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リチウム電池の寿命はどれくらい?未使用でも長期保存は注意

2018.5.26

スマートフォンを始め、私たちの生活に欠かせないものとなっているリチウム電池。便利な反面、注意点もあります。

扱い方を間違え、思わぬ事故になったニュースもたびたび報告されています。
リチウム電池の寿命はどれくらいなのか。使用したもの、未使用のものに限らず保管方法や環境によっても寿命は変わってしまうようです。

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リチウム電池の寿命と劣化。未使用でも経年劣化はある

リチウム電池の寿命はどのくらいなのでしょうか?

充電回数1回とは、0パーセントの状態から100パーセントまで充電された状態をいいます。たとえば、0パーセントから半分の50パーセントまで充電をして、その後、50パーセントから100パーセントまで充電したとしても充電回数は2回ではなく、1回と数えます。あくまで、0パーセントから100パーセントまで到達した回数を充電回数といいます。

そのことも含めて、充電回数は500回程度が寿命といわれています。寿命がきた時点でまったく使えなくなるという訳ではありません。バッテリーの容量が下がり、半分程度になってしまいます。なのでフルに充電した場合でも、電池が切れるのが早くなりバッテリーのもちが悪くなります。

また、充電し過ぎや電池の残量を空のままにしてしまうことは、リチウム電池の劣化に繋がります。
充電し過ぎると、電池が破裂するおそれがあるので気をつけてください。また。電池の残量を空のままにしておくと過放電になり、使用できなくなる場合があります。

リチウム電池の寿命を長持ちさせるには?未使用でも長期は注意

リチウム電池を完全に放電させてはいけません。部分放電のほうがリチウム電池にはよいとされているます。しかし、これを繰り返していると、デバイス電源メータの精度が悪くなってしまうとのこと。30回程度充電するたびに、完全に使いきって放電させてしまったほうが良いとも言われています。

また、長期間充電せずに置いておく場合は、リチウム電池を40%まで放電させ状態で冷蔵庫などにいれて冷やしておくと良いという説もあります。間違って冷凍庫に入れてはいけません。

完全に放電した状態でおいておくと、酸化が急激に進み使用できなくなってしまいます。また、過放電された状態で数ヶ月おかれたままになったリチウム電池は、安全面からも再充電しないようにしましょう。

使用・未使用のリチウム電池の寿命を延ばすために気をつけたいこと

リチウム電池の寿命を延ばすために気をつけたいことは三つです。

一つ目は、リチウム電池を高温の状況下に置かないということ。
リチウム電池は、45度が最高許容範囲温度といわれています。一般的な環境下では、45度以上になることはあまりないものの、車のダッシュボードや暖房の前、直射日光の下などでは、45%を超えてしまうこともあります。高温の環境下では、電池の劣化が早くなるため気をつけましょう。

二つ目は、充電を100%にしたままにしないということ。
フル充電された状態で、電源アダプターをつなぎっぱなしにしていませんか?満充電のまま保存されると劣化の原因となります。充電が100%になったら、電源アダプターを外しましょう。

三つ目は、充電が0%のまま放置しないということ。
充電残量が0%の状態は、過放電といわれバッテリー劣化の原因となります。0パーセントの状態で長期間置いておくと、内部の素材が劣化する恐れがあります。そうなった場合には、充電しようとしてもできないため注意が必要です。

未使用でもリチウム電池の寿命は意外と短い?

未使用のリチウム電池は、年間で約1%放電される程度です。
リチウム電池自体の放電が少ないのにはわけがあります。プラスとマイナス側に膜をはることにより自己放電を防止しているためです。保存期間が長ながければ、膜は厚くなっていきます。よって、長い間、置いておいた状態から使用すると、はじめの段階で電圧が低いことがありますが、電流を流し続けるとその膜が破壊されていくため、徐々に電圧が高くなります。

保存期間は半年~1年くらいに留め、できるだけ長期の置いておくのは避けるようにしましょう。交換に適する期間は機種によって異なるので、調べてみて、時期がきたら交換することも大切です。

リチウム電池は継ぎ足し充電にも要注意?

リチウム電池の継ぎ足し充電は、電池の劣化を早めるため、使い切ったほうが良いという話をよく耳にします。メモリー効果は僅かしかないため、データの上では毎回使い切る必要はなく、継ぎ足し充電をしても問題ないことになります。リチウム電池の売りは、継ぎ足し充電ができるというところにあります。それをしないような使い方をする必要ないでしょう。

リチウム電池は、保存の状況により劣化のスピードが変わってきます。100パーセント近く充電していて、保存の温度が高温であるほど劣化が進みます。充電のパーセントが低くまた保存温度も低い状態あれば、1年間保存した場合でも数パーセントの劣化でおさまります。しかし、100%の充電で45度の状態で保存すると、半年でも60%ほどの容量に下がってしまう場合もあります。

自宅で寝る前に、携帯電話を充電器につないでいる方も多いでしょう。その場合、起きたときには100パーセントの充電になっていることがほとんどです。しかし、このような状態で、夏に車のダッシュボードなどに放置したりすると、電池が高温になるため劣化が早まることになるので注意が必要です。

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