お酒はロックで!氷を入れる意味とは?お酒の色々な飲み方を紹介
2018.5.21
お酒を飲む際は、氷を入れたロックや何も割らずに飲むストレート、水を入れる水割りなど・・・様々な飲み方があります。
どういった場合にどのような飲み方をするのでしょうか?
味を薄めたいからロックで飲むというのは、実は間違い!なんていう意見もあります。
また、氷を入れて飲むお酒と、ビールやワインなどのように氷を入れずに飲むお酒にはどのような違いがあるのでしょうか?
お酒の飲み方について調べてみました!
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この記事の目次
氷があるか無いか?お酒のロックとストレートの違いとは
お店でお酒を飲む時に、ロックにするか、ストレートにするかは、それぞれの好みで注文しますよね?
そもそもロックとストレートの違いって、氷があるか無いか以外にあるのでしょうか。
ロックは正式には「オン・ザ・ロック」と呼びます。
大きめの氷をグラスに入れ、お酒を注いでマドラーで混ぜれば完成です。
ストレートとの違いはズバリ温度です。
冷やして飲むことで、スッキリした味わいになります。
他にも、ゆっくり氷を溶かすことで、味の変化も楽しむことができます。
ストレートはその名前の通り、お酒に何も混ぜずに飲むものです。
お酒の種類によっては、常温で飲むことで香りがいつもより強く感じるものもあり、それを楽しむことができます。
ただ、アルコール度数が強いものはストレートで飲むと、悪酔いすることがあるため、水(チェイサー)を一緒に置いて、交互に飲むことをオススメします。
ストレートのお酒は強過ぎるから、氷を入れたロックで飲む・・・は間違い!?
「ストレートも美味しいけど、強すぎるから氷を入れたロックでお願いします。」こういう頼み方をする人は、数多くいますし、珍しくありませんよね。
でも、ロックは程よく薄めるための飲み方ではなく、氷によって冷やすための飲み方なんです。
良く考えたら、最初から水割りを頼めば良いんですよね。
でも、水割りよりちょっと格好良く見えるロックは、大人の可愛い見栄なのかもしれません。
ちなみに、ロックを頼んだ時に、時々丸い氷で出てくる店がありますよね。
これはできるだけ氷の表面積を少なくすることで、氷が溶けるのを遅くさせる工夫なのです。
けっして「オシャレだから」という理由だけではありません。
なので、ロックを頼んだ時に、アイスピックで丁寧に氷を丸く削ってから出してくれるお店はかなり上質なお店といえるでしょう。
氷を入れてロックで飲むお酒と、氷を入れないお酒の違いとは?
お酒の中には氷を入れてロックで楽しめるものと、氷を入れないものがあります。
氷を入れるものの代表としては、焼酎やウイスキーなどがあり、氷を入れないものの代表としては、ビールやワインなどがあります。
それぞれのお酒の違いとしては、「蒸留酒は氷を入れ、醸造酒や発泡酒は氷を入れない。」と言えるでしょう。
ただ、カクテルになりますと、そのルールは少し変わってきますので、なかなか一言では片付けられません。
それに、ワインでもカリフォルニアワインは氷を入れても美味しく飲めるので、「ワイン=氷なし」とは一概に言えないのです。
他にも日本酒は氷を入れないのが基本ですが、最近では氷を浮かべて楽しむ方も増えています。
ウイスキーのロック、おすすめの作り方をご紹介!
「ウイスキーのロックって、グラスに氷とウイスキーを入れるだけでしょ
?」
確かにそれだけでも、十分美味しいウイスキーを楽しむことができるでしょう。
でも、ひと手間加えるだけで、より美味しいウイスキーを味わうことができます。
そんなおすすめの作り方をご紹介します。
グラスを冷やす
あらかじめ冷蔵庫や冷凍庫で冷やしておくと、手軽で簡単ですね。
でも、急に冷やしたグラスが欲しくなった時は、グラスに氷を入れ、マドラーでクルクル回せば、あっという間に冷えたグラスの出来上がりです。
できればグラスを冷やした氷は使わず、氷を出したグラスも拭いて水気を取りましょう。その方がロックが水っぽくならずに済みます。
氷を入れる
新しい氷をグラスに入れます。
この時できるだけ大きい氷を入れましょう。
形は丸い氷が一番好ましいですが、自分で作るのは難しいので、こだわりたい人は、丸い氷専用の容器で作ってみるのも良いでしょう。
ウイスキーを入れる
グラスに合った量を氷の上から注ぐようにしましょう。
マドラーで混ぜる
注いだばかりのウイスキーの温度は、グラスの中でまだ均一になっていません。
マドラーで、グラスを沿うようにゆっくり混ぜます。
美味しいロックのお酒をつくるポイントは、氷にあった!?
「説明どおりにやってみたけど、お店とはなんか違うんだよね。」
これは、手順が間違えていると言うことではなく、氷の違いにあったのです。
美味しいロックのお酒をつくりたいなら氷にもこだわってみましょう。
家でつくる氷は、白いところが混ざっていますよね。
これは、水道水に含まれる空気やミネラル分などが冷凍庫で急速に凍らせることによって、氷に残ったままになり、それが一部が白い氷になってしまうのです。
そしてそれが、冷蔵庫臭さの元になってしまい、また空気が入っているため溶けやすく、いまいちなロックを作り出してしまう原因になるのです。
対して、お店で出される氷は空気などの不純物が入っていない特別なものですので、雑味が無く、溶けづらく、見た目にも美しいロックが出来上がるのです。
最近では、冷凍コーナーに専用の氷も売られていますので、美味しい氷も一緒に買ってみてはいかがでしょう。