いちごに肥料を与えるタイミング!甘いいちごの育て方
2018.11.29
いちごは甘酸っぱさが美味しく、大人にも子供にも人気の果物ですよね。
家庭菜園でもいちごは人気ですが、いちごの実がなかなかつかないとか、いちごはなったけどあまり甘くないという場合もあります。
美味しいいちごにするためには、栽培方法や肥料の与え方に気をつけてみましょう。
肥料を与えるタイミングやいちごの基本的な育て方などをご紹介します。
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この記事の目次
いちごの肥料の割合は?元肥を入れるタイミング
いちごは子供にも大人にも人気の果物ですよね。
甘酸っぱいいちごと甘い練乳の組み合わせは、病みつきになる美味しさです。
そんないちごを自宅で育ててみようと思う人は多く、家庭菜園でも人気があります。
いちごを育ててみようと思ったら、まずは土作りですよね。
いちごの栽培用土は、市販の野菜用の培養土を利用するのが便利でおすすめです。トマトやナスなどの実も野菜用の培養土を選びましょう。
もちろん自分で作ることも出来ますよ。
赤玉土7:腐葉土2:バーミキュライト1の配分で混ぜ合わせます。
そこに、石灰を用土10Lにつき10g、化学肥料は用土10Lにつき10~30gを加えて更に混ぜ合わせましょう。
土作りは植付けの2週間前までに行っておきます。
もうすでに昨年植えたいちごの肥料(追肥)のタイミング
いちごはすでに去年植えているという場合には、追肥が必要になります。
追肥は2回行います。
追肥の時期について
1回目(2月中旬~3月上旬頃)
地面にへばりつく様だった葉っぱが、起き上がってきたら追肥のタイミングです。
暖かくなっていちごが休眠から目覚めるので、生育に必要な栄養を与えます。
株の周りに肥料を撒いて、軽く耕してあげましょう。
2回目(3月中旬~4月上旬頃)
1回目の追肥から1ヶ月ほど経って、いちごの可愛い白い花が咲き始めたら追肥のタイミングです。
1回目と同じ様に追肥しましょう。
追肥後には敷きわらを施します。
いちごの果実の痛みを防ぐ効果だけでなく、泥はねも防ぐので病気や害虫被害を減らす効果があります。
甘いいちごにするために適切な容量とタイミングで肥料を
いちごを育てている方ならどなたでも「甘いイチゴ」を目指すと思います。
甘いイチゴには、リン酸成分の多い肥料がおすすめです。発酵油かすや骨粉も向いています。
窒素成分の多い肥料は、株や葉ばかりが多くなって、花や実にあまり栄養分が行き渡らないので注意しましょう。
いちごの花がなかなか咲かなかったり、果実がならない時には、肥料が原因の場合もあります。
リン酸が多く含まれているからといって、たくさんあげれば良いと言うわけでもありません。
多すぎる肥料は樹勢が強くなりすぎて、酸っぱいいちごの原因にもなります。
用法・容量をきちんと守るようにしましょう。
また、いちごは日当たりの良い場所で育てるようにしましょう。
日照時間が長い方が、花付きも良く、実をつけやすくなります。
いちご栽培で気をつけること
いちごを栽培する時の注意点をご紹介しましょう。
- 土
いちごは連作障害があるので、同じ畑で栽培していると年々病気が増えてしまいます。 - 気温
雪に埋もれてしまっても大丈夫なほど寒さには強いいちごですが、暑さには弱いので気をつけましょう。
夜の気温が25度以上の場合には、病気になりやすくなります。
実を成らせるための適温は、日中20~25度、夜間6度以上と言われます。 - 肥料
いちごの根は肥料焼けしやすいので、元肥は少なめにしましょう。
チッ素成分が少なくてリン酸成分の多い肥料を使うようにします。 - 結実
結実のためには冬場にしっかりと低温に当てること、そして肥料の成分に注意することです。
結実するためには、受粉も必要になります。
来年もまたいちごを楽しむために!越冬の方法
いちごは越冬して翌年も楽しむことが出来る植物です。
翌年のおいしいいちごのためには、上手に越冬させたいですよね。
いちごは寒くなると、ロゼットと呼ばれる地面に張り付くような姿で休眠に入ります。
このまま枯れてしまいそうに見えますが、心配はいりません。
越冬する時には、泥跳ね予防のために敷き藁を敷くのがおすすめです。
露地栽培ならマルチングを行いましょう。
早い時期に出てくるランナーは根本から切り落とすようにしましょう。
いちごは寒さに強く、品種にもよりますがマイナス5度くらいまでなら問題ありません。
しっかりと冬の寒さに当てることは春からの収穫にも繋がります。
しかし、雪に埋もれると苗が痛むので注意しましょう。
2番めと3番目のランナーを上手に越冬させると、翌年も美味しいいちごを楽しめますよ。
2月くらいになったら、枯れ葉や傷んだ葉っぱをとって、株元を綺麗にしましょう。
株元の風通しを良くすることは、病気や害虫被害の予防になります。
マルチや敷きわらで株元を覆いましょう。
いちごの苗の作り方
いちごは、収穫が終わった苗は翌年は病気になりやすく、収穫量や味が落ちると言われます。
美味しいいちごを求めるなら、翌年用として苗を育てるのがおすすめです。
いちごの苗は、親株から出てきたランナーを切り離して、植え付けるだけで簡単に増やすことが出来ます。
新しいランナーが親株になるまで育てましょう。
露地栽培も可能ないちごですが、連作障害があるので、鉢やプランターで育てるのがおすすめです。
鉢やプランターの場合には、新しい土に入れ替えることで何度でも栽培が可能です。
ランナーが伸びてきたら、新しい鉢やプランターにのせておくだけで自然と根付いてくれますよ。
収穫が終わった苗の処分も簡単です。
新しい苗と新しい土で、毎年美味しいいちごを栽培できます。
いちごのプランターは積み重ねられる専用のプランターも販売されていますが、大きな鉢に小さな鉢をのせるのも可愛くて素敵です。
いちごは果実が美味しいだけでなく、見た目も可愛いので、栽培する容器にもこだわりたくなりますよね。