虫が怖い!虫に対して恐怖心を抱く心理とその克服法について
2018.6.2
虫が怖い!羽が生えているから?足が細いから?足がたくさんはえているから?色?飛ぶから?
虫に対して恐怖心を抱いてしまう心理って一体どこから来るのでしょうか?
単純に、小さい頃に植え付けられたものかもしれませんし、冷静に対処できれば、それほど怖くはないかもしれません。
虫を怖いと感じる心理と、虫に対しての恐怖心を克服する方法をまとめてみました!
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この記事の目次
虫が怖いのは虫そのものよりも、心理的に受け付けないから?
私は子どもの頃、アリがとにかく大好きで地べたに這いつくばって観察するような女の子でした。
小さいアリの集団が、自分より大きい食べ物を一生懸命運んでいる姿を見て、「アリさん、がんばれー!」と子どもながらに応援していたのを覚えています。
それが、大人になった今では、完全にアリへの興味はなくなり、そもそも虫全般が苦手になってしまいました。
こういう人って私の他にもいないでしょうか?
あれだけ虫好きだったのに、今では苦手になる心理。
これは、なぜなんでしょう。
よく虫が苦手になる原因として、「周りの人が虫を怖いと言っているから」ということが挙げられます。
私の場合はこれが当てはまるかもしれません。
子どもの頃好きだった虫も、周りのお友達がその虫を見て「虫、こわーい!」「いやだ!虫キライ!」などと言っているのを見ているうちに、「虫って、怖いものなのかも…」という心理になったと考えるのが自然に思えます。
最初から虫が怖い、嫌いという子どもは、もしかすると親がそのように考えているのを子どもが聞いて、伝染した可能性もありますね。
逆に、虫捕りが大好きな男の子は、小さい頃から、兄弟や親に虫と触れ合う機会をたくさん持っていたとも考えられます。
あとは、虫って動きが読めないのでそれが怖い原因になったりします。
見た目も怖いという人も多いと思います。
でも、私の中では「虫が怖い」という心理が心の奥底にあるということが一番しっくりくる気がしますね。
虫が怖い!苦手意識を植え付けられている深層心理について。
私の場合は、飛ぶ虫が特に苦手です。
それは、子どもの頃、大きなキリギリスが道端にいたので、さわろうとしたら、いきなり向きを変えて自分の顔めがけて飛んできたことが人生で最初の大きなトラウマです。
絵本で見るような働きもののキリギリスとは真逆の、ライダー系の悪役のような恐ろしい顔をしていたのをはっきり見ました(笑)
あとは、おじいちゃんの家に遊びに行ったとき、トイレにとてつもなく大きな虫(カマドウマ:別名は便所こおろぎ)が潜んでいて、トイレを出るときに飛んできて悲鳴をあげたことも。
このような経験をしてから特に虫が怖くなってしまいました。
人間の心理として、自分と見た目がかけ離れている生き物に対して恐怖を感じるということがあるそうです。
幼稚園児の息子がいるのですが、私のように虫嫌いにはさせちゃいけないと思い、「虫さん、かわいいね」「このちょうちょさんの色、きれいだね~」と声をかけるようにしています。
今のところ、虫に対する先入観がないので、どんな虫でも平気で触れるのですが、今後「虫を飼いたい」と言い出したら、心の中では嫌だけど(笑)私も子どもと一緒に虫と触れ合う機会を多くして、苦手を克服していきたいです。
虫が怖いと感じるのは思い込み?恐怖に感じる心理は幼少期のトラウマ?
虫が苦手という感覚は、人間の心理からいって普通の感覚といえます。
大人でも「ゴキブリも平気!さわれます」という人はほとんどいないのではないでしょうか。
先ほども書きましたが、人間は自分と見た目が異なる生き物を嫌悪する傾向にあります。
これは、自分と異なる生き物=敵とみなし、「近づくと危険かもしれない」という防御反応が本能として現れるからです。
子どもが無邪気に虫を触っている場面を見ることがありますが、これは、その危険と判断するようなことが未体験、もしくは経験が少ないことにより、判断基準があいまいだからだと言えます。虫に対する嫌悪感より、初めてみるものに触りたいという好奇心や興味の方が大きいので、抵抗なくさわることができるのでしょう。
それが、大人になるにしたがって、知識や経験が増えていき、虫に対するイメージが定着していきます。
「蚊にくわれる」、「蜂に刺される」、「怖い」といった負のイメージが、虫全般のイメージに変わっていき、やがて虫全般が苦手になる人が多いのではないでしょうか。
中には、小さい頃から虫が大好きという人もいるでしょう。
そういう人たちは、小さい頃からはもちろん、大人になっても虫に対して好意的なイメージがあるまま、虫と触れ合う機会も多いのでしょうね。
虫だから嫌い!と片付けるのではなく、昆虫だって地球にはなくてはならない存在なのですから、歩み寄ることも大事かもしれませんね。
虫の事を怖いと思ったり、気持ち悪いと感じる理由を教えて!
虫のことを気持ち悪いと感じる理由をあげてみました。
- 見た目がとにかく怖い。(人間とかけ離れている)
- 毛や足がモジャモジャはえている。
- 妙な体液を出す。
- 動きが予測不能。
- たくさん群がっている。
- 色使いが斬新すぎる。
などなど、みなさん当てはまる項目はありましたか?
虫だって、別に人間を怖がらせたり、嫌がらせをしているわけでもないのに散々な言われようでかわいそうですが、これが人間が感じているイメージの大部分ですね。
犬や猫のように、表情を読み取れないので、いきなり飛んできたり、何をされるかわからないということも、恐怖の理由です。
虫は嫌がっている人に寄っていくってホント?
虫が嫌いな人に限って、集団の虫たちに追いかけられたり、飛んでこられたり、といった場面を目にしたこと、あるいは体験したことはないでしょうか?
まさか、虫に感情はないだろうし、偶然だろうと思いがちですが、実は違うらしいのです。
正確には、感情ではなく「本能」です。
他の動物を見ても、普通は自分のことを好きな人に擦り寄りますよね。
特に犬などは、自分に愛情を注いでくれる飼い主にはよく甘えて寄ってきます。
人間も同じで自分のことを嫌っているような人のところへ、あえて擦り寄る人はいないですよね。
虫は、自分たちのことを嫌っているな、ということが瞬時にわかります!
虫を嫌いな人が、虫に出くわしたとき、攻撃するより、まずは「逃げる」という選択をすると思います。
虫にとって、人間はまさしく「敵」です。
敵の逃げる姿を見て、自分の身を守る「防御本能」から、攻撃するようです。