アメリカの離乳食はパウチが人気!手軽なだけじゃない人気の理由
2018.4.7
アメリカの最近の離乳食事情はパウチが主流のようです。どうしてパウチが人気なのか?その理由は手軽さだけではないようです。
パウチを上手に利用する方法や人気の理由、海外での離乳食の進め方もご紹介します。
実はアメリカでも日本の○○が離乳食に使われているんですって!オーガニックのベビーフードのパウチは種類も豊富!使いたくなってしまいますね~。
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この記事の目次
アメリカでの離乳食はパウチが主流!?そのメリットとは
最近よく見かけるようになったパウチ製のベビーフードですが、実はまだその歴史は浅いです。
パウチ製のベビーフードが誕生したのは2009年頃でアメリカで最初に販売されました。
販売されると、あっという間に売り場の半分がパウチ製のベビーフードになるほど人気が出ました。
人気の背景には、軽量で携帯に便利なことがあり、子供の年齢が進むとスプーンが無くても、そのままパウチに口を付けて食べることが出来るようになるという利点もあるからです。
パウチ製のベビーフードは、環境のことを考えてもエコな観点から支持されています。
また、今までの瓶製の物よりも軽いため輸送の面でも燃料が少なくて済み、排出される二酸化炭素量も少ないという、環境に優しい側面もあります。
パウチ製の離乳食を食べるのは赤ちゃんです。
赤ちゃんの健康に配慮して、パウチにはBPAが使用されていません。
BPAは環境ホルモンとの関連性を疑われていて、容器から溶け出してしまったBPAが健康に悪い影響を及ぼしてしまう可能性もあります。
アメリカの離乳食にパウチなどのベビーフードが多い理由
アメリカ人の人と結婚をしてアメリカに住んでいるママさんは、アメリカの離乳食事情にびっくりしたことがあるようです。
「日本では親が赤ちゃんの離乳食を手作りするのが当たり前になっていますが、アメリカでは乳児検診の時にも『離乳食を手作りしてください』と言われたことはありません。
不思議に思って義理の母にも効いてみましたが、アメリカでは仕事をしている母親がほとんどだから離乳食を手作りする時間がないそうです。
市販されているものでも良いものがたくさん売られているので、そういったものを積極的に利用しているのだとか。
作っても子供が好きかどうかもわからないし、せっかく作ったのに食べないのは時間も手間ももったいないので市販のベビーフードを利用しているそうです。
離乳食についてどうしようか悩んでいたので、義理の母からこんな意見を聞くことが出来て心が楽になりました。」
アメリカの離乳食のパウチはドリンクホルダーにいれてもOK
実際にアメリカに住んでいた先輩ママさんに、子供の離乳食はどうしていたのか質問してみました。
「アメリカの離乳食は日本の物とは違ってほとんどが野菜や果物でピューレ状になっています。
お肉が入った離乳食もありましたが、味がちょっと問題でしたね。
我が家の子供たちは、果物入りのピューレ上の物が好きでよく食べていましたよ。
私は果物入りの物は甘すぎるのではないかと心配していましたが、今では野菜の成分を摂取する時に便利に取り入れています。
娘が3歳くらいになったころも、それが好きでよく飲んでいました。
チューチュー吸うだけで口に入れることが出来るので便利に活用出来て良かったです。
娘は野菜が好きではないので、野菜を食べてくれない時のお助け食品として食事やおやつの時間に取り入れていました。」
気になるアメリカなど海外での離乳食の進め方
アメリカなどの海外での離乳食事情はどのようになっているのでしょうか。典型的な例をご紹介します。
4ヶ月頃からのアメリカの離乳食
フルーツやカスタードのピューレを食べ始めます。パウチ製のものが主流になっていて、「ライスシリアル」と呼ばれている粉状のものは、母乳や粉ミルクに溶いて混ぜ合わせて食べるようになります。
ライスシリアルには鉄分が含まれているので、鉄分を補給する目的もあります。
6ヶ月頃からのアメリカの離乳食
野菜やお肉をピューレにしたものを食べるようになります。パウチ入りの物と瓶入りの物があり、パウダー状のミューズリーもよく使用されています。
8ヶ月頃からのアメリカの離乳食
お肉や野菜の入ったパスタをトマトソースやクリームソースで和えたものなど、食べる種類も豊富になっていきます。
離乳食にこだわっているママさんは、手作りの物を食べさせてるのではなく、オーガニックなベビーフードを選んで赤ちゃんに食べさせています。
アメリカでも最近は離乳食で豆腐が使われています
近年のアメリカでは健康志向がブームになっています。
このため、日本食の人気がとても高まっているのです。その中でも特に人気が高いのが「お豆腐」で、調理も簡単で栄養価も高いということから、日本でも離乳食の定番になっています。
離乳食を始めたころは、トロトロの状態にして野菜ペーストを加えて混ぜ合わせたり、デザートに使うこともあります。
でも、日本では色々な離乳食に使用されていますが、アメリカでは1歳まで食べることを控えていて、これはアレルギー対策でもあります。
国が変われば離乳食も変わります。離乳食の進め方や調理法、推進されている食材などにも違いが出てきますので、海外で子育てをしているママたちは文化の違いに悩むこともあるでしょう。
心配な場合は、日本人の先輩ママさんや小児科のお医者様の意見を取り入れて子育てするのも良いですね。