電車の優先席が必要性があるのか?メリット・デメリットについて
2018.6.24
電車に必ずある優先席ですが、必要性はあるのでしょうか?優先席があってもお年寄りは普通に席に座っていることも多く目にします。
また、誰が座っても良いとされる専用席でも混雑しているときでも、なかなか座りづらいこともあります。果たして電車の優先席は必要性があるのでしょうか?
今回はそんな電車の優先席についての疑問について、調べまとめてみました。
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この記事の目次
電車の優先席は必要性はあるのか?誰が座っても良いもの?
電車に乗ると必ずある優先席、満席でも優先席は空いているといった状態を目にすることがあると思います。
そこまで混雑していない車内で優先席だけ空席で周囲に人が立って乗車している姿を見ると、優先席に座れたら良いのにな、と思う事もあると思います。ですが優先席は健康な若者でも座っても良いのです。
確かに本来優先席はお年寄りや、体の不自由な方、体の調子が悪い方、妊婦さんが座る座席と認識されています。
人々が認識している中には、「優先席はお年寄りが座る席」ということがあるため、空いていても座る人がいないのが現状なのです。
そのため健康な方が『優先席に座ってはいけない』と誤った認識をされていることが多いのです。
そんな認識が根付いていますが、電車が混んでいない場合には、健康な方や若者でも優先席に座っても何も問題はないのです。あくまで「優先座席」なので優先席が必要な人にすぐに席を譲ってあげれば良い話なのです。
電車の優先席は必要性がある?ない?どっち?
誰も乗ってない優先席を見ると、その優先席は本当に必要があるのだろうか?と感じることありますよね。
しかし優先席がなかったら、高齢者や妊婦さんや体の不自由な人は、席を譲ってもらうことが難しくなってしまいますよね。
そもそも、優先席がなくても高齢者や妊婦さん、体の不自由な人には、座席を譲ってあげることが大切なのです。
優先席が必要だと感じた事例
ある都市の取り組みとして優先席をなくし、車両の座席すべてを優先席にしたことがありました。席を必要とする人には、席を譲るという前提のものでの試みだったそうですが
しかし、なかなか席を譲ってもらえなくなった妊婦さんや高齢者の方が多いことがわかりました。
なので、全席優先席は継続したまま、新たに「最優先席」を設けたというケースもあったそうです。
こうしたことからも、やはり通常の座席とは別に優先席は必要であると考えてよいでしょう。
電車の優先席の必要性はあるが、問題点はどんなこと?
電車の優先席の必要性を考えたときに、優先席は必要であると考えてよいとの意見も多いことがわかりました。
しかし電車の優先席の必要性はあるが、問題点はどんなところにあるのかを掘り下げて考えてみる必要があります。
優先席が必要と想定されているには、特に弱者の方への限定性であることがわかります。しかし、見た目にはわからない高熱があったりしても出勤せざるを得ない人は、わからないことがほとんどで、その人は対象にならないことのほうが多いです。
ハードスケジュールのビジネスマンや、試合で疲れた学生など同じ運賃を払っているのにもかかわらず、優先されることがないのが今の日本の現状なのです。
こうした人たちは、同じ扱いをされないことに腹を立てることもなく、その場をやり過ごす方法しかないのです。
こういった問題を解決するには、まだまだ時間がかかるかも知れません。
電車の優先席があるメリット・デメリット
電車に優先席がある事のメリット
そこに優先席を必要とする人がいれば、すぐに座ることができるのが、一番最大のメリットといえます。
特に、見た目で分かるような高齢者や障害者、臨月の妊婦などに対してのみ有効であることが多いです。
電車の優先席がある事のデメリット
多少なりとあり座席が満席の場合でも優先座席に空きがあっても座らないというのが現状で、その光景は時に異様な光景にも見える。
優先席を必要とする人が来るまで、乗ってもいいのにと思うこともあるのです。
中には座ったはいいが、優先席を必要とする人に恥ずかしくて声をかけられないなんてこともある。
私が以前電車に乗った時に経験した事ですが、一般席が満席だったので高齢の方に席を譲ろうと声を掛けた事があります。ですがその方は、次の駅で降りるから大丈夫、健康の為に立っているのと言われる断られてしまいました。
そうなると、高齢の方に席を譲ればいいってもんじゃないというデメリットがあり、なんだか声をかけてしまったことに恥ずかしい思いをするなんてこともあるのです。
その他にも結局、席を離れなければならないのであれば、初めから座らないでおくと言う人も中にはいるのです。
電車の優先席や専用席があっても一般の乗客は少々座りにくいという問題も
普通席が満席となり、専用席に空席があっても人間の心理としては、一般の乗客は少々座りにくいという感覚が働くため、なかなか座らない人が多いのが現状です。
モラルというものではなく規制に近い発想になりますが、「必要としている人になるべく座ってもらいたい」という気持ちがおこるからなのです。
また座ったとしても、いつか譲らなくてはならないのであれば、目をつぶりウトウトするわけにもいきませんから。
なので、どんなルールを設定したとしても、最終的には席を譲る・譲らない、優先席に座る・座らないの問題は、結局個人に還元される問題なのではないかと思います。
しかし、個人的には席を必要とする人には、優しい社会であってほしいと説に願います。