お風呂の換気扇使用中はドア開けることはNG!その理由とは
2018.12.5
お風呂はカビが生えやすい場所。そのため換気扇を使っていてもドア開ける方が効果があると考えている人の方が多いでしょう。
しかし、ドアや窓を開けているとかえって換気できないことになってしまいます。
今回はその具体的な理由とより効果的に換気する方法について説明します。
これからはお風呂の換気扇を使用している間は窓もドアも閉めるようしましょう。
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この記事の目次
ドア開けるのか閉めるのか…お風呂の換気扇を使っている場合について
私は一時期、入浴後にお風呂場の換気扇を回す際に、ドアを開けたままで換気したほうが、効率的に換気出来るのではないかと考えて実践していましたが、よく調べてみると実はそうではないことがわかりました。
より効率的にすばやく湿気を逃がすためには、ドアを閉めておいたほうが良いのだそうです。ですが、完全に閉め切るのではなく、少しだけ隙間を開けておくか、お風呂のドアに付いている事が多い、ガラリという開口部分を開けておくのがベストです。
お風呂に付いている換気扇の役割とは、浴室内の空気を取り込んで外へ排出しするというものですが、浴室内に空気が入ってくる給気口がないと、いくら換気扇が回っていたとしても、上手く空気の流れが出来ないので、これでは換気したことにはならないのです。
その給気口の役割を果たすのが、ドアのガラリというわけです。
では、給気口が必要なのであれば、ドアを開けておいても一緒だとは思いませんか?しかし、ドアを完全に開けてしまうと、お風呂場の換気扇ひとつでは浴室内全体を効率よく換気することが出来ず、排出しきれなかった湿った空気がドアを通じて脱衣所側へ流れてしまうため、お風呂場以外の場所の湿度を上げてしまうことになるのです。
お風呂の換気のために入浴後にドア開けることはやめよう
お風呂場に窓がついている場合は、換気扇の代わりに入浴後に窓を開けておく方も多いのではないでしょうか?実際に窓を開けただけで、なんとなく換気が出来ているように感じるかもしれませんが、空気の出入り口が一箇所しかない状態なので、それでは上手く湿った空気を外に放出することが出来ないのです。
長時間お風呂場の湿度が高いままだと、残った水滴がカビやイヤな臭いの原因になるため、入浴後は早めに換気をする必要があります。最も手早く換気できる方法としては、やはり換気扇を使うことになります。
換気をさらに効果的にするつもりでドアを開けっ放しにしていると、ただ浴室の湿った空気が他の場所に移動しただけになるので、今度は脱衣所や居室にカビが生える原因にもなってしまいますので、注意しましょう。
その原理から言えば、乾燥した状態のお風呂場を利用して、洗濯物を早く乾かしたい場合には、換気扇をつけた状態でお風呂場のドアを開けておく方法が有効です。
ドア開けることはNG!お風呂の換気を効果的に行う方法とは
お風呂場の換気をする目的としては、お風呂場を清潔にするということが第一に挙げられますが、ただ入浴後に換気扇をつけていれば良いというわけではありません。
換気扇は湿気を含んだ空気を取り込んで、外へ排出する役割があります。そのため、換気扇の内部は湿った状態が長時間続くので、常にカビが発生しやすいのです。換気扇自体が汚れたままだと、換気扇に付着したカビをお風呂場全体に撒き散らすことになるので、これではいくらお風呂場の掃除を念入りに行なっていたとしても、何の意味もありませんよね。
やはり、換気扇のお掃除は定期的に行う必要があります。まずは出来る範囲は掃除機で吸い取り、あとは分解して拭き掃除をします。換気扇の内部が濡れたままの状態で使用してしまうと、ショートして火災の原因となる可能性も高いので、しっかりと乾燥させてから取り付けます。また、自分で掃除するのが難しいようでしたら、プロに依頼するという方法もあります。
毎日お風呂場の掃除をしていても、ついつい見逃してしまいがちなのが、ドアに溜まったホコリや汚れです。掃除せずにそのまま放置しておくと、ガラリにも汚れが付着し、やがてカビの原因にもなります。換気のたびにカビを撒き散らす恐れもありますので、こちら併せて清潔を心がけましょう。
お風呂の換気扇はつけっぱなしの方が効果的です
換気扇をつけっぱなしにしておくのは、なんだか電気代がもったいない気がするかもしれませんが、カビの発生を抑えるためには、24時間常に稼働させておくことが重要なことをご存知でしたか?
換気扇の効果が発揮されるのは、換気扇のスイッチをオンにしている時間帯だけなので、一見するとお風呂場全体的に乾燥していたとしても、換気扇のスイッチをオフにした途端に、換気扇の内部に溜まった湿気が、再び浴室内に流れ込んできてしまうのです。
カビの発生を防ぐには、やはり常に換気扇をつけっぱなしにするのが、最も効果的な方法なのです。
いくらキレイに流したつもりでも、使用後のお風呂場には髪の毛や石鹸かすなどの、イヤなニオイの原因となるものが残っているため、換気扇をつけっぱなしにすることで、これらの悪臭を浴室内に留めることなく、外へ排出してくれるという効果も期待出来ます。
お風呂のカビ防止のためにできること
普段からこまめに掃除していたとしても、気付かぬうちに発生してしまうのがお風呂場のカビです。いざカビが発生してから取り除く手間を考えたら、普段から出来る入浴後のこんな一手間で、効果的にカビを抑制しましょう。
ここで肝心なのが、入浴後いかに早く湿気を追い出すかです。浴室内に湿気がある時間が長ければ長いほど、当然カビも発生しやすくなりますので、使用後は出来るだけ早くドア閉めてドアのガラリを開け、換気扇を回す習慣をつけましょう。
その前にまず、熱いシャワーを使って浴室内の壁や床に飛び散った石鹸かす等の汚れを流し取ります。その後、冷水をかけて浴室内の温度を一気に下げたら、水滴を布やスクレイパーで拭き上げます。
すでにカビが発生してしまった場所や、発生しやすい場所には、消毒用アルコールを吹き掛けるのも大変効果的ですので、ぜひ試してみてください。