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テニスのラケット破壊。協会やスポンサーへペナルティとその背景

2019.3.27

テニスの試合中、選手がラケット破壊する場面がありますね。
ラケットに当たるなんて…と思いますが、選手の立場で考えるとラケットを投げつけてしまうような精神状態で戦うこと、想像以上の極限状態なんじゃないかなって思います。

また、よく『ペナルティ』が課せられると聞きますが、これは大会を主催するテニス協会へのペナルティと、ラケットのスポンサー契約を交わしてしているスポンサーに対してのペナルティの2種類があります。

テニスの試合でラケットを破壊した時のペナルティについてと、ペナルティを犯してまでラケットを破壊してしまう選手の精神状態について考えてみました。

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テニスの試合でラケット破壊した時、ラケットの契約会社にペナルティを支払う

プロ野球の試合においては、ピッチャーが投げたボールの勢いによって、バットが折れてしまうことがありますが、テニスの場合は通常のプレーであれば、ラケット破損が起こることはまずありません。ですが、これが故意に選手がラケットを投げつけたり、コートに叩きつけたことによって生じたラケット破損の場合は、当該選手にはペナルティが課せられるというルールがあります。

いくら精神的に追い詰めたられた状態だったとしても、世界で戦うトッププロたる者が、観客の前で試合中に感情を露わにしてラケットを叩きつけ、それがラケット破損につながったとあれば、厳しく批判されるのは当然の結果だと言えるでしょう。

それだけでなく、選手がスポンサー契約を結んでいる企業に対して、多額の違約金を支払う必要が生じてしまうこともあります。選手にとって、プロテニスプレイヤーとしての活動を支えてくれるスポンサー企業の存在は絶対的なものであり、そのメーカーの商品であるラケット破損という重大な事態を引き起こしたのであれば、その代償がそれだけ高くつくことになるのは言うまでもありません。

テニスの試合中、ラケット破壊すると請求されるペナルティは大会ごとに違う

テニスの試合中にラケット破損することで、選手にはスポンサー企業への違約金支払いの義務が生じるだけではありません。

出場する大会によって金額は異なりますが、ラケット破損に関しては大会ごとにペナルティが設けられており、反則行為として明確に定められているのです。

テニスは紳士のスポーツと言われているように、試合中のテニスプレイヤーらしからぬ粗暴な振る舞いや、相手を挑発するような行為は、当然あってはならないものです。ペナルティが課せられることはわかっていたとしても、ラケット破損をしてしまう選手があとを絶たない背景には、トッププロテニスプレイヤーたちが、コート上でそれだけ精神的に追い詰められ、相手プレイヤーだけでなく、自分との戦いに挑んでいる証だとも言えるのではないでしょうか?

テニスの試合中、ラケット破壊以外にも違反行為によるペナルティがある

テニスの試合においては、試合中についイライラして、ラケットを投げつけたり、大声をあげたりする選手は珍しくはありません。ラケットをコートに叩きつけたことでラケット破損が生じた場合は、ラケットを交換する必要が出てきますので、当然試合を中断することになります。それを防ぐためにも、故意によるラケット破損に対しては、ペナルティが課せられるルールとなっているのです。

このように、ラケット破損以外にも、テニスの試合中の違反行為として、選手に対してペナルティが課せられることがあります。たとえば、大声を出して相手の集中力を見出す恐れがある場合や、試合の流れを断ち切るために、わざと試合進行を遅らせたりするような場面では、違反行為としてペナルティが課せられることが多いようです。

テニス以外でも、日本の卓球選手に対して、スマッシュが決まった時の雄叫びやガッツポーズに批判が集中したことがありましたが、この場合も同様に、やはり相手の集中力を欠いたり不用意に挑発することにつながるという理由から、審判サイドからも警告を受けざるを得なかったと言えるでしょう。

テニスはスポーツ。ラケット破壊は論外です。でも…

テニスの試合を行ううえで、ラケットはもっとも重要な道具であると言えます。この、テニスプレイヤーにとって一番大切にすべき道具であるラケット破損に関しては、審判はもとより観客からも、厳しい非難が巻き起こるのは言うまでもありません。

プロテニスプレイヤーとしてコートに立つ以上は、その言動に関しても細心の注意を払う必要があり、自分の振る舞いひとつで批判の対象となり得ること、それによって自分を支えてくれるファンをガッカリさせることになるということを、常に自覚していなければなりません。

ですが、そこはやはり、世界に名だたるトップテニスプレイヤーと言えども、ひとりの人間には違いありません。ギリギリの精神状態まで追い詰められると、感情を抑えきれずにラケットを叩きつけたくなる気持ちも、けっしてわからないわけではありませんよね。

それでも、そのようなラケット破損という違反行為を犯してしまった選手に対しては同情や哀れみではなく、いかなる場面でもプロとしての品格をそぐわぬような、強い精神力を身に着けてもらいたいと、願わずにはいられないものですね。

テニスラケット破壊してしまう選手の立場になって考えてみた

テニスのトッププロとしてコートに立つからには、体力や技術面と同様に求められるものがあります。それは、自分との戦いに勝つということです。

試合中、コートに立つ選手は、コーチらと会話をすることが禁止されています。思い通りのプレーができない時、流れが相手に行っていると感じてもどうにも流れを断ち切れない時に、迷いや不安を打ち明ける相手は、自分の中にしか存在しないのです。

プレッシャーに打ち勝ち、この厳しい戦いに勝つためには、常に冷静に判断する力と、強い精神力が必要となります。それと同時に、大会中は全ての試合において闘争心を持ち続けるということの大変さは、実際にその状況にない我々にとっては、計り知れないものがあります。

試合途中で精神的な面で崩れてしまうと、立て直しがきかずに格下相手にもあっさりと負けてしまうトップ選手は数多くいます。そう考えると、やはり技術面だけでなく、テニスの試合においては常に高いモチベーションをキープしつつ、相手と、そして自分との戦いに勝てる者だけが、本当の勝者だと言えるのでしょう。

 - スポーツやアートに関する疑問