アパートのエアコンの修理費は誰が負担!?損をしないためには
2018.4.11
アパートのエアコンが壊れてしまったときに、その修理費は家主が負担するべきか借主が負担するべきか気になりますよね。
そんなときに損をしないためにも、契約書をもう一度確認してみましょう。
例えば、入居したばかりの時はどうなるのか?または、設置されていたものの場合はどうなるのか?
そこで、アパートのエアコンの修理費の負担についてまとめてみましたので、参考にしてみてくださいね。
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この記事の目次
アパートのエアコンの修理費って誰が負担するの?
アパートの賃貸契約書と重要事項説明書を確認
まず、管理会社や大家さんに連絡をする前に、賃貸借契約書と重要事項説明書を確認しましょう。理由は管理会社や大家の言いなりにならないようにするため。
- これらの書類には大家との約束ごとが記入されています。ポイントは次の2つ。
修理費用は誰が負担するのか - エアコンが設備なのか
修理費用は誰が負担するかについて、特記事項のスペースに書かれていることが多いです。そこの記入されている人は修理費用を負担します。
負担者について何も書かれていない場合は、エアコンが設備なのか確認しましょう。契約書には設備という項目はあると思います、エアコンの有無の確認をします。
アパートのエアコンが設備の場合
エアコンが設備として供え付いている場合は修理費用の負担は大家になります。理由はエアコンがついていることで部屋を借りている、もしくはそれ相当の家賃の支払いをしていることになります。
故障した場合は管理会社や大家に連絡をすると業者を手配してくれます。もし入居者の不注意で故障させた場合は入居者の負担になりますので注意しましょう。
アパートの備え付けのエアコンの修理費は大家が負担する
アパート入居後すぐに備え付けのエアコンが壊れた場合は自分で交換するの?
あなたが壊したなどの問題がなければ、設置されていたエアコンの交換費用は大家さんが負担しますので、まず管理会社か大家さんに連絡をしましょう。
もとから室内に設置されていた設備が入居中に壊れた場合、どちらが費用を負担するかについては契約書に書いてあります。契約書を確認する場合は、このような所を目を通しましょう。
通常、借りている間の修繕費用については借りてに「故意や過失がない」場合は貸してが負担することになっています。
例えば給排水管から水漏れし下の階が水浸しになった場合でも、給水管の劣化が原因の場合は大家の負担になります。しかし「洗濯機の蛇口の閉め忘れでホースが外れ、床や下の階が水浸し」になった場合は借りての過失になります。
電球などの取り替えなどの小さな修繕は借りては自分のお金で交換するのが一般的です。事前に大家に連絡する必要はありません。
アパートのエアコンの修理費って借主が負担するの?
エアコンについてになりますが、契約書によると付帯設備ですか?前の入居者の残留物?それによって修理費の分担は違います。
付帯設備に関しての、自然消耗による故障は家賃汚中に含まれるべきです。しかし契約書に書いてある場合は借主の負担になります。故意(タバコのヤニがついた)の場合はあきらかに借主の負担になります。
前入居者の残留物の場合は話は異なってきます。それは家主の資産でも設備ではありません。前に入居していた人が勝手に置いていた物で、今の入居者が勝手に使っている状態です。そのような条件で入居した場合は、家主に修繕義務はありません。
「修理費は借主負担だけど、取り替えは大家負担ですよね?」と交渉しましょう。少し強引ですが「寿命が来たものまで借主負担はないですよね。それは修理とは言いません」などと話をしてみましょう。
例え契約書に書かれていても常識的でない事は法的にも認められません。この場合エアコンは家主は部屋の一部として貸しているので家賃を払っているので、家主側が修理しないといけません。
契約時に「修繕義務の範囲」を確認するべき!
アパートの大修繕は貸主負担、小修繕費は借主負担が一般的
エアコンが故障して使えない場合は、その修理にはある程度の費用がかかります。しかし「自分で使うからには自分で修理するのは当たり前」「大家に請求するのは気が引ける」などと言って、本来負担する必要のない費用を、自分で負担している人は多いのではないでしょうか。
エアコンの修理費は、貸主と借主どちらが負担するべきなのでしょうか。
エアコンのような部屋の「付帯設備」の修理費用は原則として契約で決まることになっています。一般的に電球の交換や障子の張替えなど簡単にできる「小修繕」は借主負担になります。これを越える「大修繕」は貸主負担になることが多いです。
アパート契約時に「修繕義務の範囲」の確認をしよう
大修繕の範囲に含まれる設備なのに「借主負担」と契約書に書かれている場合もあります。このようなケースは貸主が自ら負担をしないように、借主の無知や弱い立場に漬け込み、本来なら必要のない負担をさせようとしていることにないます。トラブルを避けるためにも、契約の時に借主の「修繕義務」の範囲についてよく確認しましょう。
退去の場合は、負担はどちらがするのか?
アパート退去の際の費用負担はどっち?
- 鍵
破損、紛失がない場合はオーナー負担が基本です。しかし契約書に「退去時負担にする」と言う特約があると入居者の負担になります。 - 設備、エアコン、お風呂、トイレ
普通に使っていての故障はオーナー負担、手入れ不足による故障は入居者負担です。 - 水回り
お風呂、トイレ、洗面台のカビ、水垢など手入れ不足になり入居者の負担になります。 - 壁、壁紙、クロス
オーナ負担=日焼けなどの自然消耗、画鋲・ピンの穴、冷蔵庫の後ろの黒ずみ汚れ
入居者負担=タバコのヤニ・汚れ、釘穴、ネジ穴