川や田んぼでメダカを捕まえる!取り方や飼育方法について
2018.4.16
暖かい時期になると川や田んぼにメダカを取りに出かけてみませんか?自然の中で野生のメダカを捕まえる、捕まえたメダカを飼育することも楽しみですよね。
メダカの取り方(捕まえかた)や道具は何を用意したらいいのでしょうか?
メダカはコツさえ掴むと簡単に捕まえることが出来ます。生息地、捕獲後、注意点、服装などについて調べてまとめてみました。
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この記事の目次
川や田んぼなどでメダカが取れる?取り方を教えます
メダカが生息している場所は、水流が穏やかな川、沼、田んぼ、浅瀬になります。川岸や水草の根元をよく見ると群れで泳いでいるのが見えます。
メダカの捕獲時期
春から晩夏にかけて150日間も産卵します。5月~7月が捕獲適期になります。
メダカの捕獲方法
網で捕まえる
用意する物
- 目の細かな網
捕まえ方
- メダカを見つけたら、静かに網を水底に沈める
- 逃がしても同じ場所で待つ
- しばらくすると逃げたメダカが戻って来るので網の上を通るタイミングで素早く引き上げる
・ペットボトルトラップで捕まえる
用意する物
- 2Lのペットボトル、紐、エサ(みみずなど)
作り方
- ペットボトルの上部を下から2/3の長さの所で切る
- ペットボトルに小石とエサを入れる
- ペットボトル下部に水抜きとなる小さな穴を開ける
- 切り取った上部が、ペットボトルの内部に入るように差し込み固定
- 回収する時に掴む紐と結んで出来上がり
川でメダカを捕まえるための取り方や服装!
メダカを捕まえに行くときは半袖のシャツで行こう
長袖は袖をまくる必要があるので、半袖にしましょう。しかし周りには草木が多く茂っていたり、蚊やヒルなども多いので羽織り物を準備しておくと安心です。
メダカを捕まえに行くときは水に入ることもあるので半ズボンで!
場所によっては水の中に入る場所のあるので、メダカ捕獲には半ズボンがいいです。場所によっては木々があるので長ズボンも用意しておきましょう。
帽子も忘れずに持っていこう
特に夏は必要になります。子供の場合はとることに夢中になり、炎天下の中なん時間も日光にさらされる可能性もありますので、一緒に行く大人がきちんと子供の様子を見ましょう。
危険なのでサンダルを履こう
裸足で川の中を歩くことは危ないです。とがった石や割れた瓶などを間違って踏んでしまうと怪我をする場合もあるのでサンダルを履きましょう。
上着や着替えも忘れずに!
水にぬれると考えている以上に体温が奪われます。濡れてしまった服の着替えを持って行くようにしましょう。
メダカ取りに行くときはリュックが便利
バケツや網などの道具を持ち運ぶのにリュックがあると便利です。
川で野生のメダカに出会える!取り方には注意しよう
メダカの乱獲はしない
取ったメダカを飼うために持ち帰る場合10匹~20匹もいれば充分でしょう。メダカを守るためにもあまり多くの数を持ち帰るのはやめましょう。もしたくさん飼いたい場合は、持ち帰ったメダカを繁殖させてみましょう。
メダカをトリートメント
持ち帰ったメダカは網ですくった時に、体表がすれてしまい、細かな傷がついているので、ここから病原菌が入り病気になり死んでしまうこともあります。そこで薬浴(トリートメント)をしましょう。すぐに飼育水槽に入れず、薬を溶かした水槽で1週間程泳がせましょう。
メダカに似たカダヤシに注意
メダカを取っていると「カダヤシ」という魚を捕まえることがあります。メダカによく似ていて、尾びれが丸く、オスはシリビレの先が棒状になっているので見分けることが出来ます。肉食性が強く、伝染病の原因になるかの幼虫を退治するために北アメリカから持ち込まれました。メダカと似た環境を好み、他の魚の卵や稚魚を食べるのでメダカの減った原因の1つと言われています。
キーワード
メダカを持ち帰る方法
メダカを捕まえたら、次はどのように持って帰るかということになります。基本はどれだけダメージを与えないように運ぶかがポイントです。
メダカは魚なので、水の中に入れた状態で運ぶことになります。どの位の量の水を入れて運ぶかになります。大きめのビニール袋やプラスチックケースなどに入れて運ぶ場合は入れる水の量には限界があります。持ち運ぶことを考えると袋の半分くらい水を入れて、出来るだけ空気を入れた状態で水がこぼれないようにしっかりとしばるようにしましょう。
メダカを袋に入れる場合、少しでも酸素の消費量や水質悪化を抑えるために袋の中に入れるメダカの数は多くならないようにしましょう。
一番いい方法は捕まえたメダカを入れておくバケツに携帯用の乾電池式エアーポンプなどでエアーションをかけておくことです。エアーションには水中に酸素を送り込んだり、水流を作ったり、水温の上昇にも役にたちます。
川でメダカを捕まえるために必要な道具とは?
ぴんどうというガラスで出来た小さな魚を捕るためのワナがあります。前には筒になった魚の入り口があり、後ろには取れた魚を取り出す穴が空いています。ミミズなどのエサを入れ、夜浅い水の中に沈めておいて翌朝取りに行きます。ぴんどうは最近は売っているお店が少なくなってきたので、同じような仕組みのワナが出来るような物を探してみましょう。
蓋のついた小型の水槽はぴんどうの変りになる。メダカを捕まえる時は、入り口が水面近くに来るような深さの所に沈めましょう。
メダカだけではなく、フナ、タナゴなどが取れる場合もあります。関西地方より南では、メダカの群れにカワバタモロコがいることが多く、一緒に取れることもあります。