猫が着地で鳴く理由!着地できる高さと鳴き声でわかる猫の気持ち
2018.10.29
猫が高いところから降りて着地をする時、短く鳴くことがあります。この様子を見て、どうして鳴き声を出すのか不思議に思う人もいますよね。
また、猫は着地の時以外でも、高いところに登る時などに短く鳴くことがあります。これは一体どうしてなのでしょうか。
そこで今回は、猫が着地などの時に鳴く理由と着地できる高さ、猫の鳴き声からわかることについてお伝えします。
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この記事の目次
猫が着地で鳴くのはどうして?
猫は、ご飯をおねだりするとき、おもちゃで遊んで欲しいとき、自分の気持ちを表現するときなど様々な場面で「ニャー」や「ニャ」のような鳴き声を出しますよね。
また、高いところから地面に着地する際に鳴くこともあり、着地の際に出す鳴き声には以下のような理由があると言われています。
猫が着地の際に出す鳴き声は、人間で例えるなら「よいしょ」のような意味であると言われています。
はっきりとした明確なことは分かっていませんが、意識して鳴き声を出しているというよりは、不意に出てしまった可能性が高いです。
当然ながら猫の性格や種類によっては全く鳴かない猫も居るため、一概には言えませんが、そんなに深い意味はないと考えるのが良いでしょう。
猫は着地以外でも鳴く!高いところに登る時に鳴く意味は?
猫が、高いところに登るときに、姿勢を低くしてお尻をフリフリ…。その後勢い良くジャンプ!そんな光景みたことありませんか?
また、ジャンプする際に「ニャ」のような鳴き声を出していることはないでしょうか。
このときの鳴き声の意味ですが、着地の際に出す鳴き声と同様に、人間でいう「よいしょ」のような意味と考えられています。
猫の鳴き声には、そんなに深い意味はなく「不意に出てしまっている掛け声のようなもの」そんなふうに考えるのが良いでしょう。
また、猫のことを呼んで「ニャ」と鳴くときも、返事をしているようで可愛く思えますが、そういった鳴き声にもあまり深い意味や理由はないでしょう。
猫のことをよく観察していると、意外と様々な場面で鳴き声を出していることに気付けるかもしれません。
猫は着地の時に鳴く事がある!猫が着地できる高さはどのくらい?
「さっきまで足元に居た猫がいなくなった!」と思ったら、塀の上などあっというまに高いところにジャンプすることがありますよね。
猫は、自分の体長の約5倍もの高さまでジャンプできると言われています。
なぜそんなに高いとこにジャンプできるのか?
それは、猫の「軽い体」「強靭な筋肉」「しなやかな骨格」によって、高いところへのジャンプが可能となっています。
また、猫特有の優れた瞬発力は、「後ろ足のバネの強さ」と「柔らかい関節」が大きく関係しています。
そういった体の作りと優れた平衡感覚があることで、猫は高いところから着地する際にも、うまく体を捻らせ着地することが可能となっています。
そのため、怪我をする可能性も低く、実際に着地できる高さは「建物の3階程度」から落ちても問題ないと言われています。
ですが、これらは一概に全ての猫に当てはまることではなく、子猫や老猫、猫の歳や体重などによっては怪我をすることもあります。
猫の鳴き声や動作でわかる猫の気持ち
猫は、嬉しいときや安心しているときに「ゴロゴロ」と喉を鳴らして鳴くことがありますよね。
また、怒っているときや相手を威嚇しているときには「シャー」という鳴き声を出すこともあります。
そこで、猫の鳴き声や動作でわかる猫の気持ちについてご紹介します。
- 鼻先を「ツン」とくっつけくる場合
これは、猫同士でよく見られる行動の一つですよね。この行動には「こんにちは」などの挨拶の意味があると言われています。多頭飼いをしている場合、寝起きの猫をよく観察しているとこの行動が見られます。 - 尻尾をまっすぐ立て、震えさせている場合
この動作は、興味と緊張を感じているときに出る動作の一つと言われています。また、この動作をしながら近付いてくるようであれば、あなたへの愛情表現の一つでもあります。 - 姿勢を低くし尻尾を体に巻きつけ、耳を伏せている場合
この場合には、相手に「もう降参だよ~」と相手の攻撃を無くそうとしています。多頭飼いで、先住猫に喧嘩を売った子猫がこの行動を取ることがあります。 - 全身の毛をブワッと逆立て、背中を丸くしている場合
この場合は、上記と逆で自分が怒っていて威嚇していることを表現しています。背中の毛を逆立てることで、自分のことを少しでも大きく見せようとしているのかもしれません。
野良猫や野生の猫が鳴くことは少ない
猫は猫でも、野良猫などの野生の猫は鳴くことが少ないと言われています。
野良猫が鳴かない理由は、鳴き声を出すことで外敵に気付かれてしまい襲われる可能性があるためです。
それを回避するために、無駄な鳴き声を出さないと言われています。
一方で、飼い猫の場合には、様々な場面で鳴き声を出すことがあると思います。
同じ猫なのになぜ鳴き声を出すのかというと、人間と一緒に暮らす中で、鳴き声を出すことで自分の要求が通ることを学んだからです。
こうした要求鳴きは、多少であれば可愛いものですが、度を過ぎると一緒に暮らしている家族にとってもストレスとなってしまいます。
猫が「ニャ」と鳴く姿は、一緒に暮らしている人にとって堪らなく可愛いものですが、時には無視することも、要求鳴きを悪化させないために大切です。