すき焼き用の鉄鍋を久しぶりに出してみたらサビが!そんな時には
2018.12.8
すき焼きをしようと張り切って、すき焼き用の鉄鍋を台所の棚の奥から出してみると…。
なんと!赤サビが!
すき焼きのテンションも下がるすき焼き用の鉄鍋の赤サビ。
でも大丈夫です。
少しの赤サビなら、こすらずに落とすこともできます。
けっこうなサビ具合なら、たわしがなくても台所にある調味料でしっかりと落とすことができるんですよ。
ご紹介する方法ですき焼き用の鉄鍋のサビを落として、すき焼きを楽しんでくださいね。
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この記事の目次
すき焼き用の鉄鍋にサビが!鉄鍋から出てしまったサビの取り方
寒くなってきたしそろそろとすき焼き用の鍋を出してみたら、サビで鉄鍋が変色していた!!なんてご経験、ありませんか?
このサビ、人体に影響はないのかなどこんな事態のときは考えてしまいます。
赤サビは人体に影響がないとの声もありますが、やっぱりこんなサビた鍋ですき焼きなんてあまり気が進みません。
そこで簡単に鍋のサビを落とせる方法を調べてみました。
じゃがいもを使ったサビ落としの方法
【用意するもの】
- じゃがいも
- 塩
- 食用オイル
この3つです。
食用オイルはできれば植物性のものが望ましいです。
準備ができたら早速手順を見ていきましょう。
【落とし方手順】
- 鉄鍋にたっぷりと塩をふりかけます。
- ふりかけたら、持ちやすい大きさにカットしたじゃがいもの断面を鍋につけて、円を描くように鍋をこすっていきます。
※塩によりスクラブ効果が生まれています。物足りないなと思ったら塩を追加しましょう。 - 塩が全体的にしっとりとしてきた様子であれば、サビが取れてきている証拠です。
サビが取れたらふきんで水分を拭き取ります。 - 拭き取りが終わったら鍋を弱火にかけて乾燥させます。
- 鍋が乾いたら用意したオイルを注いで鍋のこすった面全体に広げます。
余分な油をキッチンペーパーなどで拭き取ったら、油をなじませるために弱火にかけて30分ほど待ちましょう。 - 鍋が完全に冷えたら清潔なキッチンペーパーで残りの油を拭き取り、作業は完了です。
鍋がお料理できるくらいにきれいになったのではないでしょうか!
すき焼きをしようと鉄鍋を出したら、少しサビてる…そんな時はこすらずに〇〇で煮立たせてみて
じゃがいもを使ってこする方法をご紹介しましたが、こすらずにお家にあるものをちょっと煮立たせるだけでサビを取る方法もあります。
こちらの方法は軽度のサビの場合、きれいにサビを落とすことができます。
用意するものはご家庭にある『お酢』だけです!
お酢は弱酸性で鉄を溶かす性質を持っています。
そのためちょっとしたサビくらいならば落とすことができるのです。
それでは早速手順をご紹介します。
お酢で手軽にサビにさよなら!
- 水とお酢を鉄鍋に投入しグツグツと煮ていきます。
- 煮立たせていると鍋の中でサビがぽろぽろと崩れていくはずです!
- サビが落ちきったら水でよく鍋をすすいでください。
- 最後は空焚きを行って水分をしっかりと飛ばしましょう。サビ予防にもなります。
- きれいになったら終了です!
※お酢を煮立たせるためお家の中が酸っぱいニオイになる可能性があります。
しっかりと換気をした状態で作業を行いましょう。
すき焼き用の鉄鍋。次に使うときまでサビさせないようにするには
鉄鍋は金属です。
金属であれば使用すればするほど、サビてしまうのは金属の性質上仕方のないことではあります。
ですが、使用後のケアやちょっとしたお手入れで長く鉄鍋を使っていくことができます。
鉄鍋は一生モノになりうる料理道具です。
そのため使いはじめる際に、慣らしの工程を入れるなどして使っていきます。
さらに、使用後のケアも重要となってくるため、しっかりとしたケアを行って長く鉄鍋と付き合っていきましょう。
鉄鍋の使用後のケア
- 鍋が冷めると残った水分や塩分によりサビが起こりやすくなるため、使用後に料理を鍋に放置せず鍋が冷める前に洗うようにしてください。
- 鍋に染み込んだ油が薄くなるとサビやすくなります。さらにこびりつきやすくなるため洗剤やクレンザーなどの使用はできるだけ避けましょう。
- ベタつきがひどい場合は少量の洗剤を使って洗い、20秒ほどの空焚きをして水分を飛ばします。
その後、鍋の表面に油を塗って馴染ませます。 - 焦げ付きがひどい場合は鍋に水を入れて10分ほど、火にかけてみましょう。
その後必要に応じて洗剤を使って洗い、水分を飛ばして油を馴染ませましょう。
こうした使用後のケアを行うことによって、出したらすぐにすき焼きができるような清潔で使いやすい鉄鍋にしていくことも重要です。
すき焼き用の鉄鍋。どうしてサビてしまうのでしょうか
すき焼きの鉄鍋はどうしてサビてしまうのでしょうか?
鉄鍋がサビてしまう理由のひとつに『キズ』があります。
鉄鍋は普段使っているだけで小さなキズがついていきます。
そのキズに水分や汚れが入り込み、残ってしまったためにそれはサビに姿を変えてしまうのです。
日々のお手入れなどの中でもこすられたりなどで細かなキズがついてしまい、その原因となることもありますのでサビ落としの際などもそうしたキズについては少し気をつけてもいいかもしれません。
次のサビの原因はなるべく少ないほうがいいですよね。
なるたけキズのつくお手入れ方法は控えておくのがサビ防止の近道です。
さらにサビつかせないためには、お手入れした後に完全に乾かして保管を行うことも重要です。
また、長期間使用しない場合などはオリーブオイルなどの油を薄く塗って、保管をするなどするとサビを予防できます。
すき焼きの鉄鍋から出たサビは食べても大丈夫なの?
鉄鍋についてしまったサビは体に影響があるのでしょうか?
鉄鍋でご飯を炊くと鉄分を吸収できるなどの面で良いようにも思いますが、底の方にはコゲなのかサビなのかというお米ができたりということもあります。
健康のために鉄鍋を使ってみたが、サビが体に害がないのかと気になってしまうという方も多いと思います。
わざとサビた釘などを投入して調理を行う、ぬか漬けなどもありますが実際のところはどうなのでしょうか?
そもそも鉄鍋に発生するサビの正体は『酸化鉄』というものです。
摂取量にもよりますが、鉄鍋から発生する程度の量の酸化鉄であれば、『すぐに体から排出されていくため、特に問題ではない』そうです。
あまり神経質になりすぎてもよくありませんから、ひどすぎる場合には落とすというようにしていくのが良いでしょう。