肩甲骨を下げるストレッチで肩こりを改善することが出来る!
2018.5.23
首や肩のコリが辛い人は肩甲骨が上がっているのかも知れません。肩甲骨が上がっていると猫背の姿勢になったり周りの筋肉がこり固まり血流が悪くなり痛みやだるさが抜けない慢性的な症状になってしまうのです。
そんな辛い症状を改善させるには肩を下げるストレッチでリフレッシュすると良いでしょう。肩を下げると良い理由やストレッチの方法についてご紹介します。
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この記事の目次
肩甲骨を下げるストレッチが効果的?肩甲骨が上がる理由とは?
肩甲骨を下げて、肩周りを柔らかくすると、肩こりが楽になるというのは聞いたことがありますか?
まず、肩こりになる原因の姿勢でもある、肩甲骨が上がってしまう理由について考えてみましょう。
現代では、毎日の生活でパソコンやスマートフォンを見ることが欠かせなくなっています。
それによって、姿勢が悪くなってしまい、肩甲骨が上がり、肩こりを悪化させてしまうのです。
気をつけて背筋を伸ばして正しい姿勢にしようとしても、筋肉が衰えていると、それを保つのが辛く感じ、猫背になったり、足を組んでしまったりします。
また、仕事でパソコンに向かっていたり、スマホのゲームに夢中になっていると、無意識に緊張状態になり、眉間にシワが寄り、肩にも力が入って、肩甲骨を上げてしまいます。
肩甲骨を下げる(正しい位置に)簡単なストレッチの方法
肩甲骨を下げ正しい位置にするには、ストレッチが効果的です。
仕事の合間にできる簡単なストレッチの方法をいくつかご紹介します。
- 両手を上げ、バンザイの体勢にします。
- 両肘が90度になるように開きながら下ろし、肩甲骨を真ん中に寄せます。
この時、手のひらは外側を向くようにしましょう。 - 身体が痛くない程度に力を込め、3~5秒経ったら、肩を脱力させ楽にします。
これを5回ほど繰り返します。
- 右腕を真っ直ぐ伸ばして肩の高さに上げ、肘を曲げずに左の肩に動かします。
- 左肩に寄せた右腕を左腕で下から引き寄せ、痛くない程度に、右の肩甲骨周りの筋肉を伸ばします。
- 反対の腕も同様にストレッチします。
これも、左右それぞれ5回ずつ行います。
- 両手の指を後ろで組んで、そのまま肩の高さくらいまで上げます。
この時、痛みを感じるようでしたら、できる範囲での高さでかまいません。 - 自分の中で上げられる高さまで上げたら、3~5秒ほどキープさせて、手の指をほどき脱力します。
- 次に身体の前で、両手の指を組み、両手を前に出し、それと反対に身体が引っ張られているように後ろに下げ、肩甲骨が開くようにストレッチします。
- その体勢を3~5秒ほどキープしたら脱力します。
これもそれぞれ5回ずつ行いましょう。
これらすべてを一度に行わなくても、作業の隙間や、気が付いた時に行うと、身体の不調をある程度でしたら防げます。
誰でも出来る!肩を下げるストレッチの方法
肩を下げるストレッチはさまざまですが、誰でも簡単に出来る方法もご紹介します。
まず、両肩を締めるようにググッと上げます。
そのまま3~5秒キープさせたら、脱力します。
たったこれだけでも、肩こりを緩和させることができます。
他にも、両肩を後ろに下げ、左右の肩甲骨を締めるようにします。
そのまま3~5秒キープして、それから脱力します。
これらを時々するだけでも、肩周辺の筋肉をほぐし、血流の流れが悪くなるのを緩和してくれます。
ストレッチを行うときは、ついつい呼吸を忘れがちですが、力を込めたり、脱力するのに合わせて、深呼吸するとより効果的です。
また、首周りの筋肉が硬くなることで、肩こりにもつながりますから、肩のストレッチと合わせて、首を回すなどの動きも取り入れてください。
肩を下げるストレッチについて。肩甲骨を良く動かそう
肩を下げるストレッチでのポイントは「肩甲骨を良く動かすこと」です。
運動不足や、元々の体質で身体が硬くなっていると、ちょっとしたストレッチでも痛みを感じると思いますが、毎日少しずつ動かすことで、肩甲骨も柔らかくなり、身体の不調も楽になってくるはずです。
ですので、ストレッチ以外でも、「腕や肩を回す」「両腕を上げて伸びをする」といった日常の何気ない動作でも、肩甲骨を動かしてあげてください。
また、普段の姿勢で猫背になったり、頬杖をついたりしていませんか、それらのことで筋肉が弱ったり、骨がゆがんでしまったりします。
「足を組むと骨盤がゆがむ」なんていいますが、自分にとって楽な姿勢でも、骨や筋肉にとっては悪影響を及ぼす場合があります。
それに、身体はすべてが繋がっているので、どこかが痛いと、それをかばう為に他の筋肉や骨が無理をした動きをしてしまいます。
それとは逆に他の部分を動かしたり、ケアすることで、別の箇所の痛みが無くなる事もあります。
そういったこともありますので、日々の姿勢も見直して見ましょう。
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