アナベル(アジサイ)の挿し木の方法と時期について詳しく解説
2018.11.26
アナベルはアジサイよりも剪定が簡単で、栽培しやすい花です。
挿し木をして増やすことが出来ますので、やってみましょう。
挿し木の時期と方法を紹介します。
ここでは挿し木の細かい手順や方法、挿し木にした後の栽培の方法を詳しくご紹介!
また水やりや栽培環境についても解説します。
アナベルのドライフラワーも最近よくみかけますね。作り方はとても簡単です。
お部屋のインテリアにいかがでしょうか。
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この記事の目次
アナベルを増やそう!挿し木の方法や時期について
アジサイは日本のアジサイをもとに各国で品種改良され、様々なアジサイが作られています。
アナベルはこの系統とは異なるアジサイであり、北アメリカが原産のアジサイの仲間のお花です。
アナベルは別名『アメリカノリキリ』と呼ばれ、1~1.5mほどの落葉低木の仲間です。
花芽は春につくため挿し木を行った場合、挿し木をした次の年の春に花芽が付きます。
剪定は秋から春の芽吹きまでに行うものです。
初心者でも育てやすいお花で、大きな白やピンクのお花がたくさん咲いている様子は見ごたえがあります。
ではそんな美しいアナベルを挿し木してみましょう。
挿し木とは株の一部を切り取り、発根させて増やす方法のことです。
こうした方法を取ることでアナベルを増やすことができます。
では早速挑戦してみましょう。
アナベルの挿し木。まずは挿し穂を作る
まずは挿し穂を作ります。
- 花は切り取り、葉が茎についた状態で茎を10cmほどに切り取ります。
- 葉っぱは付け根から3分の1だけ残すように切り取りましょう。
- 出来た挿し穂を水につけしっかり1時間ほど水揚げさせます。
※切り口がきれいな方が根付きやすいため、よく切れるカッターなどを使用して行いましょう。
ケガにはご注意ください。
挿し穂が出来たら挿し木を行いましょう。
挿し木の手順を下記で紹介していきます。
アナベルの挿し木の方法や手順を詳しくみてみましょう
挿し穂が出来たら今度は挿し木を行います。
手順は以下のとおりです。
アナベルの挿し木の手順
- 挿し木用となる鉢と土を用意します。
- 鉢に入れた土にはジョウロでたっぷりと水を含ませておきましょう。
- わりばしなどで植え穴をつけます。
※挿し穂を直に穴に押し込むと切り口が傷んでしまいますので必ずこの方法で行いましょう。 - 挿し穂をそっと土の穴に入れ、土をかけます。
- ジョウロで優しく鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水をかけます。
- 半日陰の風通しが良い場所に置き、毎日水やりを行ってください。
1ヶ月ほどで芽が出ると思います。
アナベルの挿し木の後の大事な栽培の方法を紹介します
挿し木を行った後はしっかりとしたケアが必要になります。
まず1ヶ月ほどで芽が出た後は、夏の暑さに負けないように半日陰の場所での水やりを続けましょう。
しっかりと芽が伸びてきたら少し日向の場所へと移動させます。
秋になり日差しが和らいできた頃になると、いよいよ植え替えの時期です。
さあどこに植えようかというときは、一箇所に植えて失敗してしまっては悲しいです。
そのため何箇所かにわけて植え替えを行いましょう。
植え替えが済んだら秋から春までしっかり管理を行っていきましょう。
晩秋になると葉の色が黄色くなりいつの間にかすべての葉が落葉します。
庭に植えたりした場合はどれがアナベルの茎なのかわからなくなることもありますので、落葉前、植替えのときなどに影響がないようにラベリングをしておくことも必要かと思います。
春を迎える頃には新芽が芽吹くはずです。
アナベルが沢山咲いたらドライフラワーにしよう!大事なのは剪定時期
春になり挿し木を行ったアナベルが大きな花を咲かせたらそのまま枯れてしまう前にドライフラワーにするのはいかがでしょうか。
生花のアナベルも美しいですがドライフラワーになったアジサイは色が退化していき、独特の色合いを持つ一輪でも様になるアイテムへと変化します。
幸いアナベルはドライフラワーに向いているアジサイです。
もしこの綺麗なアナベルを残したいとお考えでしたら、ご自分で作ってみるのもおすすめです。
アナベルのドライフラワー作りの下準備
ドライフラワー作りは下準備が重要です。
アナベルは、花が終わった後から冬まで剪定の時期が自由です。
アナベルの花芽は4月以降にできるので一番遅くて2月~3月までに剪定を行っておけば大丈夫です。
剪定を行ったアナベルはしっかりと吸水を行いましょう。
花の頭までしっかりと水を吸い上げたアナベルはそうでないものよりも、ドライフラワーの仕上がりが段違いなのです。
美しいドライフラワーに仕上げるためにしっかりと吸水の下準備を行いましょう。
さらに美しく仕上げるには吸水後の新鮮なアナベルのうちにドライフラワー作りの作業に入ることが肝心です。
紫陽花のドライフラワーの作り方はとっても簡単で可愛い!
下準備をしっかりと行えば美しく可愛らしいドライフラワーを作ることが出来ます。
早速作り方を見ていきましょう。
アナベルのドライフラワーの作り方
必要なものは花を吊るしておく際の紐くらいです。
アナベルが新鮮なうちに頭を下にしてぶら下げておけば、一週間程度で自然乾燥が進みドライフラワーへと変化していきます。
ポイントとしては完全に乾燥させることです。
アナベルが完全なドライフラワーになるとカサカサとした触り心地になります。
ぶら下げるときには落ちてしまわないようしっかりと紐でくくりつけます。
アナベルの頭だけをぶら下げたいときには、房が枝分かれしている部分に引っ掛けると簡単です。
アナベルはぶら下げたままでもインテリアとして素敵な素材になってくれますので、紐の素材などにもこだわってみてはいかがでしょうか?