世の中の情報を再調査

SOCIAL MEDIA

世の中の情報を再調査│RealWorldReserch

子猫の野良を捕獲する前に確認することと安全な捕獲方法について

2018.12.9

まだ生まれたばかりの野良の子猫を見かけると、かわいそうになって捕獲して自分で育ててあげたいと思ってしまいますよね。

でも、実際に捕獲するとなると、どんな手順で進めればよいのでしょうか?捕獲に成功した後でやるべきこととは?

野良の子猫を捕獲するために準備することと捕獲後にやるべきことについて詳しく説明します。

スポンサーリンク

こんな記事もよく読まれています

ハムスターは種類がいっぱい!大きいのは?性格や飼育方法

ハムスターにはいろんな種類があって、大きさや特徴もそれぞれ違うのをご存知でしょうか? では、ハ...

子猫へ先住猫からの威嚇がある時の対処法と多頭飼いの注意点

猫好きで今飼っている猫の他にも、新たに子猫を迎えたいという方もいるでしょう。 そこで気をつけたいの...

猫が着地で鳴く理由!着地できる高さと鳴き声でわかる猫の気持ち

猫が高いところから降りて着地をする時、短く鳴くことがあります。この様子を見て、どうして鳴き声を出すの...

犬の点耳薬の上手なやり方とは?嫌がるときの対処方法

犬の点耳薬のやり方はご存知ですか?点耳薬を嫌がる犬は少なくないので手こずる方もいらっしゃるのではない...

文鳥を旅行に連れていくことはできる?文鳥と旅行に行く方法

家族の一員として文鳥を飼っている人もいますよね。旅行の計画を立てた時、文鳥を旅行に連れていくかどうか...

犬のベッドは簡単手作りが一番安い?作り方とポイントについて

犬のベッドの買い替え時期!犬が気に入って見た目も良く、そして安いベッドを探すのはなかなか大変ですよね...

ハムスターの種類の中でも人気なのは?飼いやすいのは○○!

日々の疲れを癒してくれる存在ペット。犬や猫よりも飼いやすく手入れも楽なことから人気となっているペット...

野良猫から地域猫へ!トイレやハウスの作り方を教えます

野良猫って近所にいますか?今は野良猫を増やさないようにする地域猫活動がされているんですよ。 そ...

金魚すくいのポイの作り方や必要な材料についてご紹介します!

夏が近づくと、各地域でお祭りがあり金魚すくいをしたい!というお子さんも多いかと思います。 自宅...

猫を二匹飼いするときの性別や相性など気をつけるポイントとは

猫を二匹飼いするなら性別についてまず考えなければなりません。 先住猫の性別によっても、新しく迎え入...

金魚の病気のサイン?沈む、動かないときの対処法

金魚が病気になると、じっと動かなくなったり、水槽の下に沈むことがあるようです。 そこでここでは...

ハムスターの遊び道具は手作りできる!?おすすめグッズとは

ハムスターは、回し車の中を走り続けるなどケージの中で遊んでいる姿がとても可愛いですよね。 そん...

最近変わってきている?ペットの種類の割合を徹底調査

ペットの種類の割合って気になりませんか?やっぱり一番多いのは犬?不動の第一位なのでしょうか? ...

子猫は生後1ヶ月半まではミルクが必要!飲ませ方や量について

生後1ヶ月ほどの子猫の場合、本来であればお母さんのおっぱいで育つ時期です。 何かの事情でこの時期に...

ハムスターのトイレと砂遊び場所は同じ?使い分けが必要な理由

ハムスターを飼う時にトイレの場所と砂遊びをさせる場所を、別々にしたほうが良いと聞きますが、使いわける...

スポンサーリンク

野良の子猫を捕獲する前に確認すること

母猫がいる子猫かどうか確認します。

親猫がいる子猫を捕獲してしまったら、子猫を親から引き離してしまうことになります。また、子猫を触って人間のニオイがついてしまったら、母猫は我が子とは認識しなくなり、攻撃をしかけたり育児放棄になる場合もあります。
もしも母猫も一緒に保護するつもりであれば問題ありません。

飼い猫や地域猫かどうかを確認します。

猫を飼っている人の中には、日中は自由に外に出している飼い主もいます。誰かに飼われている猫かどうかを確認してください。
また、地域猫とは地域で飼われている猫のことで、野良猫ではありません。ボランティアに保護されている地域猫は、去勢や避妊が済んでいる場合、耳にカットが入っています。もし耳がカットされていたら保護の必要はありません。わからない時は近所の方や自治体に確認してみるといいです。

見つけた猫が傷を負っていたり、痩せ細って弱っている、具合が悪そうな様子で命に関わる状態であれば、その時は急いで保護してあげてください。特に怪我や病気を考えられる場合は放っておくと命が危険ですので、母猫がいる場合でも保護して獣医師に診てもらってください。

警戒心の強そうな野良の子猫を安全に捕獲するためには

警戒心が強い野良猫は人の近くに寄ってくることはありません。無理なく安全に、周りにも迷惑をかけないように捕獲するためには、あらかじめ準備が必要です。
捕獲する時に暴れて引っ掻かれたり噛まれたりすることも考えられますので、長袖・長ズボンでなるべく肌を出さない服装にし、厚手の手袋などをすると良いでしょう。

野良の子猫を捕獲するときには、猫用の食べ物を用意します。

匂いが強めのおやつや餌を用意してください。猫用のミルクも良いでしょう。しばらくの間は食べ物を与えるだけにして、遠くから見守り、徐々に距離を縮めてみましょう。少しずつ警戒心が薄れてきて、距離が縮まってくるかもしれません。
だたし、生後1ヶ月の子猫の場合は消化器官が発達していないためキャットフードは与えてはいけません。また、人間用の牛乳も消化できないので与えないでください。

捕獲器を用意します。

捕獲する時にしか使わないので保健所や動物関係のNPO法人、動物病院などで借りるといいでしょう。捕獲器がある方が安全に捕獲することができます。
また、捕獲した後は捕獲器の中で暴れることもありますので、その場合はタオルなどをかけて外が見えないようにするといいでしょう。

近所の方にも協力してもらいます。

捕獲器やエサを設置する場合、その場所が人の土地や公共の場であるなら事前に許可をもらうことが必要です。また、捕獲器の周りにはたくさんの猫が集まってくることが考えられるので、事前にご近所の方に伝えておいた方が良いでしょう。
もし可能なら、捕獲器を一緒に見張ってもらえるようお願いしてみるのもいいかもしれません。

あと、保護した後で必要となるので、キャリーケースを用意しておいてください。キャリーケースは動物病院へ連れて行く時など移動する場合に必要となってきます。

野良の子猫を捕獲した後にやるべきこととは

野良の子猫保護できたら、キャリーケースに入れて動物病院に連れて行きましょう。

捕獲器のままでも大丈夫です。まずは子猫の健康状態を診てもらってください。

子猫は免疫力が低く、小さな病気が命取りとなる場合もあります。もしも病気をかかえていたら、すぐに治療が必要となってくることもあります。
これまで生きてきた環境を考えると、ノミやダニがいたり、お腹の中に寄生虫がいることも十分考えられます。

すでに猫を飼っている方であれば、先住猫にノミ・ダニ、感染症をうつしてしまうことを防ぐためにもなります。

保護した子猫が小さいと、まだミルクが必要なのか離乳食にしても良いのかの判断が必要となってきます。自分で排泄できない子猫なら排尿させるための世話も必要です。そのような問題点なども獣医さんからアドバイスをもらうと良いでしょう。

野良猫を捕獲するなら、覚悟が必要です

猫を保護したら、その命に責任が生じます。覚悟を決めて、最後までしっかりと面倒をみてあげてください。命がある生き物です。やっぱり無理、などと投げ出すことは出来ません。捨てたり保健所へ連れて行くことは絶対にやめてください。

猫を迎えることが出来る環境であるかを事前に考えてから保護するのは当然のことです。賃貸住宅に住んでいる場合はペット可であるか、また分譲マンションでも事前に申請が必要であったり、ペットの大きさに制限がある場合もあります。既にペットがいる場合は多頭飼いが可能かどうかも確認してください。
また、家族にアレルギーがないかどうかも注意する点です。

ちなみに、メス猫を保護した場合は、子猫が産まれても育ててあげられるのか、出産・子育てのための環境は準備してあげられるのかも考えておく必要があります。
保護したのなら避妊・去勢をすることも考えてください。

母親のいる野良の子猫を捕獲する場合の注意点とは

母猫と子猫をともに保護できるのは素敵なことだと思います。命を助けようとする行為はとても尊いものです。

捕獲する時にポイントは、まずは子猫から捕獲することです。母猫だけ先に捕まえて子猫がなかなか捕獲できないと、子猫は栄養をもらえなくなり、次第に衰弱して命に危険が及びます。

まずは素手でも捕獲器でも構わないので子猫を捕獲します。無事に保護出来たら、次は母猫を捕獲器を使って捕獲します。
そらぞれ別のキャリーケースに入れて、動物病院へ連れて行ってください。
母猫と子猫を一緒に入れた場合、母猫は子猫を守るために凶暴になり危険です。できれば別々のキャリーケースに入れて、まずは健康状態を診てもらってください。

母猫を先に捕獲したものの、子猫がなかなか捕獲できない場合もあると思います。その場合は母猫に避妊手術を受けさせ、一度子猫のところに返すという方法を考えてみてください。その場合もまた動物病院で相談してみるといいでしょう。

 - ペットや動物に関する疑問