布にプリントをしたいなら、アイロンで手軽にやってみよう
2019.3.31
Tシャツやバッグシンプルなものほど飽きが来なくて良いですが、「柄や模様が無くてちょっと物足りない」なんて思った事はありませんか?
しかし、自分の思うようなデザインのものが無かったり、プリント屋さんもありますが「ちょっと高いかも」なんて躊躇している人もいるでしょう。
そういった人は、布製品にプリントを簡単に出来るアイロンプリントをおすすめします。
絵心のある方でしたら、世界に一つだけの素敵なプリントが出来ますよ。
ただしアイロンプリントにはいくつか注意点もありますので、実際に行う際は、そういったことも踏まえながら行ってください。
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この記事の目次
いろんな布にプリントをするなら、素材やアイロンの熱に注意
アイロンの熱を使って簡単にできるプリントがありますが、プリントをつけたい生地によってプリントがつきやすい素材と向かない素材があります。まずは生地の素材が熱に強いことが大切です。アイロンの熱は高温の方が貼りつけやすくなりますので、高温を使うことができる素材の方がきれいにくっつけることができます。熱に弱くアイロンの低温しか使えない素材の場合は、しっかりとくっつかない場合もあります。また、低温だと貼りつけるまで時間がかかりますので、その分、手間もかかってしまいます。プリントの端の方が浮いてしまうと、その部分から剥がれやすくなりますので、端まできちんと貼りつけることが大切です。
アイロンの熱に強いかどうかは洗濯表示を見てください。アイロンの中に点が3つあるもの、又は高という文字があるものは高温を使うことができ、点が2つ、又は中という文字がある場合は中温を使うことができます。低温の場合はアイロンの中に点が1つのマーク、もしくは低という文字があります。アイロンにバツ印があるときはアイロンを使うことができません。
綿素材は熱に強いため高温のアイロンを使うことができますが、例えばタオルのパイル地のような表面がボコボコしていたりザラザラしている場合もまた、プリントをしっかりと貼りつけるのが難しくなります。最初はきちんと貼りつけることができても、洗濯をする度に剥がれやすくなることがあります。
布にプリントをするなら、アイロン以外にもコレが必要です
アイロンを使って布にプリントする場合に必要なのが、アイロンプリントシートです。
これは熱転写シートとも呼ばれ、熱を使って生地にプリントを圧着させるものになります。アイロンプリントシートにプリントしたものを熱によって生地に移すことができるので、お好みのデザインやイラストなどをプリントでき、オリジナルに仕上げることができます。
アイロンプリントシートは、プリントをうつしたい生地の色柄によって種類が分けられています。白や色が薄い生地用のものと、生地の色が濃いものようとで分けれますので、用意する際には気をつけてください。生地の色と合っていないタイプのものを選ぶと、プリントをうつすことはできますが、せっかくのプリントがきれいに見えない場合があります。
また、洗濯をする度にプリントが剥げてきて色柄が薄くなってしまうことがあります。アイロンプリントシートの説明に洗濯に耐えられる頻度などの記載がありますので、それを参考にすると良いでしょう。よく洗濯をする物には耐久性の高いものを選ぶと安心です。
布にプリントをアイロンで付ける時の手順を紹介
まずは、プリントしたい図柄をアイロンプリントシートに印刷します。アイロンプリントシートはプリンターで印刷ができるようになっていますので、パソコンを使ってプリントの図柄を作成してください。パソコンで好きなようにデザインをしても良いですし、著作権フリーのデザインを使っても良いでしょう。印刷するときに用紙を設定する場合は、熱転写紙を洗濯してください。お使いのプリンターの機種によって名称は異なります。図柄に向きがある場合は反転して印刷されます。プリンターにそのような機能がない場合はソフトなどを使うと良いでしょう。
次に、印刷した図柄を切り取ります。生地にプリントしたい部分だけを切り取ってください。図柄より5ミリくらい大きめに切ります。
切り取った図柄を、プリントしたい生地の上に乗せたら、上からアイロンで熱を加えます。
このときスチームは使わずにドライアイロンを使ってください。アイロンプリントシート全体に熱が加わるようにアイロンをずらしながら、上から押しつけるようにアイロンを当ててください。
アイロンの熱が冷えたところで、シートの台紙をゆっくりと剥がしていきます。台紙を全部剥がしたら、今度は仕上げ用のシートをプリントの上に置いてアイロンをかけます。このシートも冷めてから剥がすようにしてください。
パソコンが使えなくても大丈夫!手書きの絵をプリントする方法
アイロンプリントシートはパソコンがあると簡単で便利ですが、パソコンを使わなくてもできます。手書きのイラストなどもプリントすることができます。手書き用のシートがありますので、そちらを用意してください。
手書き用のシートを使う場合は、まずはシートに好きな絵を描きます。パソコンで作成する代わりに手書きをします。
次に付属のパウダーを手書きの絵の上から振りかけてください。パウダーがついていない部分は転写できないので、絵全体にまんべんなくパウダーがかかるようにします。
パウダーを全体に振りかけたら、余分なパウダーをしっかりと落としてください。
プリントいたい生地の上に手書きシートを乗せます。パウダーが生地につくことで、プリントが転写されます。上からアイロンの熱を加えていきます。しっかり貼り付くように上からおさえてください。冷えたらシートを剥がします。
最後に仕上げ用のシートをプリントの上に乗せて、アイロンで再びおさえたら完了です。
手書きだとお子さんの描いた絵や自慢のイラストなどをプリントできるので、世界に1つのオリジナルが完成できますね。
アイロンで簡単に付けられる便利なグッズをご紹介
アイロンで貼りつけることができるものは他にもいろいろあります。100均でも販売されていますし、デザインも豊富なので選ぶのも楽しくなります。
お子さんの体操着や持ち物などに名前をつけたい場合は、ネーム型のワッペンが便利です。名前を書く部分のあるかわいいデザインのワッペンがあります。アイロンで貼りつけたら、上から油性マジックで名前を書くことができます。
大きめの物なら、ひらがなやアルファベットのワッペンで名前をつけるのも良いでしょう。かわいい字体を選ぶと喜んでもらえまるでしょう。
アイロンで貼りつけることができるワッペンにはいろいろなデザインがありますので、名前タイプのものでなくても、自分のものと見分けるのに役立ちます。ワッペンを貼りつけるだけでシンプルなTシャツやポロシャツもオリジナルにすることができます。
アイロンで貼りつけるだけなのでとても簡単です。個性を出したいときなどには、ぜひ試してみてくださいね。