猫を二匹飼いするときの性別や相性など気をつけるポイントとは
2018.11.24
猫を二匹飼いするなら性別についてまず考えなければなりません。
先住猫の性別によっても、新しく迎え入れる猫の性別や相性が変わってくるのです。
また、新しい猫を迎え入れるタイミングや注意点もあります。
そこで、猫の二匹飼いするときの性別や相性など気をつけるポイントについてご紹介致します。
スポンサーリンク
こんな記事もよく読まれています
-
犬はネイルの匂いが苦手!犬が嫌がる匂いは何?犬の嗅覚について
犬はとても嗅覚が優れていて、匂いに敏感な生き物です。犬が苦手とする匂いはたくさんあり、ネイルの匂いも...
-
オカヤドカリが貝殻に入らない時の方法!殻がないと生きられない
オカヤドカリは陸で生活するヤドカリで、最近はペットとして飼育する方も増えている人気の生き物ですね。 ...
-
金魚の酸素不足をストローで回避できるかを調査!水と酸素は大切
夏になると、お祭りなどで金魚すくいをする人もいますよね。 上手にGETできても、家に飼育環境が整っ...
スポンサーリンク
この記事の目次
猫の二匹飼いをはじめるときの二匹目の性別は
二匹目の猫を飼いたいと思ったら、一匹目と同じ性別が良いのか別が良いのかなんとなく考える人も多いと思います。猫は種類だけでなく性別によっても性格の特徴があります。もちろん、その猫自体の個性や性格は飼ってみないと分からないこともありますが、多頭飼いをするときには、猫同士の相性を考えなければいけません。
基本的に、オス猫はメス猫よりも縄張り意識が強いです。一匹で飼っているときは気付かなかったけど、二匹目もオス猫を飼ったら実はお互いに縄張り意識が強くて縄張り争いをしてケンカが絶えず、同じ空間で飼える状況ではなくなってしまう可能性もあります。
そのため、一匹目がオス猫の場合は、二匹目はオス猫よりもメス猫が良いと言われています。一匹目がメスの場合は、性別はあまり意識しなくても良いとされています。
ただし、一匹目も二匹目もまだ子供の場合は、性別に関係なく比較的仲良くなりやすいと言われていますので、多頭飼いを考えている場合は、一匹目が成猫になる前に二匹目を飼うのも一つの方法でしょう。
猫を二匹飼いするなら性別や相性の見極めが大切
一匹目の猫を先住猫と言いますが、先住猫と二匹目の猫との相性は実際に対面させてみないと分からない事があります。しかし、いきなり対面させるのは危険です。
例えば、人間にはフレンドリーでお客様にも人見知りしない穏やかな猫だから大丈夫と思っていても、実は猫同士だと仲良く出来ない性格のこもいるからです。
猫同士の対面には時間をかけるのは鉄則です。いきなりゲージも格子もない状態で対面させてケンカになったら手を付けられません。止めようとして人間が大けがをする恐れもあります。
出来れば違う空間で慣らして、ゲージ越しやガラス戸越しなどで対面させて様子を見ましょう。多頭飼いをするからには、二匹には仲良く猫団子を作ってもらいたいですよね。人間も第一印象が悪いと相手に良い印象を抱かないように、本来相性の良い性格同士の猫でも第一印象が悪いとその後仲良く出来ない可能性があります。
また、二匹の相性が大丈夫そうだと思っても、最初のうちは外出時など長時間目を離す時はゲージにいれたりして注意しましょう。
猫の二匹飼いの性別は異性の組み合わせがオススメ
最初にもご説明しましたが、オス猫は縄張り意識が強いのでオス猫同士よりオスより縄張り意識の少ないメス猫同士かオス猫とメス猫の組み合わせの方が相性が悪いリスクは抑えられます。
しかし、オス猫同士でも仲良く出来る性格の猫も多く、オス猫同士の多頭飼いをしている家庭も少なくありません。逆に性格が難しいメス猫の場合は、オス猫同士よりも仲良く出来ないケースもあります。
性別以外で二匹目の猫を選ぶとしたら、メス猫よりもオス猫のほうが体が大きくなるのが一般的です。また、発情をするとオス猫はマーキングをし、メス猫は大きな声で鳴きますが、去勢や避妊手術をすることで防げると言われていますが、100%ではありません。
猫の尿の臭いはきついですが、マーキングにいたっては臭いや頻度はオスよりメスの方が少ないです。
成猫になったときの性格的には、メスの方が大人でオスの方が大人になっても幼さがあり、メスよりも甘えん坊が多いと言われています。
新しい猫を迎え入れるときのポイント
先ほどご紹介した通り、先住猫と二匹目の猫を対面させるときは必ずケージなどに入れた状態であわせましょう。猫の性別に関係なく自分のテリトリーに見知らぬ猫が入ってきたら、威嚇したり怯えたり攻撃しようとするかもしれませんが、最初に威嚇したりするのは普通の行動です。最初の反応だけで相性が悪いと判断してはいけません。
ケージ越しの対面を何度も行い、お互いにの存在が危険ではないと分かれば、少しずつ相手に興味も持ち始めるでしょう。お互い、ケージ越しに同じ空間で過ごすことに慣れたら、ケージの扉を開けて出てこれるようにします。ここでいきなり二匹から目を離すのは危険です。
お互いに慣れるまでの時間は、猫の性格によります。なかなか慣れなくても無理やり近づけたりしないようにしましょう。万が一、相性が良くなかったケースを考えて、寝室とリビングなどそれぞれ別々に生活させる空間を用意できる間取りだとベストです。
また、新入りの猫が子猫だったりすると、やっぱり可愛くて沢山構いたくなると思います。しかし、何をするにも先住猫を優先しましょう。猫社会にもおいても順番や序列を意識させて、先住猫の立場を守ってあげることも飼い主の務めです。
猫を二匹飼いするときに気をつけるべきこと
ペットショップやブリーダーから直接迎え入れる場合はリスクが少ないですが、里親募集から二匹目を迎え入れる場合や、捨て猫などを迎えいれた場合は、二匹目の猫が病気を持っている可能性があります。
特に捨て猫など外で暮らしていた猫を迎え入れる場合は、最初は完全に隔離して動物病院で健康チェックを行い、予防接種などを行いましょう。いきなり先住猫と接触させて、先住猫に移ってしまっては大変です。大きな病気でなくても、ノミやダニにも注意が必要です。
トイレの数も充分用意し、トイレの回数や量などで健康状態をそれぞれ把握できるようにしましょう。
食欲も猫それぞれの個性があります。食べるスピードや食への関心に差がある場合は、餌の出し方やキャットフードの種類などを変える必要があります。餌を与えた後は、食べきったかどうかもチェックして、一方が残している場合は片づけてもう一匹に食べられないように注意しなければいけません。