ビーフシチューに入れる赤ワインのタイミングで美味しさアップ
2018.11.21
ビーフシチューは長時間煮込まなければいけないイメージがあり、お料理初心者には難しいと思っている人も多いと思います。
しかし、家でもお店のような美味しいビーフシチューを食べたいですよね。
ビーフシチューを美味しくするために、赤ワインを使うとお店の味に近づけることができます。
赤ワインを使うタイミングや美味しいレシピをご紹介します。
また、市販のルーを使う場合におすすめの作り方もあわせてご紹介します。
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この記事の目次
ビーフシチューに入れる赤ワインのタイミング
ビーフシチューとは、その名の通り牛肉をベースに、玉ねぎや人参など他の具材と共にブラウンソースでじっくりと煮込んだ料理のことです。
ブラウンソースは、小麦粉をバターで炒めて茶褐色にしてものにブイヨンを加えて煮詰め伸ばしたもので、とてもコクのあるソースです。
シチューなどの他、焼肉料理のソースとしても使われます。
ジューシーな牛肉や、コクのあるソースは、とても味わい深く、ビーフシチューには赤ワインがぴったりということも良く言われていますよね。
赤ワインを飲み物として味わうだけではなく、ビーフシチューに赤ワインを使うことによって、まるでお店で食べるようなホロッととろけるお肉やコクにすることができます。
ビーフシチューに赤ワインを使うタイミングは、2回あります。
まず、調理前、食べやすい大きさに切った牛肉を赤ワインに漬け込みます。
こうすることによって、肉の独特の匂いを消してくれます。
柔らかい肉にするためには、赤ワインの他、玉ねぎのすりおろしやヨーグルトも入れて一緒に漬け込むと良いでしょう。
そして、2回目のタイミングは、牛肉を炒める時です。
牛肉の表面の色が変わったら、赤ワインを1カップほどたっぷりと注ぎ入れ、牛肉がかぶるくらい水を入れ、煮込みます。
ビーフシチューは、他の料理よりも赤ワインを調味料として多く使いますが、仕上がりは赤ワインの風味を活かしたコクのあるビーフシチューになりますので、常備していると便利です。
ビーフシチューで赤ワインを使うなら前日のタイミングで一晩寝かせる
ビーフシチューの肝は、なんといっても牛肉の柔らかさです。
いくら味が美味しくても、牛肉が固いと残念な仕上がりになってしまいます。
牛肉をやわらかくするためには、下処理が欠かせません。
肉の臭みをとるために赤ワインを使用しますが、赤ワインだけでは肉をやわらかくする効果は薄いため、タンパク質を分解する働きのある酵素を含んだ食材を一緒に漬けることで、肉が劇的にやわらかくなります。
肉をやわらかくする働きがあるものは、玉ねぎや、キウイ、ヨーグルト、お酢などです。
ビーフシチューには、玉ねぎも入れるため、玉ねぎのすりおろしを漬け込む調味料として使うと肉の味にも違和感なく、美味しくなります。
前日の夜から、これらにしっかりと漬け込んでから料理すると、お肉がトロットロになりますよ。
時間がない時には薄切り肉を使う時には、漬け込み時間は15分でも構いませんが、最低でも2時間はしっかりと漬けることが大切です。
ビーフシチューの赤ワインは煮込むタイミングで
ビーフシチューを作ったことがない人は、ビーフシチューの作り方を見て、赤ワインの使用量が多いことに驚く人もいるのではないでしょうか。
アルコールが弱いからビーフシチューを作ることに躊躇する人もいるかもしれません。
でも、安心してください。
赤ワインのアルコール成分は、長時間煮込むことで完全に飛び、赤ワインの風味とコクがビーフシチューに加わり、味に深みが出るのです。
具材を大きめに切ることで、食べごたえも出るので、パーティーのメイン料理やおもてなしにも最適な華やかな料理です。
前日から準備して煮込み始め、当日に温めるだけの状態にしておけるのも便利ですね。
赤ワインは、肉の下処理と、煮込み始める時に使用します。
赤ワインの他、バターやウスターソース、ケチャップなどを加えて、味を整えたら完成です。
市販のルーで作る美味しいビーフシチューレシピ
一から自分で味付けするビーフシチューも良いですが、時間がない時などには市販のルーを使うと、とても便利ですよね。
できれば、そこにひと手間加えてさらに美味しいビーフシチューにしましょう。
美味しいビーフシチューは、長時間かけて煮込んだコクのある味わいがあります。
本格的なビーフシチューは、何日もグツグツと煮込んだ味わい深いものもあります。
そんな奥深い味わいを出すために便利な隠し味が、「砂糖」と「お好み焼きソース」です。
これらを隠し味として、少量加えてみてください。
ほんのり甘い味が加わることで、長時間煮込んだような味わいやコクに仕上がります。
ビーフシチューを長時間煮込む時間がない時などにぜひ試していただきたい裏ワザです。
圧力鍋を使ったビーフシチューの作り方
圧力鍋は、短時間で料理を美味しく作ることができる調理器具として家庭にも浸透しています。
圧力鍋が効果を発揮する料理は「煮込み料理」です。
鍋の中を密閉することにより、中に圧力をかけることにより高温高圧の状態にし、より短時間で美味しい料理にすることができるのです。
ですから、長時間煮込む必要があるビーフシチューには圧力鍋は最適な調理道具と言えます。
ビーフシチューを作る際には、入れる具材によって2回の加圧がおすすめです。
1回目は、牛肉や玉ねぎ、セロリなど火の通りやすい具材を炒めてから行い、2回めの加圧は人参やマッシュルームなど後から入れる時に行います。
家に圧力鍋が眠っているなら、ぜひビーフシチューを作る時に活用してみてはいかがでしょうか。
ビーフシチューにおすすめな牛肉の部位は?
コクのあるデミグラスソースに、トロットロのお肉が絡み合うビーフシチューは、寒い季節になると食べたくなる料理ではないでしょうか。
ビーフシチューは自分で作ることも出来ますが、長時間煮込むという作業がいるため、時間がある時や何か特別なイベントがある時ではないと、作る機会がないものでもあります。
ビーフシチューは、牛肉のとろけるような柔らかさが美味しさの決め手になりますが、牛肉といっても部位によっては種類がたくさんあり、どの肉を使うのが正解かわからないということもあります。
牛肉の中でも、煮込むほどに柔らかく、とろける食感になる「スネ肉」は、ビーフシチューには最適の部位です。
スネ肉は、牛の足の付け根に当たる部分で、運動量が多いため筋や腱が多く、煮込むほどに柔らかくなるお肉です。