どちらがイイの?和食と洋食の違いや特徴について
2018.5.8
和食と洋食、今は私たちにとってどちらも馴染み深いものとなっています。日常的に洋食も食しているため違いがわかりづらくなってきていますよね。
そこで今一度、それぞれの特徴や魅力、また和食と洋食の違いについていろいろな観点から見ていきたいと思います。
また最近耳にする日本料理とは違う、日本食についてもご紹介いたします。
スポンサーリンク
こんな記事もよく読まれています
-
マッシュルームアヒージョの簡単レシピでおしゃれなバーベキュー
「アヒージョ」という料理を耳にするようになったのはここ数年の話ですよね。 まだ一度も食べたことがな...
-
料理が苦手な嫁、毎日まずいものを食べる生活がツライと感じる時
料理が苦手な嫁。 料理が下手なの?それとも、料理をしたがらないのでしょうか? あなたの好みじゃな...
-
メレンゲクッキーの作り方はとっても簡単!不器用さんでも大丈夫
「メレンゲクッキーって簡単に作れるよ~」とは言われても、お菓子作りがあまり得意ではない人だと「本当に...
-
アメリカの離乳食はパウチが人気!手軽なだけじゃない人気の理由
アメリカの最近の離乳食事情はパウチが主流のようです。どうしてパウチが人気なのか?その理由は手軽さだけ...
-
明太子の美味しい食べ方!生でそのまま食べても絶品明太子レシピ
生の明太子をそのままアツアツの白いご飯に乗せて食べることを想像してみてください。よだれが出てしまいそ...
スポンサーリンク
この記事の目次
和食と洋食の違いは?まずは和食の魅力と特徴について
まず、和食の特徴としては、日本の調味料を使い、日本ならではの食材で作られたもの。一言ではうまく伝えるのは難しいですが、簡単に説明するとこのようなものになります。
近年では、日本だけの生産量では追いつかず、海外から輸入することが当たり前となっていますが、今回はそういったことは念頭に置きつつも、ひとまず横に置いてお話しましょう。
和食は日本だけではなく海外からも人気があり、和食が無形文化遺産に登録されたことを聞いたことがあるかと思います。
和食が無形文化遺産に認められたのは、味の美味しさだけではなく、食材やメニューによって季節を感じたり、食べる人の栄養のことを考えたりと、作る人が相手の人を気遣う優しさがあるからではないでしょうか。
年々、外国人観光客は増加の一途をたどっており、和食も楽しみのひとつとしている観光客も多くいると思いますが、そんな方々が美味しいと感じ、また味わってもらえると、日本人としても、嬉しいことですよね。
和食と洋食の違い!私たちに馴染み深い洋食とは?
よく、和食と比較され、かつ馴染みの深い洋食ですが、和食との違いはなんでしょう。
洋食の定義を簡単に説明すると、西洋で作られた料理。またはそれをベースにアレンジされた料理です。
鎖国が終わってから、日本には様々な外国の文化が入ってきましたが、その中には料理も含まれています。
とは言うものの、日本にある食材だけでは、外国の料理を再現できるはずもなく、日本の料理人たちは、一生懸命知恵をしぼって、様々なアレンジ料理を産み出しました。
ですので、カレーライスやシチューなど、日本人にとっては洋食でも、外国の人々にとっては、初めて見る料理だということもよくあるはなしです。
また、肉料理が食べられるようになったのも、鎖国が終わった明治時代からなので、今でも鎖国が続いていたら、おもに魚を食べて、お肉は滅多に食べられない貴重品だったのかも知れません。
和食と洋食の違いを、いろいろな観点から見てみる
和食と洋食は、素材の違いは言うまでもありませんが、それらを手に入れる環境の違いによって、大きく分かれたと言えます。
私たち日本人は、農耕によって食料を手に入れていた、農耕民族です。
対して、西洋は、狩りによって食料を手に入れていた、狩猟民族です。
それによって、和食はお米を中心としたメニューが考えられ、洋食はお肉を中心としたメニューが発達していったのです。
他にも、調味料の考え方の違いもあります。
和食としての調味料は、素材の味をより生かすために、ダシや味噌などが発明されました。
洋食は、肉のにおいを消すために、香辛料や、ハーブを使った調味料が使われました。
また、発酵食品に関しても、それぞれに進化を遂げています。
日本では、醤油・味噌・納豆・お酒・漬物など、あげるとキリがないほど、発酵食品が数多くあります。
西洋も負けておらず、チーズやヨーグルト、ワインやビールなど、今や日本人にとって欠かすことが出来ない発酵食品が発明されてきました。
日本料理とは違う和食と洋食がミックスされた「日本食」
誰かの言葉で、「日本人はアレンジがうまい」と聞いたことがあるかと思いますが、日本人は、良いと思ったら、他国の物でもどんどん取り入れる民族です。
ですので、日本人が外国の食べ物だと思っていたら、現地の料理とはまったく別もので驚くこともあります。
その例をあげるとキリがありませんが、中でもナポリタンは日本独自のもので、イタリアのナポリから産まれたものではありません。
万が一、ナポリのお友達が出来ても、「懐かしいでしょ?」なんて言って、ナポリタンを得意げに振舞うのはやめておきましょう。
ただ、日本で産まれたからと言って、ナポリタンを和食として分類するのは、ちょっと抵抗があると思います。
一応、洋食の定義として、西洋で作られた物をベースとしてアレンジされたものも、洋食に入りますので、イタリアで作られたパスタを、日本人が日本人の舌の好みに合うようにアレンジされていますので、これも洋食に分類されると言えます。
和食と洋食、どちらが栄養のバランスが優れているのか?
「これは、間違いなく和食でしょう」
そう思った方も、中にはいらっしゃるでしょう。
確かに、懐石料理などは、様々な食材がバランス良くたくさん出てきますので、栄養価は高いと言えます。
しかし、みなさんこれを毎食食べていますか?
ご飯と納豆と味噌汁だけで、簡単に済ませてしまう時もありますよね。
これですと、炭水化物とたんぱく質だけに特化したメニューですね。
野菜のビタミンや、ミネラルも欲しいところです。
では、洋食の方はどうか?
洋食はサラダもありますし、具だくさんのスープもあります。
ただ、それ以外ですと、ポテトなどの揚げ物や、ステーキなど脂質とたんぱく質ばかりのものが目立ちます。
以前より、成人病の増加が問題視されていますが、一番良いのは和食と洋食の利点と欠点を理解して、バランスの良い食事を取ることです。