スライディング【サッカー】の仕方とは?コツとポイント
2018.11.1
サッカーのスライディングが上達するにはどんな仕方が必要なのでしょうか?
ファウルをとられないスライディングの方法とは?スライディングは危険を伴うため、怖くてなかなかできない子供も多いのではないでしょうか。
しかし、スライディングを理解してきちんと練習をしておけばケガの防止につながります。いざというときに、使えるように知っておけるといいですね。
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この記事の目次
サッカーのスライディングはどんな仕方だとファウルになる?
サッカーの守備のテクニックといえば
「スライディング」です。
これは、滑りながら相手の足元にあるボールを奪うテクニックで、直接ボールに触れるのであればファウルを取られることはありません。
スライディングが上手な人ほど、正確にボールに向かって滑っていく技術があります。
スライディングでファウルになる時
相手の選手がそれによって転倒してしまったとしても、画像判定などをみてみると、上手にボールに向かっていく様子がみられます。
相手が転倒してしまったとしても、スライディングの先がボールであればファウルになることはありません。
スライディングをして相手選手が倒れたかどうかがファウルの判断基準になるのではなく、スライディングした選手の足がどこに向かっているのかがファウルの判断基準になるのです。
相手選手の足にスライディングをしているとファウルを取られます。また、後ろからスライディングをしていると、悪質だと捉えられてイエローカード・もしくはレッドカードを出されてしまうこともあります。
スライディングの時に足裏を見せても、カードが出てしまうことになります。
サッカーのスライディングの仕方で大切なのは?
- ルーズボール
ルーズボールへの競り合いをする時は、スライディングをすることが有効になる場合があります。
自分の位置取りが相手よりもいい場合は、スライディングをしなくてもボールを奪うことができますが、そうでない場合はスライディングをして滑り込むことでボールを奪えることがあります。自分の方が相手よりも一歩遅れている時は、スライディングをしてボールを奪うという方法です。 - トラップ
相手がトラップをした時に隙が生まれた場合も、スライディングをしてボールを蹴り出すことが有効なタイミングです。
相手の強いパスや浮き玉に対するトラップは乱れることが多いです。この時を狙ってスライディングをすると、上手にボールを蹴り出すことができます。 - ドリブル
相手が勝負を仕掛けてきたときやタッチミスをした時など、ドリブルで生まれた隙を上手に利用してスライディングをすれば、ボールを奪うことができます。
サッカーのスライディングの練習の仕方
スライディングは、ディフェンスを行う時の最終手段
むやみにスライディングをしても、簡単に相手にかわされてしまうので、抜かれないことを一番に考えてスライディングをするようにします。
相手選手がフェイントをかけたときなどに生まれた一瞬の隙を見逃さないようにして、相手の選手とボールが離れたタイミングを狙ってスライディングをしましょう。
スライディングに向かう時は、少し腰を落として膝を曲げて構えます。仕掛けた時は、先にお尻から地面につくようにしてください。そうしないと、足を擦りむいてしまうこともあります。
スライディングを仕掛ける隙がないというとき
自分から相手に隙を作らせるのです。
相手に抜かれてしまわないように、中のコースを完全に切って、相手選手をサイドに追いやりましょう。相手と自分が並行して走る形ができあがったら、相手の肩に自分の方をぶつけて相手の体勢を崩します。
そうすることで、スライディングを仕掛ける隙を作り出すことができるのです。
ディフェンスの最終手段としてスライディングをする場合、確実に相手のプレイを止めることができなければ、失点に繋がってしまう可能性もあります。
タイミングや相手の動きをしっかりと見て、一番良いタイミングでスライディングを仕掛けましょう。
そうすると、チームのピンチを防ぐことができます。
サッカーのスライディングを上達させる方法と怪我の予防方法
スライディングをうまくできるようになるためには、以下のような練習を取り入れることがポイントになります。
- 相手を追いかけながら最終的にはどのポジションでシュートを打つかを予測する
- 相手がモーションに入った瞬間にボールを蹴り出す
- 相手のコースに自分の足を投げ出す
スライディングというのは、上記でもお話しましたが、ディフェンスの最終手段として行うディフェンスになります。
練習をする時は、自分の100%の力で練習に取り組み、「絶対にボールを止めるんだ!」という強い気持ちがなければ、上手にボールを止めることができません。
また、スライディングをすると、怪我をする事も多くあります。
試合でスライディングをしてお尻を擦りむいた事がある人もいるのではないでしょうか?
怪我をして痛い思いをしているけど、試合でどうしてもスライディングをしなくてはならない時、思い切ったプレイができない事もありますよね。
それを予防するために、アンダースパッツを履いてプレイをすることも有効です。
試合のときだけではなく、練習を行うときもアンダースパッツを履くことによって、思い切った練習をすることができるようになります。
サッカーのスライディングは痛い!練習あるのみ
スライディングの役割
- ボールをクリアすることを目的にするスライディング
- ボールを自分の物にするスライディング
一般的には「1」の目的でスライディングを行うことが多いです。
スライディングははっきり言って痛いです。ですから、極力スライディングはしたくないという人もいるでしょう。
でも、自分のチームのゴールを守るためには、最終手段としてスライディングをしなくてはならない事もあります。
大きなタイトルがかかった試合であれば、なおさらゴール前でのディフェンスは大切になります。もしも自分が抜かれてしまったら、それが失点になって最終的に敗北してしまう事もあるのです。
「1」のスライディングは、相手のシュートを阻止して自分のチームのゴールを守る時に必要なプレイになります。
ファウルにならないスライディング方法や怪我をしない方法、上達する練習方法を確認して、是非チームのためにも練習に励んでください。
そうすれば、チームを勝利へと導く事ができるでしょう。