ダンスができない理由やNGな練習方法、上達するためのポイント
2018.10.21
同じダンススクールに通っていても、上達の速い子とそうではない子がいますよね。
もともと持っている運動神経やリズム感が関係しているということ以外にも、理由があると言います。
同じ先生に同じように習っても、できない理由とはどこにあるのでしょうか。
ダンスがなかなか上達しない人にありがちな練習法や、ダンスの上達に必要なポイントについてご紹介します。
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この記事の目次
ダンスができない理由…基本の練習をきちんとしていない
ダンスが上手な人を見ると、いとも簡単にかっこよく動いていて自分もあんな風にかっこよく踊るぞ!と意気込みますが、実際は全然近づけていないということってよくありますよね。
そんなに頑張っているようには見えないのに、ダンスが上手な人はなぜ簡単に踊れるのでしょうか。
答えは、「基礎の練習をしっかりこなしているから」ということに尽きます。
ダンスの上手い人を見て、小手先を真似してもそれはただのモノマネの動きです。
ダンスの基礎を自分の体にしっかり叩き込まない限り、ダンスの上達は難しいでしょう
ダンスに欠かせないことは、基礎はもちろんアイソレ(アイソレーション=体の部位を単独で動かすパントマイムのような動きのトレーニング)、柔軟性、リズム感など色々なものがあります。
どんなスポーツもそうですが、基礎を怠ってテクニックばかり磨いても上達は出来ません。
基礎は、基本的に地味なので嫌がる人も多いです。
でも、地道に基礎練習を続けることで、応用が効く体になるので、新しい動きができたり、動きの組み合わせも出来るようになります。
ダンスが上手な人というのは、基礎練習をしっかりしている人ということが言えるでしょう。
初心者でダンスができない理由は?カウントをきちんと取ることが必要
どんな人にも、やりにくい動きや覚えられない苦手な動きもあります。
こればかりは、繰り返し地道に練習するという方法しかないでしょう。
通しで振り付けを覚えることの他に、苦手な動きの箇所は入念にそこだけ練習するということも効果的です。
手と足を同時に動かす振り付けの場合は、まずはステップだけをやってみて、確実に出来るようになったら、今度は手の振りも加えてみるなど、段階的に振りを覚えていきます。
難しい振りでは、リズムもワンテンポ違っていたりするので、頭がこんがらがってしまうこともありますが、確実に繰り返して練習するうちに体が覚えていきます。
自主練習では、自分の姿を見ながら練習できるように、鏡を見ながら行うのが良いです。
ダンスが上手な人がいれば、自分の動きとはどこが違うのかを知るために、動画を撮って見直すこともわかりやすいのでおすすめです。
できれば、自分も一緒に並んで踊っている動画であれば違いがわかりやすいのではないでしょうか。
ダンスができない理由は間違えたままで練習している
練習自体は他の人よりも頑張っているのに、なかなか上達しないということはないでしょうか。
その場合、基礎が間違っていて、そのままの状態で練習していることが考えられます。
体のバランスがどちらかに重心がかかっている状態であったり、姿勢が悪かったりなど、振り付けそのものは合っていても、基礎が中途半端な状態であれば上達は難しいでしょう。
特にダンスは、言ってみれば自分との戦いです。
自分にダメ出しをしてくれる人がいればいいですが、何も言われないと、特に間違いに気づかないまま練習を続けている場合もあります。
ダンスの場合、動きの確認も重要な作業です。
自分の動きを見るのが恥ずかしいからという理由で、ダンス練習の動画を撮らないという人もいますが、ダンスを上達したいのであれば、動画をチェックすることはとても大切です。
客観的に自分を見ることで、練習している時には気づかなかったことに気づくこともあります。
また、ダンスの練習では鏡を見ながらの練習が欠かせませんが、常に鏡を見ながら練習していると、その状態に慣れきってしまい鏡がないと踊れないということにもなりかねません。
自分の動きをチェックしたり、フォームを確認するのには鏡は重要ですが、あまり鏡に頼りすぎも注意しましょう。
ダンスの上達に必要なこととは?
プロダンサーなどの話では、「とにかくダンスが好き」「好きなダンスが仕事で幸せ」「踊っている時が一番自分自身を表現できる」など、誰からもダンスにかける情熱が伝わってきます。
踊ることが嫌いだな、早く終わりたいと思いながらダンスしていても絶対に上手くなることは出来ないでしょう。
ダンスが上達するためには、「踊ることが好き」という気持ちが大切ということが言えます。
また、一人ひとり体型や性格も違います。
憧れの人と自分を比べて、「あの人みたいになりたい」と思い、目標にして頑張るのは良いですが、「あの人に比べて自分はスタイルが良くないからダメだ」など自分を否定するのはNGです。
自分の長所も短所も全部受け入れて、自分に合う練習を取り入れるということで体もそれなりに変わってきます。
また、練習量が多いことが必ずしもダンスの上達にはなりません。
練習は、基礎がしっかりしているということが前提です。
基礎が間違ったまま何度練習をしても上手くなることはないでしょう。
ダンスをやると身体面だけでなく社会性も育つ
ダンサーには、身体能力はもちろん表現力も必要です。
それは、相手に自分の踊りを表現するというダンスの特性に関係があります。
またダンスをすることで、身体能力や表現力が高まるだけではなく、協調性も身につくことが考えられます。
よくキッズダンサーの子どもたちが踊る場面を見ますが、どの子どもたちもみんな笑顔で、心から楽しそうにダンスしています。
ダンス=音楽・リズムというのは、赤ちゃんの頃から自然と私達人間の身近にあるもので、音楽を聴くことでリラックスしたり、時には感情を揺さぶられることもあるものです。
音楽を聴いていると体が自然に動くということも、人間の本能としてダンスの能力が元々備わっているからと考えられますよね。
心と体を使うダンスが、子どもにとっても心の成育という面で良いということは言えるでしょう。