金魚の病気のサイン?沈む、動かないときの対処法
2018.5.17
金魚が病気になると、じっと動かなくなったり、水槽の下に沈むことがあるようです。
そこでここでは、金魚が水槽の下に沈んだときの原因や対処法をご紹介します。
また、金魚の病気「白点病」の対策方法や金魚を長生きさせるために必要な対策についてまとめているので、金魚を飼っている人はぜひ参考にして下さい。
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この記事の目次
金魚が病気になった?水槽の下に沈む・・・
水槽を見て金魚が沈んでいたら、どう対処していいか頭にいれておきましょう。
金魚が沈むのは水温が原因?
金魚も冬眠します。
秋までに栄養を蓄え冬、水温が10度を下回ると動かなくなります。
金魚が沈むのは転覆病
餌の食べすぎによる転覆、音や揺れに対するストレスからくる転覆、空気を食べすぎる転覆、なんらかのウィルスによる転覆など、様々な原因が考えられます。
金魚が水槽の下に沈んで動かない、または水面近くでお腹を上にして浮いているなどが特徴です。
水流の強さ
エアーポンプの水槽内水流が強すぎると下の流れの弱いところでじっとしている。
まずはじめに水温を確かめてみましょう。
夏の水温が28度くらいのときでも動かないときは他に原因があるとおもわれます。
冬の水温が下がっているときだと、冬眠でしょう。
水槽に水温計を入れておくと水温を常にチャックできて便利です。
金魚が病気?動かない、沈む原因とは
金魚が沈むのは眠っているだけ
人間と違い脳が活発に動いたまま眠る「レム睡眠」です。
水草の間や、水流のないところで睡眠します。
餌をあげて動くようなら問題ありません。
水温が下がり金魚が冬眠している
前述したとおり金魚も冬眠します。
金魚は変温動物なので気温10度以下では動きが弱くなってきます。
これは冬の冬眠にそなえ、栄養や体力を温存している表われです。
さらに水温が下回ると、水槽の底でじっと動きません。
このとき、無理に水槽を動かすのはやめましょう。
常に温度を気にして水温をあげているとこのような状態にはなりません。
金魚が沈むのは水質が原因のこともある
透明できれいだからといって水質が良いとは限りません。
金魚の糞や餌からアンモニアなど発生していることもあります。
他に気になる金魚が動かない理由が見つからなければ、水質を確認してみましょう。
金魚の病気のサイン?沈むときの対処法とは
転覆病の治療方法
初期の段階で対処してあげるのがより回復につながります。
- 60cmほどの水槽または容器。塩、ヒーターを準備
(水槽が小さいとすぐに汚れてしまう。) - 水圧から解放し、水温を上げてみましょう。
- 水の量は10cm以下にし水の温度24~25度、塩濃度は0.3~0.5にしておく。
(水の量が少ないのは金魚の浮き袋が機能しているかの確認) - 金魚をいれて毎日水の交換、餌は与えない。
(溜まっている便を出し切る。)
金魚が水面近くまで上げってこれるようになれば水を1㎝増やしましょう。
塩濃度、温度、絶食は引き続き続けたまま3~5日様子みて動くようになってきたらまた水を1㎝足します。
このとき、いきなり水を増やすのはさけてください。
金魚を長生きさせるために、日ごろからチェックしよう
人間のように話すことも、異変を訴えることも難しいですが、飼い主さんが日々様子をみてより早くその異変に気が付いてあげることが重要です。
これは簡単なようでなかなかできていない方もいると思います。
子供がおまつりの金魚すくいをして飼わなければいけなくなってしまったという場合のような、金魚の病気や知識がないまま飼うこともあるでしょう。
金魚は飼うのが簡単とされていますが、適切な飼育をしなければすぐに死んでしまいます。
本来長生きする金魚の命を無駄にしたくありませんよね。
体は小さくてもせっかく飼った命なのです。
金魚の飼い主になるのであれば、責任を持った飼育をしていきましょう。
またおまつりの金魚はすでに弱っている可能性がありますので、最初に金魚の様子をみて回復させてから水槽にいれてあげると生き延びられるとおもいます。
お子さんと一緒に金魚を育てて、生命に関する事を学んでもらうのも良い機会ですね。