睡蓮の植え替え時期の目安は?耐寒性睡蓮と熱帯性睡蓮の特徴
2018.11.30
とても美しい花を咲かせる睡蓮。睡蓮を育てている人の中には植え替え時期は一体いつがいいのかわからない人もいますよね。特に睡蓮栽培初心者の方は、わからない事も多いのではないでしょうか。
睡蓮には耐寒性睡蓮と熱帯性睡蓮という種類があります。それぞれの種類の植え替え時期は、一体いつが最適なのでしょう。
そこで今回は、耐寒性睡蓮と熱帯性睡蓮の植え替えの時期や特徴についてお伝えします。
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この記事の目次
耐寒性睡蓮の植え替え時期について
家庭菜園を趣味とする方も世の中には多くいらっしゃいますよね。その中で、睡蓮に興味を持って栽培しようかな?と考えている方もいると思います。
そんな方々に睡蓮の植え替えの時期について、ここで紹介していきたいと思います。
耐寒性睡蓮
植え付けの時期は、4-5月になりますのでその時期に植え替えをしましょう。
土は水生植物専用土か赤玉土に水を加えて混ぜたものを用意し、7号以上の鉢の1/3ほどの所まで入れていきましょう。
水の量は芽の先から水面までの距離が15cmになるように調節をしていきましょう。土をしっかりさせることがポイントです。
ポイントを抑えて、耐寒性睡蓮を育てて下さい。
熱帯性睡蓮の植え替え時期について
耐寒性睡蓮はいつ植え替えをしたら良いのか、また土には何を混ぜるべきで、水の量はどの位が適切なのかを上記では説明してきました。
次に、熱帯性睡蓮の植え替えの時期について触れて行きたいと思います。
熱帯性睡蓮
植え替えにはっきりとした時期はない
目安としては、小さな浮き葉を数枚出す頃が目安になります。その為、注意深く熱帯性睡蓮を日々観察することが植え替えをするのに大切になってきますよね。
「え、それじゃ早めにした方が良いの?」と疑問に持つ方もいると思いませんが、慌てずにじっくり生育させることをお勧めします。
また「水温」がポイントで、5℃~15℃の水温が適切とされています。
肥料については場所に注意して下さい。球根に近すぎないよう鉢底がベストになります。
睡蓮は根詰まりしやすい!時期を見て株分けや植え替えを
熱帯性睡蓮の植え替えの時期、水温、また肥料の位置について、上記では簡単に説明してきました。
次に睡蓮は成長が早く根詰まりしますい為、時期をみて株分けや植え替えをしなければならない点についてみていきたいと思います。
睡蓮はどのような時期に株分けをしたら良いのか
「耐寒性」の睡蓮の株分け
3~4月がベストになります。時期に関しては注意してください。生育期に入ると、その年に花をみることができないかもしれませんので。
「熱帯性」の睡蓮の株分け
5月~7月がベストになります。寒い時期は寒さに弱い為、水温にも気をつけましょう。15度以上がベストになります。
「耐寒性」の睡蓮と「熱帯性」の睡蓮で時期が異なってきますから、十分注意しましょう。
耐寒性や温帯性睡蓮の植え付けについて
睡蓮は「耐寒性」と「熱帯性」では、植え替えの時期が違うことが、上記の説明でわかりました。
次に、耐寒性や温帯性睡蓮の植え付けについて、より詳細にみていきたいと思います。
耐寒性(温帯)睡蓮
冬でも完全に凍結していないのであれば、冬を越すことができます。少し大きめの鉢植え(6-7号)であれば、咲きやすくなります。
熱帯睡蓮
凍らない程度の水温で冬を越すことができます。植え替えもしなくても良いです。
睡蓮の植替え方法
耐寒性(温帯)睡蓮の場合 6~7号くらいの鉢に植え替える。
熱帯睡蓮の場合 4号以上であれば、植え替えの必要なし。
日当たりについて
日当たりが良い場所で、直射日光が当たる場所に半日以上置きましょう。
耐寒性睡蓮と熱帯性睡蓮の特徴
耐寒性や温帯性睡蓮の植え付けについて、上記では簡単に把握してきました。
最後に耐寒性睡蓮と熱帯性睡蓮の特徴についてみていきたいと思います。
耐寒性睡蓮の特徴
形は丸、色合いがやさしいものが水面に浮いてきます。熱帯睡蓮より花形は豊富になります。
花は昼に咲き、日が高くなる頃には閉じます。植え付けに関しては、1年目は株は少ないですが、翌年には期待できます。
熱帯性睡蓮の特徴
大きな花を咲かせることが特徴になります。青や紫色の花を咲かせ、エキゾチックな独特な雰囲気を醸し出します。開花については、7-10月位まで続きます。寒い時期に弱く、衰える傾向があります。その為、冬をどうやって越すのかが問題になってきます。
以上が、耐寒性睡蓮と熱帯性睡蓮の特徴になります。
睡蓮。育てるには、耐寒性睡蓮と熱帯性睡蓮の特徴と、温度に注意しよう
睡蓮に興味を持ち、家庭菜園をしている方もいらっしゃいますよね。綺麗な花を毎年みたい、そういう願望を持っている方も沢山いらっしゃいます。
睡蓮には、耐寒性睡蓮と熱帯性睡蓮がありますが、特に熱帯性睡蓮の場合は寒さに弱いので、どのようにして冬を越すことができるのかが鍵となってきます。水温に注意し、日当たりの良い場所において、枯れさせないようにしましょう。
また睡蓮は成長するのが早いので、成長したら根詰まりが心配されます。より大きい鉢植えに移すなどの対応をして、一つ一つの睡蓮が持つ成長力に制限をかけないように注意しましょう。耐寒性(温帯)睡蓮と熱帯性睡蓮では、株分けの時期も違ってきますから、時期に気をつけて株分けをしましょう。