野球のエースの条件とは?技術・メンタル・そして最も大切な要素
2018.10.14
少年野球チームに入って投手になったからには、やっぱりエースと呼ばれる人になりたいですよね。
チームメートからも信頼されるエース。
名実ともにエースと呼ばれるには、どのような条件が必要なのでしょうか。技術面では?メンタル面では?
ただ上手いだけではエースにはなれません。野球のエースの条件についてご紹介します。
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この記事の目次
野球でエースと呼ばれるには技術的にどんな条件が必要?
「野球部のエース」といえば、かなりの速球を投げるのでは?というイメージがあります。確かに速い球は強みにはなりますが、エースの条件はそれだけではありません。
いかに速い球であっても制球が定まらなければ意味がありません。
- 安定してストライクが入る
- ピンチにも冷静に対処できるメンタルの強さ
エースピッチャーとしては、これらがとても重要です。
少年野球であっても、高校野球、さらにプロになってもこの点は同じ。安定してストライクを入れることができなければ、まずピッチャーとして活躍することは難しいでしょう。
小学生の野球では、速い球を投げる以前に確実にストライクの球を投げられるかが難しいところです。
ストライクゾーンに確実に投げられる制球力を持ち、1回の失投で逆転や負けが決まるようなピンチでも冷静さを失わない精神力が無ければエースと呼ばれる存在にはなれません。
野球でエースになる条件、メンタル面では?
さらに野球でエースでい続けるためには、メンタルの上で客観性や戦略的な冷静さなども条件になります。
野球でエースになる条件は自分を客観的に見ることができるか
どんなピッチャーも、いつも完璧に好調を保てるわけではありません。調子を崩して上手くいかなくなったとき、自分自身を客観的に見て悪い部分を見つけて修正できる力が必要です。
自分自身の心と身体をコントロールできるか
緊張や焦り、プレッシャーといった心の動きをコントロールできれば、身体の動きも正確にコントロールすることができます。
身体がコントロールできれば、積み重ねた練習で習得した技術を駆使することができます。
ピッチングには身体だけでなく頭脳が必要
ピッチングはボールを投げる技術だけでなく、バッターとの駆け引きが重要です。いかにバットを振らせるか、ボール球に手を出させるかといった選球を考える戦略も重要です。ギリギリの駆け引きで勝ちを引き寄せるには、技術とともに冷静は判断力がなければエースにはなれません。
野球のエースになる条件で最も大切なこと
世界でもトップクラスのエースピッチャーたちは、自分の投球フォームを熟知しています。何種類かのフォームを使い分け、そこから工夫して球速を延ばしたり球種を増やしたりします。
自分の身体とフォームをきちんと理解していなければ、あるシーズンで最高の成績を出したにも関わらず、次のシーズンで活躍できなくなるといったケースは珍しくありません。
周囲のアドバイスや自分でもいろいろ試すうちに、本来のフォームをも見失ってしまうことだってあるのです。
野球に限らず、一流のスポーツ選手たちは自分の身体を知り、理解して単調ともいえる動作を何度も何度も繰り返して、感覚を身体に覚えさせます。
良い球が投げられたときには「どこが良かったから良い球になったのか」を考え、悪い球になってしまったときには「良い球を投げた時とはどこが違うのか」を分析します。
もちろんピッチャーだけでなくバッティングにおいても、自分の身体を良く知り、欠点を改善する努力を重ねることが一流のプレーヤーには不可欠なことです。
野球のエースは上手ければなれるものではない
野球では、投手に勝ち星が与えられても野手にはつきません。それほどピッチャーが試合の勝敗に果たす役割が大きいということは確かです。
特に小中学校では、エースピッチャーの存在で試合に勝つことに直結することもあります。
しかし、野球とはチームでプレーするものです。全ての試合で百点満点の投球ができるピッチャーなどいませんし、打たれたときには守備によって助けられるものです。
ですから、いくら最高の技術を持って野球の世界で一目おかれるすごい存在だったとしても、グランドから出たときの評価が良くないのでは真のエースと呼ぶのは疑問があります。
野球の試合だけでなく、普段の練習や野球意外の場面でも「あの選手のようになりたい」と思われるような存在であるべきではないでしょうか。
エースと呼ばれる条件は、野球において素晴らしいテクニックやセンスを持ち、さらに人として尊敬される存在であることが両立してこそだと思うのです。
後輩たちが「あの先輩のようになりたい」と目指し、引き継いでいく者が「エース」と呼ばれるのです。
野球のエースになれる資質と性格とは
ピッチャーの身体的な資質は、肩の強さや股関節の柔らかさがあります。子供のうちは、とにかくボールを投げることが好きであることも基本ですが、より上のレベルを目指すには、アドバイスを素直に受け入れられる性格も重要です。
そして、正しいフォームで投げることを確実に身につけることです。一時的に速い球が投げられても、悪いフォームの癖をつけてしまうと、必ずケガや故障によってそれ以上の成長ができなくなってしまいます。
正しいフォームで身体に無駄な負担をかけずに、正確なコントロールでより速い球を投げる技術を持つこと。
手の指先から足のつま先、身体の姿勢・角度など全身の全てに神経を行き届かせてボールを投げるのがピッチングです。
忍耐力や根気強さを持って、メンタルと身体的な能力を高めることができたピッチャーでなければエースにはなれません。