勉強すると眠気が。なぜ勉強しようとすると眠気が襲うのか
2018.10.30
勉強を始めよう!と気合を入れて机に向かうのに、いざ始めると猛烈な眠気が…。
勉強しようとするとなぜ眠気が襲うのか?
考えられる理由はいくつかあります。
そもそも、夜の睡眠で質の良い眠りを得られていない。
脳が勉強に対して拒否反応を示している。
満腹。本来なら眠る時間に勉強しようとしている。
運動系の部活だと、身体が疲れているということも考えられます。
勉強は長時間すればよいというものでもありません。
1日は24時間。眠気と戦いながら頑張っても身に付きません。
勉強するとナゼ眠気が襲ってくるのかを知って、効率の良い勉強方法を見つけましょう!
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この記事の目次
勉強を始めると眠気が。この現象はなぜ?脳が興味を示していないからです!
自分が好きなことをしている時間には眠くなることなんて無いのに、勉強を始めた途端眠気が襲ってくるのはなぜなのかとても不思議に思いますよね。
やる気はあるはずなのに、どうしてこうも眠たいのでしょうか?もしかすると、脳が勉強に興味を示しておらず疲れてしまっているからかもしれません。
例えば勉強中に教科書を読むとします。この読むという行為が脳を疲れさせ、そしてストレスを与えるのです。それでいて自分が興味の無い内容ともなれば、ただただ脳は疲れて眠たくなってしまうということです。
一方、難しい本を読むにしても自分が興味のある内容であればすぐに眠気が襲ってくるということはありません。教科書と同様に、当然読むという好意で脳は疲れ、ストレスを感じます。しかし、それ以上に興味がある内容である為眠くなることが無いのです。
つまり、勉強をして眠くならない為には興味を持つことが大切になるのです。勉強して将来何の役に立つんだ…。なんて思いながら勉強していても、学習効果は低くなってしまうだけですよ。まずは勉強に興味を持ちましょう。
勉強中に猛烈な眠気が襲ってくるのはなぜ?自分の睡眠の質を考える
勉強中に眠気が襲ってくるという場合、しっかりとした睡眠がとれていない可能性が考えられます。
睡眠には「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」の2種類があるというのを聞いたことがあるでしょう。簡単に言うと、ノンレム睡眠というのは脳も体も寝ている状態で、レム睡眠は体は寝ていても脳は起きている状態のことを言います。
眠りに入って最初の90分間はノンレム睡眠の状態となり、その後はレム睡眠、再びノンレム睡眠と朝までに何度か繰り返します。
ノンレム睡眠の人を起こそうと思っても、深い眠りに入っているため簡単に起こすことは出来ません。もし起こすことが出来た場合でも、起こされた本人は脳がボーっとして決して良い目覚めとは言えないのです。
一方レム睡眠時は脳が起きている状態にあり、夢を見るのもこの時です。起こすのも比較的簡単です。
そして最も重要になるのが最初のノンレム睡眠なのです。この時にしっかりと眠ることが出来ると、その後のサイクルも整い質の良い睡眠をとることが出来ます。そうすることで脳もスッキリし、翌日の勉強中に眠気が襲ってくることが無くなるのです。
勉強すると眠気がくるのはなぜ。夜の勉強に適したゴールデンアワーって?
夜ご飯を食べてお腹がいっぱいになってしまうと、眠気が襲ってきてしまいなかなか勉強にも集中出来ません。夜は勉強せずに早く寝て、朝に集中してやろうと考える人もいるでしょう。確かにそれも一つの方法ではありますが、夜寝る前の時間を無駄にしてしまうのはもったいないですよ。
というのも、寝る前の1~2時間というのは勉強のゴールデンアワーだからです。人は、眠ることで記憶を定着させているというのはご存知ですか?寝る前に覚えたことを、眠ることでしっかりと記憶させるのです。だから、寝る前に勉強をしないのは本当にもったいない。
その為、寝る前には歴史や英単語などの記憶系のものを勉強することをおすすめします。逆に、寝る前に頭をフル回転させて問題を解いてしまったりすると、脳が働いて寝付けなくなってしまうことがあるので要注意です。
人によっては寝る間も惜しんで勉強する人がいますが、記憶を定着させるという意味ではしっかりと睡眠をとることはとても重要になるのです。
勉強中の眠気は脳が危機感を感じるとなくなる?
勉強中の眠気に耐えられず、手をつねったり冷たい水で顔を洗ってみたりと色々試してはみるものの、どうしても眠気が無くならないことってありますよね。こんな時は一体どうしたら良いのでしょうか?
ここで知っておいて欲しいのが、脳は危機感を感じると眠気を感じ難くなるということです。例えばお腹が空いていたり、室温が寒かったりといった状態にあると、人間の目は覚めます。その状態が続けば生命の危機に関わりますからね。
こういった人間の特性を生かして、勉強の眠気対策に利用することが可能なのです。
眠くなった時には数秒間息を止めて、目を覚ましていたという人もいます。これも同じような理論です。しかし、あまり息を止めすぎてしまうと危険ですのでほどほどに…。
その他、眠気を覚ます為に歩きながら勉強をしてみたり、コーヒーを飲んでみたりなど、対策は様々です。きっと自分に合った眠気覚ましの方法があるはずですので、色々と試してみてください。
夜勉強すると眠たくなってしまうなら、朝勉強するようにしよう!
夜ご飯を食べてお風呂に入るとリラックスモードに突入してしまい、勉強しようと思っても眠気が襲ってきてしまいますよね。
先ほどは寝る前のゴールデンアワーに勉強するのが効果的というお話をしましたが、どうしても睡魔に耐えられない場合は朝に勉強するという方法もあります。頭をカクカクさせながら無理して寝る前に勉強しても、記憶の定着どころかその状態だと何も頭に入っていない可能性もありますからね…。
朝であれば、「学校に行く前まで」など時間が限られることが多いでしょう。時間のゴールが決まっている為、勉強にも集中しやすいのです。
朝以外でも「ご飯の前まで」「出かける前まで」など時間が限られていると集中しやすいので、○○の前までというのはおすすめです。
夜勉強すると眠たくなってしまうという場合は、勉強する時間帯を見直すというのも一つの方法ですよ。