世の中の情報を再調査

SOCIAL MEDIA

世の中の情報を再調査│RealWorldReserch

馬の鳴き声には意味があった!こんな気持ちなんですよ!

2018.6.3

馬の鳴き声といえば、「ヒヒーン!」と答える人が多いのではないでしょうか。

じつは「ブルブル・・」「ググググ・・」「ブヒヒー!」など色んな鳴き方をします。

その時の鳴き声によって意味があるそうです。

エサがほしいとき、相手を威嚇する時など色んな場面でコミュニケーションをとっています。
また鳴き声の他に、馬の耳をよくみてみるとどんな気持ちかわかるといいます。

スポンサーリンク

こんな記事もよく読まれています

子猫は生後1ヶ月半まではミルクが必要!飲ませ方や量について

生後1ヶ月ほどの子猫の場合、本来であればお母さんのおっぱいで育つ時期です。 何かの事情でこの時期に...

一人暮らしでもペットを飼いたい!飼いやすいペットを紹介!

一人暮らしで寂しくてペットを飼いたい・・・。そして癒されたい!そんな人はいませんか?一人暮らしでも飼...

オカヤドカリが貝殻に入らない時の方法!殻がないと生きられない

オカヤドカリは陸で生活するヤドカリで、最近はペットとして飼育する方も増えている人気の生き物ですね。 ...

文鳥の鳴き声が変!文鳥は鳴き声でコミュニケーションを取ります

文鳥を飼い始めたばかりの飼い主さんは、文鳥の鳴き声を聞いて「なんだか様子が変かもしれない」と思うこと...

ハムスターの種類の中でも人気なのは?飼いやすいのは○○!

日々の疲れを癒してくれる存在ペット。犬や猫よりも飼いやすく手入れも楽なことから人気となっているペット...

ハムスターのトイレと砂遊び場所は同じ?使い分けが必要な理由

ハムスターを飼う時にトイレの場所と砂遊びをさせる場所を、別々にしたほうが良いと聞きますが、使いわける...

鳥の群れはなぜ?群れながら飛ぶ鳥の謎に迫る!

鳥が群れをなして規則的に飛ぶ光景をよく目にします。 鳥はなぜ群れながら飛ぶのか、あなたも疑問に感じ...

猫が動物病院で暴れることが大変!?病院嫌いを克服させるには

猫を動物病院に連れて行くと、物凄く暴れるので連れて行けずに困っているという人もいますよね。 で...

動物園のライオンはどんな餌を食べているの?餌や生態を解説!

動物園で飼育されてるライオンは、毎日どんな餌を食べて生活しているのでしょうか。ライオンは肉食獣ですの...

うさぎのロフトの高さはどのくらいがいい?ロフトの付け方

うさぎのケージにロフトを取り付けるときには高さを低く設定しましょう!ロフトの高さ設を間違えてしまうと...

金魚の病気のサイン?沈む、動かないときの対処法

金魚が病気になると、じっと動かなくなったり、水槽の下に沈むことがあるようです。 そこでここでは...

アゲハの幼虫が脱皮失敗してしまう原因とは?アゲハ飼育のコツ

アゲハの幼虫を捕まえ、チョウになるまで観察していても、脱皮失敗なのかなかなか孵化しないことがあります...

虫が怖い!虫に対して恐怖心を抱く心理とその克服法について

虫が怖い!羽が生えているから?足が細いから?足がたくさんはえているから?色?飛ぶから? 虫に対...

オオクワガタ飼育初心者必見!飼育方法をご紹介します

オオクワガタを飼育してみたい!と思う方もいるかと思います。 しかし初心者の場合は、まずどこで手...

【愛犬のためのカフェマット】誰でも簡単にできる作り方を解説

愛犬をドッグカフェに行く時に必要なカフェマット。手作りのカフェマットを使っているのを見ると「作ってみ...

スポンサーリンク

馬の鳴き声に意味はあるの?色んな鳴き声

馬の鳴き声といえば「ヒヒーン」ですよね。
馬の飼い主でなければ「ヒヒーン」くらいしか聞けないと思いますが実際は馬はこれ以外にもいろんな鳴き方でコミュニケーションをとっているのです。

比較的、聞きやすいのは食事の時です。
「ヒヒーン」「ブル!ブル!」「ブヒヒー」など様々な鳴き方をするんですよ。

鳴き方により表現も様々です。

馬が「ブルルー」「ブル!ブル」「ブヒヒー」と鳴くとき

声を出しつつ鼻を鳴らしたような感じは餌をもらいたい時、餌の時間が近いとき。

よく聞く馬の「ヒヒーン」

声を大きく長めに鳴く。遠くにいる仲間に向けて鳴いたり、存在アピールです。

「ブブブブ」「ググググ」と馬が鳴くときは?

母馬が子馬に向けて声をかけるとき。
低い声で安心感を与えてやさしく鳴きます。

「ヒィーン」「ヒュン」「クィーン」は馬の威嚇

相手を威嚇、警告するときに甲高く鳴きます。

馬は高低差を使い分けて鳴きます。
そしてそれを聞いた馬は仲間の馬かどうか判別できるのです。

馬の鳴き声やその意味は?人間とのコミュニケーションについて

よく聞く馬の鳴き声「ヒヒーン」は「いななき」といいます。

遠くにいる仲間を呼び合うときにこのいななきは使われます。
そして相手の馬もまた相手の馬が仲間かどうか判断できるのです。

日本では「いななき」で一つのくくりにされていますが馬も様々な状況、感情、その場に合わせて鳴いているのです。

馬はこのいななき以外にも食事の時間、出産した親馬が子馬を気遣うとき、喧嘩、威嚇など鳴き方が違います。

ちなみに英語では音声により言葉があります。

  • 高いいななき「squeal」
  • 低いいななき「whinny」
  • 長いいななき「neigh」

英語と日本語で馬の鳴き声の表現方法が違うのは、海外に比べ日本はまだまだ馬と人との関係が浅いということでしょうか。

馬の鳴き声には意味がある?馬の習性とは?

どうして馬は人間を乗らせてくれるのか。それは馬の記憶力の良さにあります。

馬は犬と同じくらいの記憶力と言われていますが、犬のように「まて」「おて」と人間の言葉を理解するのではなく、声で記憶します。
音声による合図を学んでいるのです。

言葉を音で記憶し、人間とコミュニケーションをとるのですから、会話ができているといっても過言ではありませんね。

馬をよく観察していると馬の気持ちが鳴く声のトーンでよくわかるようになってきます。

馬がよくやる動作

前搔き(前足で地面を搔く)

何か欲しいときや存在をアピールしたいとき

耳を伏せる

警戒しているときや機嫌が悪いとき

耳を立てる

興味があるときなど

フレーメン(上唇を上げて空気を吸い込む)

何か不思議なにおいを嗅いだとき

馬は鳴き声の他に耳でもコミュニケーションがとれる!

馬はコミュニケーションの法として耳をよくつかいます。
そしてその動きから私たちも馬の感情を理解することができるのです。馬は聴力が優れているのです。

馬の耳は耳に付いている10個の筋肉により180度弧を書くように動きます。

馬は何か興味があるものにたいして、その方向にぴたりと耳を向ける。
これは好奇心の表れで、また耳を絶えず動かしている状態は、警戒心をもっていることを示しています。

牧場にいくとよく目にするのが、仲間のリーダー的存在の馬が自分より劣位の馬を追い払うときは正面から見ても耳が見えないほど両耳を後ろに伏せている。

追いはられた馬はすぐにその場を去ります。

私が育った環境は家の敷地の両端牧場です。
ですが、その環境が当たり前で馬にいろんな鳴き声があることなんて考えてもいなかったですし、気が付きもしませんでした。

近寄り餌の草を与えるときは寄ってくるのですが、私が違う動作をするとすぐに一歩下がるというような行動をよくしてたのを覚えています。
警戒心が強いということですね。

テレビで競馬を見る時に馬と騎手の関係性が深いなと思います。
ただ馬の警戒心はとても強く、誰にでも心を開くとは限らないし一度信頼関係を失うと信頼をとり戻すのは容易ではありません。
きっと色んな困難を乗り越えて馬との信頼関係を気づいていると思うととても感慨深いですね。

馬の寿命は何年?

馬の年齢は人間に換算すると「馬の年齢×4=人間の年齢」となります。

10歳の馬を人間でいうならば40歳ですね。

馬の平均寿命は20~30年とされていて、まれに40年生き延びる老馬もいます。
ギネスブックには62歳まで生き延びた馬がいると記載されています。

人間でもトレーニングに励み体を大きくいなければいけないスポーツ選手は平均寿命より早く亡くなることがありますが馬も同じです。

競走馬は若いうちからハードトレーニングで心肺機能を鍛えらます。
競馬場でレースでは体力も精神もギリギリのとこまで鍛えられるのです。

鍛えられた競走馬が牧場で過ごす馬よりも平均寿命が短いということは仕方ないことなのです。

 - ペットや動物に関する疑問