失業保険の延長解除や受給手続きをする際のポイントをご紹介
2018.4.14
失業保険をもらう時に、いろいろな手続きをふんでから受給できることになりますが、妊娠・出産や病気などで、失業保険の延長や解除をする際の手続きはどう行うものなのでしょうか?
今回ここでは、失業保険の延長解除をし受給する時の手続き方法についてなどのお悩みや疑問について調べまとめてみました。
失業保険の延長解除や受給手続を行った方の、実体験も併せてご紹介します。
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この記事の目次
失業保険の延長解除をし受給する時の手続き方法について
失業保険の延長解除をし受給する時の手続き方法には2通りの方法があるのをご存知でしょうか?
今回はその方法についてご紹介してきます。
失業手当の給付を延長する個別延長給付とは?
個別延長給付とは、失業手当の給付期間が延長される仕組みで、失業保険でもらえる給付金が増えます。
限定されている失業保険の受給期間を延長する受給期間延長とは?
病気・怪我・妊娠などの理由で働けない期間が発生した場合に、受給できる期間を延長することを言いもらえるお金は増えません。
受給期間を延長している際、失業保険を受け取る時には、延長を解除する手続きが必要になります。
その際に必要となる書類について
- 離職票1・2
- 雇用保険被保険者証
- 受給延長通知書
- 本人確認書類
- 写真2枚
- 印鑑
- 銀行口座の確認ができる通帳など
- 妊娠・出産が理由の時には母子手帳
- 配偶者の海外転勤が理由の場合はパスポート・辞令など
延長理由によっては必要な書類があるケースもありますので、ハローワークへ行く前に確認するようにしてください。
失業保険の延長ができる理由と延長解除をし受給する時の方法
失業保険の延長ができる理由は、すぐに仕事に就くことができない状況のことを言います。その延長期間は、30日から最大3年延長することができるそうです。
その主な理由とは?
- 病気やケガによる身体的なこと
- 妊娠・出産・育児(3歳未満)
- 親族等の介護
- 配偶者の海外勤務による同行
- 青年海外協力隊など公的機関が行うボランティア活動
これらに当てはまる場合、雇用保険の受給手続きの延長を行わなければなりません。
上記の理由のものが全て解消され、働けるようになれば延長解除をし受給手続きとなります。
その際には必要書類を事前にハローワークに確認し持参するようにしてください。
病気やケガによる身体的なことで受給を延長されていた方は、病院の領収書や退院証明書等も必要になるので、忘れずに用意をしましょう。
失業保険の延長解除受給手続きをされた実体験をご紹介
失業保険の延長をする理由に、妊娠・出産・育児が理由のワーキングママも今の時代多いのが現状で延長手続きをされる方も多いかと思います。
ハローワークに行く時には、混雑が予想されなかなか子供を連れて長時間待つのは、本当に大変ですよね。
そんな時に私はこのような方法で乗り切りましたので、是非参考にしていただければと思います。
その流れについてご紹介します。
- ハローワークに行く際に事前に空いている曜日や時間帯を電話で教えてもらう。
- 時間短縮の為、必要になる書類は事前に書いて置く。
- 写真も切っておく
- 説明会は2時間かかるので、預け先を事前に決めておく
(子連れの参加は正直厳しい・・・) - 延長解除の届に子供の預け先を記入しなければならないので、事前に決めておく
(実家に預ける場合は母親の名前などでもOK)
これが終わると今度は、失業保険の決められた認定日に行かなければなりませんので、長い待ち時間が予想されます。なのであらかじめ子供の預け先を決めておくようにしましょう。
失業保険延長解除で扶養に入れない場合があるって、どんな人が対象なの?
失業保険を受給延長する人は、基本仕事に就くことができない為、無収入となります。例としてあげるのであれば、妊娠・出産・子育て中の方は旦那さんの扶養に入ることができます。
失業保険延長をする場合には、収入が103万円以下であることなどが条件となり、これ以上収入がある場合には、扶養対象外となることもありますので注意が必要です。
ハローワークでは103万円以下の人は、受け取れる基本日額3600円前後となります。
この基本日額以上であれば、被扶養者として認めらませんので、自分で国民健康保険・国民年金への加入手続きが必要になってしまいます。
なのでハローワークで手続きをした際に、ご自身の基本日額がどれくらいなのかを事前に確認しておく必要があります。
失業保険を受給する時には、説明会には必ず出席しよう
失業保険を実際に受給することになった場合には、初回に『説明会』と言うものがあり、必ず出席をしなければなりません。
これに出席をしないと雇用保険を受け取ることができないので注意しましょう。
説明会の後は、失業認定として認められ、4週間に1度はハローワークに行くことになり。その際にハローワークより指定されている、2~3回の求職活動を行わなければならない決まりになっています。失業認定日にはこの求職活動を行ったかどうかの確認を経て、雇用保険が給付されるという仕組みになっています。
この求職活動は、初回の説明会やハローワークで求人検索や相談、実際に面接に行くなどもみなされますので、雇用保険を受給する為には必要な活動となりますので、忘れずに行うことが重要なポイントになります。
失業保険を受給するためには、さまざまな手続き方法がありますので、きちんと段取りよく準備や活動を行うようにしましょう。