ファンクラブ枠で取ったチケットを払わないことのリスク
2019.2.22
ファンクラブ枠で取ったチケット。
ライブに行けないなら、チケット代を払わないだけでいいのでは?と思いがちです。
ファンクラブ枠で取ったチケットを、お金を払わないまま放置すれば、自動的にキャンセルされるだけなのでしょうか。何かリスクはないのでしょうか。
友達に頼まれてチケットを取ったのに、急に行けないからお金も払わないとい言われるトラブルは多いようです。ご注意を。
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この記事の目次
ファンクラブ枠で取ったチケット、お金を払わないまま放置すれば自動的にキャンセルにはなる
せっかくライブのチケットが取れたとしても、急に行けなくなることもありますよね。一般発売で取ったチケットならまだしも、ファンクラブ枠で取れたにも関わらず、どうしても行けなくなってしまったら、その後チケットはどうなってしまうのでしょうか?
チケット購入前にキャンセル時の条件をよく確認しておくこと
チケットがまだ手元にない状態で、チケット代金は後日支払うことになっている場合は、期日までに代金を支払わなければ自動的にキャンセルされてしまうようです。ただし、カード決済を選択している場合は、チケットが予約できた時点で支払い手続きが行われてしまうので、チケットのキャンセルは難しくなります。
まだチケットの申し込みをしただけで、まだ当選の有無がわからない期間であれば、申込み自体の取り消しを行うことができる場合もありますが、予約時の注意事項に申込み後のキャンセル不可との記載がされている場合も多いため、申込みを行う段階でしっかりと確認しておく必要があります。
ファンクラブ枠で取ったチケットを払わないままでいると、そのままキャンセルされるだけなのか
ファンクラブ枠の抽選予約では、一度に複数の会場のチケットを申し込むことができる場合があります。ライブのチケットが取りにくい人気の高いアーティストが全国公演を行う場合、確実にチケットを入手するために、とりあえず行ける行けないに関わらず、数多くの会場を押さえるという人もいるでしょう。
自分の第一希望の公演チケットが当選しただけでなく、それ以外の公演日も複数当選してしまった場合、よほどお金と時間に余裕がない限りはその全ての公演に行くのは難しいですよね。
代金を払わないでキャンセルをし続ける事で心配なこと
当選後にチケット代金を支払う場合、期日までに支払わなければ当然チケットはキャンセルになるので、チケットがムダになることはないでしょう。ですが、ファンクラブ枠を利用して申し込んでいる以上、キャンセルを何度も繰り返しているうちに、当選確率自体が低くなってしまう可能性があります。
コンピューターによる抽選だとは言え、あなたがチケットをキャンセルしたことによって、一度当選した席を他の人に振り替える必要がでてきます。これが一度ならまだしも、二度三度と続くようでは、ムダな手間をかけさせる可能性の高い人だと認識され、今後のチケット当選にも影響が出てくることも考えられます。
ファンクラブ枠で取ったチケットを払わないリスクは、そのファンクラブによって違うが、次回の抽選から影響するのは間違いない
ファンクラブによってはチケット申し込み時の規約が異なるため、全てのファンクラブに共通するわけではありませんが、やはり当選したチケット代を支払わないことによるキャンセルは、なるべく避けたほうが良いでしょう。
規約が厳しいファンクラブだと、今後チケットが当選しづらくなるばかりか、下手をすると一度のチケットキャンセルだけで、次回からの申込み自体が出来なくなってしまう可能性もあるようです。
確実にライブのチケットを入手したいがために、ファンクラブに加入している人も少なくありません。あなたがチケットをキャンセルしたことによって、チケットを入手できなかった他の誰かが観に行くことができるのですから、誰も損はしていないかもしれません。ですが、もしもそのことによって今後チケットを入手しづらくなるかもしれないと考えると、安易にキャンセルはしないほうが懸命だと言えるでしょう。
ファンクラブ枠でやっと取れたライブチケットなのに、急遽行けなくなった時はどうすればいいのか
私も以前、某男性アイドルグループのファンクラブ枠でチケットを取ったのに友達が行けなくなったから、代わりに観に行かないかと誘われたことがありましたが、私はとくに興味がなかったのでお断りしてしまいました。確かに、ファンクラブに入るほど好きなアーティストのライブですから、せっかく取れたチケットをムダにしたくない気持ちもわかりますが、自分の好きなアーティストならまだしも、高いお金(しかも定価!)を払ってまで観に行きたいとは思えませんでした。
世間的にも人気のあるグループだったので、結局は他の人が一緒に行ってくれることになったので、チケットはムダにはなりませんでしたがせめて定価以下にするとか、何かしら譲歩の仕方はあったのではないかと思ってしまったのも事実です。
運良く知り合いにチケットを譲ることができれば良いですが、ライブが近くなってから急遽行けなくなってしまった場合は、インターネットのチケット売買専門の業者に依頼する方法もあります。売りたいチケットの情報をチケットサイトに載せ、それを見て購入希望者がチケットの注文を行います。チケットの購入を希望する人と直接連絡をとる必要もなく、業者を通じてやりとりすることができますし、チケット代金は業者から直接支払われるため、入金時のトラブルの心配もありません。
最近増えている電子チケット、電子チケットは譲渡できるのか
スマートフォンの普及により、電子チケットを導入している公演も増えています。また、電子チケットが導入された背景には、人気アーティストのチケットの高額転売を防ぐ目的もあるようです。
今までの紙のチケットと同じように、電子チケットも他人に譲渡できないわけではありませんが、チケット売買の専門業者などを通じて取引を行ったほうがより安全です。方法としては、入場の際に提示するQRコード画像をチケット購入者に送信するのが一般的です。
ここで問題になってくるのが、不正に複数人に同じチケット情報を送信し、チケット代金を稼ぐといった詐欺行為が多発する点です。自分が詐欺にあったかどうかは、実際に公演当日に入場エラーとならない限りは気付くことができないので、同じQRコード画像を提示した複数の人が入場を断られるトラブルが発生する可能性もあるのです。
それを防ぐために、現在では購入者が無事に入場できたと確認がとれてから、チケット代金が支払われる仕組みに代わってきました。これにより、電子チケット売買に関するトラブルは激減しています。
それ以外にも、近年は入場者の本人確認が行われる公演も増えてきました。高額転売を防ぐためとは言え、今までの紙チケットのように気軽にチケットを売買できなくなったことにより、ファンクラブ枠のチケットも泣く泣くキャンセルするしかない場合もあるでしょう。
せっかく取れたチケットが、できればムダにならないように、誰かと一緒に申し込む前にはその辺も良く相談しておくことをオススメします。