂く場合、連名の時も多いかと思います。
そんなときの引き出物は少し注意が必要です。
連名で頂いているので、まとめて1つのお品でお渡しすることはマナー違反ではありません。
しかし、たいていの場合は引き出物を皆さんで分けることになると思います。
その際に分けやすいような品物を選びましょう。
個包装のお菓子やお茶・コーヒーなどが一般的です。
もし、連名で頂いた供物の各人の負担額が、個人で頂く場合と変わらない額であるときは、一人一人に引き出物をお渡ししましょう。
同じ職場などで直接顔を合わせる方でしたら、手渡しでお渡しするのがよいでしょう。
直接お会いするのが難しい方にはご自宅へ送っても問題ありません。
住所がわかれば個々人の自宅宛に送ってもよいですし、住所がわからなければ代表者の方へまとめてお届けしても良いでしょう。
49日法要の引き出物でおすすめなのは持ち運びに困らないカタログギフト
引き出物を選ぶ時に、贈り相手の好みがわからないと悩んでしまいますよね?
そんな時、おすすめなのはカタログギフトです。
結婚式の引き出物に使われる事の多いカタログギフトですが、お好きなものを選んでいただけるので法事でも使われるようになってきました。
贈り相手が商品を選ぶことが出来ますので、好みではないものをお渡しして迷惑をかけてしまうような事態を避けることが出来ます。
また、油や調味料、洗剤などは日常的に良く使うものですので頂いた方の迷惑なることは少ない商品ですが、持ち運ぶとなると大きさ的にも、重さ的にも結構大変です。
参列者の多くが自家用車で来られているのなら問題ないでしょうが、公共交通機関を使われている方やご年配の方もいらっしゃいます。
持ち帰りが大変になる品はお渡ししない方が親切です。
そういう観点からも、カタログギフトは最適と言えるでしょう。
冊子程度の大きさと重さですので、そこまで負担にならないでしょうし、送り相手のお好きな商品をお選び頂けます。
また、カタログギフトは500円刻みで用意されていることが多く、半返しにも使いやすくなっています。
49日法要に必要な費用、引き出物の相場は?
49日法要にかかる費用
- ご僧侶へのお布施やお車代
- 引き出物代
- 会食費
- 会場の使用料
ご僧侶へのお布施は、葬儀の時の1割程度が一般的です。3~5万円程度が相場となります。
また、お車代の相場は5千円~1万円程度です。いわゆる交通費になります。
他にもご僧侶が会食を辞退された場合には、御膳料として5千円~1万円程度お渡しします。
納骨式なども一緒に行う場合には、その分のお布施もあわせてお渡しします。
引き出物と会食は出席される人数による
引き出物は1人あたり3千円~5千円程度の品を用意するのが一般的です。
会食費は1人あたり3千円~1万円程度が目安ですが、頼む料理によって金額が変わります。
会場の使用料は自宅以外で法要を行う際に発生します。
場所によって金額が異なりますので、事前に確認されるのがよいでしょう。
安く利用しやすい会場は予約が集中していますこともあります。
早めの連絡がよろしいでしょう。
49日法要の引き出物はお寺にも必要?引き出物を渡すタイミングは?
法要の引き出物は、宗派や地域によっても異なる
ご僧侶分も用意するのが一般的です。ご僧侶に引き出物を用意しない場合は、お布施を多めにお渡しするようにしましょう。
ご僧侶へは法要の前もしくは後に、お布施と一緒にお渡しします。また、参列者には基本的に全員にお渡しします。
引き出物は、ご夫婦には夫婦で一つ用意するのが一般的です。
ご家族の場合は、ご家族に一つ用意しますが、個々にお供え(「御仏前」や「お供物料」など)を頂いた場合には、それぞれに引き出物をお渡しします。
お渡しするタイミングは、会食が終わった時や、法要の帰り際にお渡しするケースが多いです。
お供え物を分ける場合には、手提げ袋などを用意するか、引き出物の袋を大きめに用意するなどして、お帰りの際に不便の無いように準備しましょう。