タンパク質とアミノ酸とペプチドの違いや特徴を理解しよう
2019.3.30
サプリメントの成分によく書かれているタンパク質、アミノ酸、ペプチド。どれも体に良いと言われていますが、それぞれの違いについては詳しく知らない人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、タンパク質、ペプチド、アミノ酸の違いや特徴について詳しく説明します。実はタンパク質とペプチドはアミノ酸からできています。その構造についても理解しましょう。
また、タンパク質とペプチドの種類についても説明します。体内の吸収率などについても理解しましょう。
スポンサーリンク
こんな記事もよく読まれています
-
うなじが毛深いとショートヘアはできない?毛深いうなじ対処方法
ショートヘアはうなじが毛深いと気になる!自分で見えない場所だから、なおさら気になるうなじ部分。 ...
-
バイアステープの縫い方のコツ!基本とカーブや角の上手な縫い方
バイアステープを縫う時には、縫い目がバイアステープから落ちてしまったり、シワがよってしまったり、初心...
スポンサーリンク
この記事の目次
タンパク質とペプチドはアミノ酸からできています
中年である年齢にさしかかると健康や体型など悩みが多くなりますよね。
少しでも改善しようとサプリメントを摂取を考えていても、タンパク質、アミノ酸、ペプチドというワードが書いてある物が多く、どれが何に効果があるのかと疑問に思いませんか。
サプリメントのパッケージに記載されていることもあり、日頃からサプリメントを摂取している人でも「健康に良いものなんだろうな」程度で明確な知識がない人も多いはずです。
サプリメントを摂取するにあたりこの部分を明確しておくと、サプリメントも選びやすく、また摂取しやすくなるのではないでしょか。
アミノ酸は、タンパク質とペプチドと繋がりがあります。
タンパク質
アミノ酸が50個以上結合したものがタンパク質という
ペプチド
アミノ酸が50個以下のものをいう
アミノ酸の個数により言い方が異なります。
タンパク質、アミノ酸、ペプチドのそれぞれの特徴
タンパク質
普段よく食べる食品から補給することができます。
魚、肉、大豆など。
なので、アミノ酸やペプチドに比べ簡単に摂取しやすいですがアレルギー物質でもあることと、消化されて吸収されるので、他に比べ良くない点もあります。
アミノ酸
アミノ酸は自然界で500種類以上存在し、そのうち人間が必要とするものは20種類です。
その20種類はアミノ酸が50個以上結合されたものなのでタンパク質を構成していることになります。
人間は摂取したものを消化をしなければならないものが多いですがその必要性はなく吸収されやすいのが特徴です。
だからといって過剰摂取に体の不調などを引き起こすこともあります。
適切な量を摂取することが望ましいです。
ペプチド
ペプチドはペプチドの中にも様々な種類がありますが、ペプチド自体はホルモンバランスや抗酸化物質の働きに効果があります。
タンパク質に比べ吸収されやすい特徴がありますがその分値段も高くなります。
アミノ酸にはいろいろな効果があります
サプリメントや食品のパッケージに「アミノ酸」と表示されているものがありますが、果たしてどんな効果があるのか、明確ではない人が多いのではないでしょうか。
タンパク質とペプチドはアミノ酸の数の違いでそれぞれ言い方が異なります。
どちらも元はアミノ酸から出来ているので同じ成分が含まれていることになります。
アミノ酸は500種類以上ありますが、人間の体は20種類のアミノ酸が結合したタンパク質でつくられています。
栄養ドリンクやスポーツドリンクにアミノ酸と表示されているのは、筋肉となるタンパク質は運動に欠かせない成分だからです。
また、食品に含まれているものは旨味調味料的な役割を果たし、その他美容品などにもおおく使用されております。
アミノ酸は薬ではないため、摂取量の決まりはありませんが、バランス良い食事を3食とっていることで補えるものです。
なので生活習慣や食事面で偏っていると必然的にアミノ酸が不足していると考えられます。
そのような時は生活習慣や食事バランスの改善やサプリメントの摂取でバランスを整えてくださいね。
アミノ酸は健康や美容に効果があるものと言えます。
ペプチドの種類について
ペプチドはアミノ酸と結合されたものですが、いくつもの種類があります。
そして、その種類によっても働きが異なります。
例えば…
- 魚由来のペプチド
血圧のバランスを整える - 大豆由来のペプチド
肌の改善などに効果がある。
大豆製品は女性の美容品にも使用されているものがあります。 - 牛乳由来のペプチド
筋肉の働きを助けたり、疲労回復の効果があります。
ペプチドは基本的に「ペプチド」と大きくまとめられてしまいますが、由来となる原材料の違いで働きや効果も異なります。
自分の体には今何の要素が必要かを知ることでどんなペプチドを活用すれば良いのか検討がつきそうですね。
動物性タンパク質と植物性タンパク質の違い
タンパク質の種類と違い
動物性タンパク質
動物から摂取できるもの→肉、卵、乳製品、魚介類
植物性タンパク質
植物から摂取できるもの→小麦、米、大豆、果物、野菜
タンパク質は動物性と植物性の2種があり、植物性タンパク質は動物性タンパク質に比べ筋タンパク質の成分が不足しています。
そのため、2種類のタンパク質を組み合わせてバランスよく摂取することをオススメします。
食事の栄養面に注意して摂取している人でも、この2種のタンパク質の違いを理解していない人も多いです。
タンパク質を小まめに摂取していてもどちらかのタンパク質に偏ってしまうと栄養も偏ってしまうことになります。
この機会にアミノ酸の種類を調べてみるのも良いですね。
タンパク質不足は肌質、髪質、体力(筋肉量)の変化や、集中力低下につながります。
バランスの良い食事でアミノ酸、タンパク質、ペプチドを適度に摂ることは健康や美容にとても大切なこ要素であることがわかります。