バンドのギターの音作りのコツは?音作りが上手くなるには
2018.5.25
バンドのギターの音作りでは、どんなことに気をつけたらいいのでしょうか?
また、バンドのギターの音作りで音が聞こえないときの原因とはなにか?
そこで、バンドのギターの音作りのコツはや音作りが上手くなるための方法などについてまとめてみました。
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この記事の目次
バンドのギターの音作りのコツとは?
あくまで歌もののバンドほど、バンドの華はボーカリストなのです。
そのため、ギターは、ボーカルよりも目立たないように音作りすることが重要なのです。
では、目立たないような音作りとはどういったものなのでしょうか。
ギターの音作りは決して一人ではできません。
バンドのバランスを見て、ボーカル・ベース・ドラムの音域を再度確認しましょう。
ベースやドラムなどのリズム隊の音域は低く、ある程度限られています。
そのため、ボーカルと音がぶつかることがなくそれぞれの領域が守られています。
しかし、ギターやキーボーディストは音域が近いため音がかぶりやすいです。
音域がかぶっていることを意識して音作りをすることでだいぶ違ってくるでしょう。
バンドのギターの音作りで音が聞こえないのは?
なぜバンドギターの音が聞こえなくなる場合があるのでしょう。
ギターの音が埋もれて聞こえなくなる原因は、単に音量が小さいという要因だけでありません。
以下のような場合が考えられます。
バンドのギターの音が聞こえないのは、音がただ小さい。
まず、ただ単に音が小さくて埋もれてしまうというケースです。
生のバンド演奏はかなり音が大きくなります。
普段ヘッドフォンなどを聞きながら音源を聞いて練習している人こそ陥りやすい現象となっています。
CDなどの音源は必要のないものを削り洗礼されている音質なものが多いです。
なので生のバンド演奏となると、ノイズや楽器を演奏するときになる音、アンプからの返しなど音量にかなりの差が出てくるのです。
バンドのギターの音が聞こえないのは、プレイが単調である。
プレイが単調であったり平坦な音量だと、観客の耳に届きづらく、聞いてもらいづらいです。
ビブラートや音の強弱、音質の変化もないだけのギター演奏でしたら聞いているほうも楽しくないでしょう。
以上のことから、思い切って大きな音量にし、強弱や音質の変化のあるプレイを試みるべきであることがいえます。
バンドのギターの音作りは音のすみ分けが大事!
ギターの音作りは単体で考えるのではなく、全体の楽器の音域を考えて音作りすることが重要です。
バンドは各楽器の音域のすみ分けができ、よいバランスを保って演奏されているものほど良くなるでしょう。
ギターは広い音域が出せる為、上から下まで出してしまうと、他の楽器の持ち味まで奪ってしまうこともあります。
あまり低域ばかり鳴らしてしまうとベースとかぶることになってしますので、ベースは必然的にさらに低域を出さざるおえない状況となってしまうのです。
全体のバランスを見れるようになるにはしっかりバンド練習を重ねることが大事です。
よりよいバンドにするためには、個人で練習しても見えてこない部分が大きいので、音作りの日を設けて徹底的にやるべきでしょう。
バンドの音作りが上手くなるには
ここまでは音の音域に気をつけてしっかりすみ分けすべきであることを伝えてきました。ギターに限らず、他の楽器も同じ事が言えるでしょう。
ベースとボーカルの音域が重なることもありますが、その場合はベース側の音を控えるほうがいいかもしれません。
音域のすみ分けが重要であることを伝えてきましたが、最終的にはバンド演奏の一体感が一番重要です。
すみ分けだけでなく、音を合わせることも大事です。
ベースとドラムキックは音域がほぼ一緒です。
ならば、リズム間をぴったり合わせることで、迫力ある低音を生み出すことができます。
ギター2本で演奏する場合はすみ分けも重要ですが、あえて音を合わせてませることもあります。音を合わせることで厚みができ、綺麗なハーモニーを奏でることもできます。
ただ、厚みが出る分ボーカルとの音量調整も必須となってくるので、バンド練習を重ねて調整していきましょう。
ギターの音作りが改善するためのポイント
音作りがよりよいものになるポイントを2点お伝えします。
ギターの音作りを良いものにするには、全体のボリュームを下げる。
とりあえず音が大きいほうが迫力があると考えている人がいると思いますが、まずはバンド全体の音量を下げてみたほうがいいでしょう。
あまり音を上げすぎるとライブハウスの音量に慣れていない人にとってただのうるさい音に感じてしまいます。
音が割れたりと不快感を与える音となってしまうかもしれません。
ライブハウスならPAさんがそれなりに音の調整をしてくれることも可能ですので、一度考え方を改めてみてはどうでしょうか。
ギターの音作りを良いものするにはTREBLEのつまみを控える。
ギターソロを聞かせるために高音の伸びが大事ですが、むやみにTREBLE(高音)のつまみをあげるのは避けましょう。
あまり高音が強調させすぎると、キンキンとした音になりがちになってしまうので注意が必要です。
あくまでバランスのよい音作りを目指したほうがよいでしょう。