ソフトボールのショートのコツとは?守備強化のために必要なこと
2018.11.1
ソフトボールのショートは、内野の中でも一番忙しいポジションと言えるでしょう。その理由は、内野の中でも一番打球が飛んでくるからです。
では、そのショートに求められることとは何なのでしょうか?上達するためのコツとは?
ソフトボールのショートの役割や上達するためのコツについて詳しく説明します。
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この記事の目次
ソフトボールのショートに大切なスローイングのコツとは?
ショートの守備を任されるのは、とくに守備が上手い選手
守備範囲が広いうえに、右バッターの強烈な打球が飛んでくることが多いため、内野手の中では一番ボールをさばく機会が多いポジションです。
野球と違ってソフトボールは塁と塁の間が狭いため、打球を捕球したら迷わずすぐに送球しなければ間に合わないため、瞬時に判断する能力とともに正確にスローイングする能力が求められます。
ソフトボールの守備は時間との戦い
ちょっとした時間のロスが勝敗に大きく影響してきます。捕球したあとに体勢を整えている時間などはなく、とにかくすばやく塁へ送球する必要があります。しっかりと踏ん張って投げた方が正確で早い球が投げられますが、アウトに出来なければ意味がありません。まずは打球を全力で捕球し、一連の動作の中で確実に取れる範囲へ送球すること、それは日々の練習を繰り返すことによって、確実に上達していきます。
ソフトボールのショートの役割と上達するためのコツとは?
ソフトボールでのショートの役割
- 自分の守備範囲で打球をさばくこと
- ベースカバーも非常に重要な役割
二塁と三塁それぞれのベースカバーに入るのですが、二塁カバーに入る際にはセカンドと、三塁カバーに入る際はサードと連携を図りつつ、さらに盗塁に警戒してランナーの動きも常に意識しなければならないので、頭の回転の速さも必要な要素となります。
また、野手全体に対して指示を出す際も、キャッチャーからの指示を外野へ伝える役割も担うケースが多いです。他の野手の動きを全体的に把握して、時には内野手に対しても的確に指示を出す必要があるため、常に臨機応変に対応できる力が求められます。
守備においては、短い打球を前に出て捕球し、正確に送球するために、肩を鍛える必要があります。強い打球であれば捕球後にワンステップ踏んでから投げても間に合いますが、弱めのゴロや短い打球では、捕球した体勢のまますぐに送球する必要があるため、肩が強くないとアウトに出来ないのです。
とにかく捕球後にすばやく送球することを何度も繰り返し練習することが、上達への近道です。
ソフトボールは守備が大切!ショートの守備強化のコツは?
ソフトボールの強いチームの特徴
得点力のあるバッターがいることはもちろんですが、その守備の上手さが挙げられるでしょう。いくら優秀なピッチャーがいたとしても、打たれる時は打たれるものですし、打たせて取るタイプのピッチャーもいます。守備の上手い野手が揃ったチームは、相手に得点を与えずに、少ないチャンスをモノにする能力が高いのです。
バッティングやピッチングは個人個人でも練習が出来ますが、守備の練習は打球をさばく技術とともに、全体のチームワークも非常に重要となります。守備練習の基本としてはノックが挙げられますが、ノックを受けている人はもちろん、周囲も大きな声を出すことによって、練習のムードも良くなり全体としての士気が高まります。
とにかくショートのポジションは打球がいつ飛んできてもいいように、常に全体の動きを捉え、いつでも動けるようにフットワークを軽くしておく必要があります。正確に捕球してすばやく送球するためには、自然と身体が動くようになるまで繰り返し動きを練習することが求められます。
ソフトボールの強いチームに見られる共通の特徴とは?
ソフトボールの強いチームの特徴として「守備力の高さ」を挙げましたが、他にも共通する点はいくつかあります。
まずは、強いチームは動きがキビキビとしていて、ムダがありません。それは例えばランニングでも、チームの一人一人がハキハキと息の合ったリズムで声出しをしながら行われています。それらは練習中だけに限らず、練習後の片付けもダラダラとせずに、全員がキビキビと動き、見ている側も実に気持ちのいい行動が目立ちます。
また、強いチームは守備練習の最中にも大きな声で声を出し合い、一人一人がチームの雰囲気をもり立てています。声を掛け合いながら練習をすることで、選手同士の連携も図れるため、試合中においても意思の疎通が出来ていないことが原因で起きるミスを少なくすることが出来るのです。
ソフトボール上達のために家でできる筋トレ方法は?
守備の練習は一人では行うことは難しいですが、守備力を高めるためにも下半身を強化することが重要となるため、自宅では主に筋トレやストレッチを行うと良いでしょう。
筋トレとは言っても、筋肉に負荷をかけながら行うハードなトレーニングだけを指すのではありません。一定のスピードを保ってランニングをするだけでも、守備やバッティングに不可欠な足腰の筋肉を鍛えることに繋がります。また、運動する前には入念なストレッチをすることで、ケガを未然に防ぐことが出来ます。
練習相手がいるのでしたらゴロを転がしてもらって、かがんで捕球してから送球するまでの流れを繰り返し練習し、身体に動きを染み込ませましょう。
打撃練習はバッティングセンターなどでも出来ますが、家で出来るのはせいぜい素振りくらいでしょうか。回数を重ねることを目的とせず、正しいバッティングフォームで素振りを繰り返すことが重要です。