風呂場の換気扇をまわす時にドアは開ける?閉める?問題について
2018.5.3
お風呂から上がった後に、みなさん換気扇は回していると思いますが、そのときにドアは閉めていますか?開けていますか?
人によって違いがありそうですが、正解はどちらなのでしょうか。
湿気を効率よくのがすにはどの方法が良いのでしょうか。
効率よく湿気をのがしてあげることは、カビ予防の基本です。
お風呂場の湿気対策についてご紹介します。
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この記事の目次
風呂場の換気扇を使うときにはドアは開ける?閉じる?
皆さんはお風呂場の換気扇を使うときに、ドアを開けていますか?
それとも閉じていますか?
もっとも効率よく換気扇を使って換気するには「ドアを閉じる」のが良いです。
正確にはお風呂場には通常ガラリと呼ばれる開口がついてますので、そちらはあけて、ドアは閉じておきます。
ガラリがなければドアを少しだけ開けておくのが、効率良く換気するポイントです。
なぜドアは閉じていた方が良いのでしょう?
その理由は後ほどご説明いたします。
ところで、お風呂場に窓があるお宅もあると思います。
その場合はどうするのが良いのでしょう?
多くの方がなんとなく窓は開けているかもしれませんが、正解は、「窓は閉める」です。
つまり、「ガラリ以外はすべて閉める」のが最も効率良く換気する方法です。
風呂場の換気扇は空気の流れを作ることが大切!ドアに注意
換気とは給気口から空気を取り込み、室内の空気を室外へ排出することです。
換気でもっとも重要なことは「空気の流れを作る」ことです。
さて、先ほどご紹介したように最も効率良く喚起するために、換気扇を回して「ガラリ以外はすべて閉める」とします。
その時に空気はどのように流れるでしょう?
最近の浴室にはガラリ(開口)がついていますが、この小さな開口だと室外の空気を吸い込むだけですみます。
そして吸い込まれた空気がお風呂場の床、壁、天井へと流れて換気扇から排出されます。
この時にできる空気の通り道がとても重要です。
換気率が上がれば、お風呂場全体の乾きも早くなります。
もしもドアを開けっ放しにして換気扇を回したらどうなるでしょう?
ドアの開けすぎは空気の流れを崩て換気率を下げてしまい、湿気を脱衣室に送ることになってしまうでしょう。
空気の流れが滞るので、浴室全体が乾かないということになります。
換気扇を回すときは、給気口以外は密閉することが換気効率を高めます。
風呂場のカビ対策のために換気扇、ドア以外にも気をつけて
カビ対策にもっとも有効なのは、カビの原因を取り除くことです!
カビは生えてしまうと退治するのがとても大変なので、発生させない対策をしましょう。
カビの原因菌はあちこちに潜んでいて、条件がそろうと活発に増え始めます。
カビの好物は「適度な温かさ、水分、そして栄養」です。
そんな条件のそろうお風呂場はカビにとってとても住み心地の良い場所です。
カビを防ぐにはカビの好物を取り除くほかに、原因菌を除菌することもポイントになります。
まずは「温度」です。
外気温の影響も受けるのでコントロールは難しいですが、お風呂場を使った後は水をかけるなどして、できるだけ温度が下がるようにします。
そして、「水分」です。
浴槽にお湯を溜めてある時は、入浴中以外は蓋をするようにしましょう。
湯気によって温度や湿度が上がるのを防げます。
また、湿気を追い出すのはもちろんのこと、水滴も残らないようにすることが、カビを防ぐ近道です。
浴室の湿気を逃すため換気扇を入れっぱなしにしておく
換気扇を24時間つけっぱなしにしている方はどのくらいいらっしゃるでしょう?
換気扇をつけっぱなしにするメリットは2つあります。
換気扇を回すのはカビ対策
お風呂場は換気扇を消してからたった1時間ほどで、お風呂場の湿気が溜まり、カビが活動するに十分なレベルになってしまうそうです。
24時間換気扇をつけっぱなしにして、お風呂場の湿気を室外へ逃がし、乾燥させておくことで、カビ対策に高い効果が期待できます。
換気扇を回すのは臭い対策
お風呂場は綺麗にしているつもりでも、石鹸カスや髪の毛などから悪臭が出てしまうことがあります。
排水溝付近から発生することの多い悪臭ですが、それがお風呂場に充満してしまい、気づいたときには換気扇のスイッチを入れても、なかなかスッキリしません。
換気扇をつけっぱなしにしていれば、常に空気の入れ換えが行われているので、悪臭に悩まされることもありません。
電気代は気になりますが、カビの気になる季節には、試してみる価値が十分にありそうです。
気を付けているのにカビが発生!ここをチェック
気をつけているのになぜかカビが生えてしまう!
そんなときにチェックしてみて欲しい場所を集めました。
換気扇
本当にきちんと換気できていますか??
換気扇が詰まっていて換気ができていない場合があります。
悪臭がしたり、変な音がするときには、まずは換気扇をチェックしてみましょう。
床材
最近の浴室のタイルは揮発性に優れていて、換気扇がきちんと回っていれば水分は飛ぶようにできています。
しかし、古い物件でコーティングが剥がれていると、換気扇を回しもなかなか水分が飛びません。
そのようなときには、入浴後にタオルでさっと拭いてしまいましょう。
ワックスタイプの撥水剤を塗ってみるのも良いかもしれません。
もちろん、余裕があればタイルだけでもリフォームしてしまうの手です。
棚や小物類
浴室にある桶や椅子、シャンプーなどのボトル類などもチェックして見ましょう。
底などに水分が溜まりやすい場所です。
また、棚や鏡の裏なども水分が溜まりやすいので、見つけたら個別に対処しましょう。