ドジョウが喜んで食べるエサは豆腐!でも水質悪化に注意しよう
2018.12.6
ドジョウを飼育するとなると、どんなエサをあげればいいのか、そして飼育する上でどんなことに注意すればいいのか知っておきたいですよね。
ドジョウは雑食で比較的何でも食べますが、中でも豆腐を喜んで食べると言われているようです。
本当にドジョウはエサとして豆腐を食べるのでしょうか?実際に飼育している人の意見と豆腐をエサとして与える場合の注意点について説明します。
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この記事の目次
ドジョウがエサとして本当に豆腐をたべるのか試してみました
ドジョウは生命力がとても強い生き物です。
ドジョウは雑食で何でも食べてしまうようです。
調べてみると
- 金魚のえさ
- 冷凍ミジンコ
- イトミミズ
- 豆腐
- お麩
など様々なものを食べているようです。
屋外の鉢に入れて放置気味で育てていたら、湧いた藻を食べて生きていたのか意外とエサをあげなくても、生きていけていたなんてお話を聞くこともあるほどです。
では実際に豆腐をあげてみた、というお声を調べてみると好んで食べるようで、お豆腐でもドジョウは育つようです。
釣りをするわけでもないしイトミミズやミジンコに抵抗がある、なんて方の場合はお豆腐やお麩でドジョウを育てていくのもいいかもしれません。
それではお豆腐をあげるときに、注意すべき点などについても調べてみましょう。
ドジョウにエサとして豆腐を与える場合の注意点
ドジョウにエサとしてお豆腐を与える際は与える回数に注意しましょう。
ドジョウは人間のように朝昼晩と三食食べるわけではなく、一日に一回ほどの食事で大丈夫です。
一回の食事の後、一週間ほど生きてしまうほど生命力がつよいためお豆腐を与える際は、
- 一日あたり1回から2回
- 数分で食べられる量
を与えるようにしましょう。
数分で食べられるという、とひとかけらほどが望ましいです。
おそらく水に入れると、勢いよく食べてくれたりするのではないでしょうか。
食いつかなかった場合は気がついていない場合が多いため、目の前に持っていって気づかせてあげたりしてみましょう。
それでも食べない場合はお腹がいっぱいなのかもしれませんので、水質悪化を防ぐためお豆腐は引き上げてください。
ドジョウは水質変化に敏感なため、エサで水を汚さないように飼育しましょう。
ドジョウのエサとして高野豆腐もOKです
ドジョウのエサは高野豆腐でも大丈夫なようです。
高野豆腐をあげる際もお豆腐と同じように
- 一日あたり1回から2回
- 数分で食べられる量
を与えます。
食べ切れるだけの量を削り取り水に入れてあげると、沈んできたところでぱくりと食べてくれると思います。
お豆腐の場合もそうですが、あまり大きいと口に入り切らずドジョウが困ってしまいます。
ある程度、飼育しているドジョウの口の大きさに合わせた大きさに、小さくしてから与えることを心がけてください。
雑食性のドジョウならではで楽しいですが、与え過ぎなどには十分注意してください。
量とあげるタイミングを守れば、私達人間と同じものを食べるドジョウを観察できますの、でポイントを抑えて時々あげてみましょう。
ドジョウがあまりエサを食べず太っていないようであれば、冬眠させないようにしよう
自然界で生活するドジョウは泥の中などに生息している種類の場合、泥の中に潜り込んで冬場の寒さと水位の低下をやり過ごします。
比較的飼育の簡単なドジョウは越冬も可能です。
越冬させることを念頭に飼育するならそのための準備をしましょう。
用意するのは以下のものです。
底砂
自然界を再現するのならば水槽の底に5センチほど、泥や細かい砂を敷きましょう。
泥を敷いてしまうと観察できない環境になってしまうため、川砂などがおすすめです。
大きな水槽
縦30センチ×横30センチ×高さ45センチ以上の水槽がおすすめです。
種類にもよりますが、ドジョウは体長10~15センチほどまで成長します。
大きめな水槽で飼育し、なるべく明るいところに水槽を設置して飼育しましょう。
水槽の蓋
ドジョウは夜間も活発に運動するため、勢い余って水槽から飛び出してしまうことがよくあります。
小さな隙間でも飛び出すことがあるため蓋をして対策をしましょう。
カルキを抜いた水道水
水質変化に気をつけつつ、水換えのタイミングを見計らって行いましょう。
汚れにもよりますが一週間に一度ほど水を換えましょう。
などなど上記のことも気をつけつつ住みやすい環境を作った上でドジョウと冬を迎えましょう。
迎える際はドジョウが冬眠する前にしっかりと準備ができているか気をつけます。
痩せてしまっていたりすると上手に冬眠を迎えられないため、エサを調整したりすることで冬眠ができる環境にしてあげます。
ドジョウの性格や飼育することのメリットとは
基本的にドジョウは孤独を愛する生き物です。
人(魚?)付き合いが苦手で、自分の容姿や泳ぎ方に自身が持てないのか引きこもりがちになることが多々あります。
おとなしい性格のため、ドジョウは他の種類の魚と喧嘩もせず混泳をさせることもできます。
しかし、一緒に飼育する場合は捕食されないように注意してください。
様々な種類の魚との混泳が可能なドジョウは実は日本ではあまり飼育が根付いていません。
日本ではドジョウといえば食材というイメージが強かったり、水槽に対して大きくなってしまいすぎるのではないかというイメージの影響で、なかなか飼育に踏み出す人が少ないのが現状です。
ですが、ドジョウは水槽の低層を生活場所にして水槽を掃除して回ってくれる働き者なのです。
なんでも食べてくれる雑食性は他の魚の食べ残しを食べるのに活躍し、結果水が濁る可能性をなくしてくれるので水質が保たれるのです。
ユニークな見た目のドジョウと程よい距離で付き合って、たまに豆腐などもあげつつかわいがってあげてくださいね。