日本の平野や盆地の覚え方とは?関連付けると忘れにくい
2019.4.1
日本の平野や盆地を覚えるときにはどんなコツが必要なのでしょうか?丸暗記をすればいいのでは?と思ってしまいますが、名前で覚えてしまうと忘れやすく他の質問で出されたときに答えることが難しくなってしまいます。
平野や盆地の覚えるときには、このような方法で関連付けてみましょう。
なかなかイメージができないときには立体的に見るとわかりやすいですよ。
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この記事の目次
日本の平野の特徴とは
日本の国土のほとんどが山地
私たちが住む、この日本列島は海に囲まれた長細い島国です。
温暖な気候で自然も多く、暮らしやすいこの日本という国に愛着を感じている人も多いでしょう。
自分の国でありながら、勉強で地名や川の名前などを覚えさせられると自発的でないためか、なかなか覚えられないという人もいるのではないでしょうか。
特に、地理の勉強では、日本に関することで覚えなくてはいけないことが山積みです。
日本は、そもそも国土の75%にあたる大部分が山地で成り立っています。
日本地図を見てみると、日本各地に様々な山脈が走っていることが確認出来ますよね。
傾斜も急なところが多く、海の近くまで山が迫っている地域も少なくありません。
山地以外の残り25%の国土は、平野になっています。
特に、日本の平野は川が運んで来た土や砂が堆積して出来ている物がほとんどです。
そのため、日本各地に平野は点在するものの、その面積は広くはありません。
日本にある平野は、ほとんどが河口近くや川沿いにあり、平野には開発が進められ、観光地になっているところも多いという特徴があります。
また、平野の周りには、山にぐるりと周りを囲まれた盆地や、平野よりやや地形が高い位置にある台地もあります。
特徴で覚えましょう!日本の盆地
日本の盆地の特徴とは
日本の地理を勉強する時、地名の他にも、日本の特徴である平野や盆地の名前を覚える必要もありますよね。
名称や特徴など覚えることが多すぎて、頭に入ってこないということもあるかもしれません。
日本は、地域によって気候も特色も違うので、例えば日本の盆地を覚える時には、その地域の特徴を併せて覚えることがポイントです。
日本にある盆地で有名なのは、京都です。
盆地とは、山に囲まれて、ちょうどお盆のようにくぼんでいる地形のことです。
京都盆地は、3方向を山に囲まれた地形になっています。
囲まれた部分の真ん中が凹んだ地形なので、夏は山で涼しい風が遮られ、冬は冷えた空気が凹部分に溜まり、逃げにくいため、”夏は暑くて、冬は寒い”ということが盆地の特徴として有名です。
このような盆地の地形を利用して、日本にある盆地では農業や工業が発達しています。
例えば、山形盆地では”さくらんぼ”の生産が盛んですし、諏訪盆地では製糸業が衰退してからは、現在は電気機械工業が行われています。
ただ名称を覚えるのではなく、特色などもセットにして覚えることがおすすめです。
日本の平野や盆地の覚え方
地図に書き込むよりも、地図を自分で書いてみる方法
日本の地理を覚えることは、テストで良い点を取るためだけではなく、自分の生まれ育った日本をより深く知るというという意味では大切な役割があります。
多い情報量を頭にしっかりと覚えさせるためには、都道府県の位置をしっかり覚えることは基本ですが、地域の名前や特徴を関連付けて覚えることが近道です。
日本の平野や盆地の名称を問うテスト問題は多いです。
地理の勉強をする時、日本地図は必須の勉強道具ですが、地図に書き込んだり、ノートに書き写すよりも、自分で真っ白な紙に日本地図を描いて地形を覚え、そこに平野や盆地、さらに地域の特徴などをわかりやすく色分けして書き込んでいく方法がおすすめです。
日本には、47都道府県もあり、さらに平野や盆地まで覚えるのは大変時間がかかります。
地図帳を見て覚えられる人もいるかもしれませんが、情報量が多すぎて頭にさっぱり入ってこないという人の方が多いのではないでしょうか。
自分が住む地域だったり、旅行したことがある地域など馴染みのある地域だったら頭に入ってきやすいもの。
先に、覚えやすい地域から始めていくという方法もおすすめです。
平野や盆地がわかりやすいのは3D
立体地図は地形の成り立ちを覚えやすい
有名な平野や盆地に実際に旅行などで訪れて、地面に立っていても「盆地(平野)にいるんだ」と実感することはほとんどありません。
盆地とは、周囲を山に囲まれて凹んだ地形のことですが、盆地を感じられるのは、高いところから見渡した時です。
これと同じ原理で、普通の地図で平野や盆地を見ても分かりにくいということもあります。
おすすめなのは3Dで見られる地図です。
日本の地形を立体で見られるため、なぜその地形になったのかという原理まで見えてくることもあります。
日本の平野や盆地を覚えられなかったり、平野と盆地の違いがいまいちわからないという人は、3Dの立体地図がおすすめです。
テストに出やすい平野や盆地
日本の太平洋側か日本海側かによって平野の特徴が違う
川から運ばれた土砂によって形成された日本の平野は、地域によって発達している産業も様々です。
平野では、山地と違い、作物を育てやすいので、農業が盛んという特徴があります。
そして、日本列島は、太平洋と日本海という海に囲まれている島国ですが、海の違いによっても作物に違いがあります。
日本の平野の中でも、太平洋側にある平野では畑作が多い傾向がありますが、日本海側にある平野では稲作が多いという特徴があります。
太平洋側にある平野では、北海道の石狩平野や、東北の秋田平野、庄内平野、越後平野などがあり、これらの平野ではおもに米を主力とする畑作が有名です。
また日本海側にある平野では、北海道の十勝平野をはじめ、関東平野や九州の宮崎平野などがあり、それぞれ野菜を主力とする畑作が盛んです。
また、青森県の津軽平野は、りんごをメインとする果物の栽培が有名ですよね。
平野と特徴を紐付けて覚えて、平野名が出たら特徴まで出せるようにしましょう。