世の中の情報を再調査

SOCIAL MEDIA

世の中の情報を再調査│RealWorldReserch

帽子のマナーとして室内では脱ぐべき?昨今の帽子事情について

2018.6.27

帽子を室内でも脱がずに被り続けるのはマナー違反?少し前でしたら、室内に入るときはコートなどと一緒に帽子を脱ぐことがマナーとされていたと思います。

しかし最近では帽子もファッションの一部、アクセサリーとして見られていることも・。

帽子事情が変わってきた今、室内に入るときは帽子を脱ぐべきなのか?気になる帽子の疑問についてお答えいたします。

スポンサーリンク

こんな記事もよく読まれています

手術した人に成功メールを送る際の注意ポイントや参考文章

知り合いが手術することになったら、成功を願って何か励ますようなメールを送りたいものですよね。 ...

神社の神主さんは色々なお祓いをしてくれる!神社にまつわるお話

引っ越しのときや厄年のときなど、神社の神主さんにお祓いをしてもらうこともありますよね。お祓いをしても...

姉妹に結婚祝いのお返しは必要?お返しの時期や金額について!

姉妹などの身内にもらった結婚祝い・・・これってお返しはするものなのでしょうか?そう悩んでいる人はいま...

アパートのエアコンの修理費は誰が負担!?損をしないためには

アパートのエアコンが壊れてしまったときに、その修理費は家主が負担するべきか借主が負担するべきか気にな...

入院の付き添いの差し入れは何がいい?喜ばれる差し入れと注意点

お子さんが入院をして付き添いをしているママに、何か差し入れをしようと考えている人もいますよね。でも、...

保証人や印鑑証明は就職する時に何故必要?求められる理由とは!

就職する際に、雇用契約する時に保証人や印鑑証明をもらうようにといわれる場合がありますが、どうしてなの...

車の割り込みは違反行為!違反点数や反則金について

車の運転はいくら自分が安全を心掛けていても急な割り込みをしてきたり迷惑行為をされてしまう可能性があり...

義父の葬儀で忌引き休暇を取る時に日数は?マナーや注意点を解説

義父の葬儀で忌引き休暇を取ることになったとき、一体自分は何日の休暇を取ることができるのかわからないこ...

台風が強い場所はどこ?基礎知識とメカニズム・雨や風が強い場所

台風で雨や風が強い場所があるってご存知ですか?一言に「台風」と言っても、台風の場所によってその強さが...

靴を試着する際に素足はNG!靴下を持参しないと合わないことも

靴を試着する時、素足で履くなんてことしてませんか?ついつい面倒だからといって靴下を履かずに、素足のま...

男子の前髪セットで毎日苦労してるなら必見!スタイリングの仕方

おでこを出す、前髪を分けるなど前髪だけで男子の印象はガラッと変わります。 男らしい性格?明るい...

飲み会に行かない?参加しない?ゆとり世代

ゆとり世代と団塊世代の人たちの飲み会の考えかたに違いかあることに気がついていますか? ゆとり世...

結婚式での心付けの封筒へのお金の入れ方や書き方のマナー

結婚式では、心付けといわれるお礼の気持ちを渡すことがマナーとされています。 この場合のお金を封筒に...

心付けを結婚式で渡す場合の相場と渡し方!

結婚式当日に感謝の気持ちを表すお礼として、会場スタッフに渡す心付け。心付けとはスタッフへの「チップ」...

香典の立替のマナーについてお金の渡し方や金額の目安とは

香典の立替にはマナーをきちんと守らることが大人の常識です。 ましてや、立て替えてもらうのだから、そ...

スポンサーリンク

帽子を室内で被るのはマナー違反?

帽子はいつから被られる様になった?

起源をたどってみると中世・近代の西洋での帽子文化からのようです。

また帽子を被る紳士は室内で脱ぐことがマナーでありそれが日本にも伝わり、挨拶をするときや室内では帽子を脱ぐ、といったようになったと考えられます。このようなマナーを守ることがまた、紳士の証とされていたようですね。

では今はどうなったのか気になりますね。現代の帽子は形の種類も豊富でベレー帽やニット帽など、流行となり多くの若者が被るようになりました。

変わったところでいうとヘアバンドやターバンなども帽子の類です。

これらの帽子はツバがなく、昔紳士の帽子として主流となっていたシルクハットとは形が違ってきます。

そのため帽子が与える威圧感もないため、帽子を脱いで挨拶をする必要がなかったり、またアクセサリーの一部として考えられる場合もあるようです。

このように昨今の帽子事情は変わってきており、食事をするときもマナー違反とされない事があります。

結局室内での帽子のマナーは?ケースバイケース

年配の方は、室内に入るときは帽子を脱ぐのがマナーだと思っています。目上の方の前では挨拶をするときや、お家にお邪魔するときなどは帽子を脱いだほうが無難でしょう。

食事の時も帽子の種類や外で食事するシチュエーションによっては、被ったままでもマナー違反ではないと考えられる事もありますが、高級なレストランでは被ったままだと周りの目が気になります。

その他にも帽子をかぶっている事で周りの雰囲気と合わないと感じたり、浮いているように思える時は、脱いだほうがよいと考えられます。

室内で帽子を被ることが、今は絶対にマナー違反というわけではありません。

しかし周りの状況などを確認して、その場所にあっているのかどうかを考えることが必要です。

ケースバイケースで帽子のおしゃれを楽しんでください。

そもそも室内での帽子のマナー違反は、どこから来ているのか?

もともと帽子を被るのは日本の文化ではなく、明治時代に西洋からやってきたものです。
帽子は西洋のカブトが始まりだったといわれ、カブトを脱ぐということは相手に敬意を払い、敵ではないという意思を伝える手段だともいわれています。

この名残から、帽子を脱いで敬意を払うようになったのではないでしょうか。

また帽子でその人の格を表す場合もありますよね。料理長なら他の調理師とは違い、高い帽子を被り、王様は宝石などをあしらった王冠を被ります。

今の時代のファッションで被る帽子とは違い、その帽子に意味があり他の人が敬意を払う象徴となる場合もあるのです。

その他には帽子が実用的だったことが、普及をした原因になっているという説もあります。

確かに子供に帽子をかぶせるときは、熱中症にならないための予防であったり、女性であれば紫外線対策である場合も多いです。

また汚れから守るためのものとして、帽子を被る方もいらっしゃいます。そのような方にとっては室内に入る前に帽子を取ることは必衰!

これらのことも室内で帽子を取るというマナーにつながっていったのかもしれません。

海外では帽子のマナーも違ってきます

ヨーロッパの方で広まったという帽子だが、今では世界中の人がいろいろな形の帽子を被っています。

しかしそのマナーについては多少の違いがあるようです。アメリカを訪れた方は室内で帽子を被る人の多さに驚いたといっています。

アメリカでは帽子を脱ぐというマナーはない?

いえ、そうではないようです。場所によっては誰もが帽子を脱ぐ場所が存在します。

その場所は教会、ここでは帽子を被った人を見かけることは、まずないといっていいでしょう。

そして国歌を歌う場合なども帽子を脱ぎます。やはりアメリカでも敬意を払い帽子を脱ぐといったマナーは存在しているようです。

しかし日本と同じで、今の時代帽子はファッション、髪飾りの一部として認識され始めているのかも知れません。

ファーストフード店などではもちろんですが、かしこまった場ではない限り、わざわざ帽子を脱ぐということはなくなって来ているのでは!?と感じます。

女性と男性でも帽子のマナーは違っています

帽子のマナーは海外と日本でも多少の違いがあり、また男女でも違いがあるようです。

日本での男性の帽子のマナーといえば、室内に入るときや目上の方に挨拶をするときには、帽子を脱ぐというものです。

しかし女性はというと帽子は髪飾りの一部と考えられ、帽子を被ったままでもOK!でも目上のお家にお邪魔をするときなどは、室内に入るときに帽子を脱ぐのがマナーといわれていました。

このように女性の帽子に関しては、うるさくないと感じますが、それにも例外があります。それは麦藁帽子!コレは外に出るときだけのものと考えられていますので、注意をしてくださいね。

今では帽子を脱ぐかどうかのマナーに関して、考えが変わってきているように感じますが、被っていて自分が周りから浮いているように感じたら脱いだほうがいいでしょう。また自身がないときには、とりあえず脱いでおいて間違いはありません。

 - マナーや一般常識に関する疑問