眠いときは寝るのが一番!?仮眠は勉強の効果をアップさせる
2018.5.4
眠いのを我慢して勉強していると、結局ウトウトしていて全然勉強が進まないものです。
そんなときは、とにかく寝るのが一番なんです!
では、仮眠にはどんな効果があるのでしょうか?また、他に眠気を覚ますための対象法とはどんなことがあるのでしょう?
そこで、勉強の効率をアップさせる仮眠の効果についてご紹介致します。
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この記事の目次
眠いのを我慢して勉強するのは逆効果!?
勉強中に睡魔が襲ってきたとき、どうしたら効果的に睡魔に勝つことができるのでしょうか?栄養ドリンク、顔のマッサージ、カフェイン、コーヒーなど様々な方法を用いて眠気防止に役立ててなんとか勉強している方々も少なくはないと思います。ただ、本当に効率を上げた質の良い勉強を目指すなら、睡魔が襲ってきたら寝ればよいのです。
寝ると勉強の阻害になると思い勝ちですが、そうではありません。勉強をより効率よく進めていくには、寝ることも必要不可欠です。睡眠自体、記憶力をあげたり、覚えたことを整理したり定着する時間と言われているので、決して睡眠と勉強は無関係ではないのです。
というより、寝るべき時間に目を擦りながら勉強すること自体が無駄な時間である可能性が高いのです。その時間が無駄なら熟睡し、起きてから集中してより効率よく勉強する方が良いのです。また、30分程度の昼寝も効果的といわれているので、午後の授業をより集中して受けるためにも、途中で昼寝をする選択肢も悪くはありません。
理解しておくポイントは、勉強は時間ではありません。寝不足で効率の悪い状態で勉強するよりは寝る方が良いと頭にインプットすることも大切です。睡眠不足の頭では頭に記憶ができない状態なのです。
眠いときの勉強は意味がない!?仮眠の効果とは
一日の中で睡魔がくる時間とそうでない時間帯があります。
一般的には午後2時くらいが一日の中でもっとも睡魔がくる時間帯です。
3時のおやつ休憩などこのタイミングでお昼ごろに20分ほどの仮眠をとっておくと、午後からの眠気を吹き飛ばすことができます。
ちなみに、時間ですが20分を超えてしまうと目を覚ますのに時間がかかったり、夜眠るときに影響してしまうので、長すぎるとあまりよくないようです。
ここで、問題の眠いときに勉強をするのは意味がないのか?ですが、結論から言うと、計算などの作業において、実際の作業の効率には眠気はあまり関係していないようです。
ところが、眠気があるグループと眠気がないグループを比べてみると、実際の成績の差以上に自己評価に差が現れるようです。
つまり、眠いときに作業している人たちは、実際の成績がそこそこできているときでも「だめだ、、、問題がまったく解けない。もうだめだ。」とネガティブな気分になってしまうようです。
勉強はせっかくなら前向きな気分でやりたいですよね。
とはいえ、実際平日に20分仮眠がとれるわけがないと思う人も多数いると思いますが、夜早く寝て睡眠をとれば、午前中の睡魔についてはかなり予防ができます。
勉強中に眠いときは寝なさい!仮眠は目覚まし効果
受験のために勉強しているとき、睡魔がきますよね。
そんなとき、皆さんはどんな対応をしていますか?
「顔をマッサージする」
「顔を水で洗う」
「コーヒーやお茶をガブ飲みする」
大体上記のように対応しているのではないでしょうか。受験の時期には皆さんの悩みの種ですよね。さぁ、何をするのが最善の方法なのでしょうか。
私の答えは・・・
「睡魔が襲ってきたら寝ること!」です。
これが一番効きます。なぜなら、眠いときに勉強しても頭に入らないからです。
そして、実は「仮眠」こそが最も目を覚ますのに最善な方法なのです。
ただし、仮眠の時間が問題です。
昼間であれば、仮眠をとるなら10-20分が理想とされています。
昼寝ですが、10分は夜の睡眠の1時間に相当するといわれるほど、効果的に脳の疲れを癒してくれます。そのため、昼寝に仮眠をとると、頭はすごくスッキリします。そしてその結果勉強により集中することができます。
なので、10-20分程度の仮眠は、睡魔と闘う受験生にとっては有利なのです。
医学的にも証明されていて、居眠り事故を防がなければならない航空機パイロットに、仮眠を義務付けている会社もあるくらいなのです。
勉強するときの眠気を解消する対処法
眠気を解消する対処法
では、どのようにしたら眠気に対処できるのでしょうか?
歩きながら、立ちながら勉強をする、そういう方法が挙げられています。
この方法、歩きながら、立ちながら勉強をするというのは、脳の働きに良い作用を促進するため、暗記をするのに非常に効果的な方法となります。
ただ、眠気があまりにもありすぎる場合は、カフェインの強い飲料をプラスして5-10分仮眠をとってから勉強したほうがより効果的にできます。
あまりに眠気が強すぎて、仮眠のつもりが起きてみたら朝だったということがないように、目覚ましはセットしてしっかり起きましょう。
無理やり眠気を取り払うのに刺激物(カフェインのようなもの)を与える、利用するという方法がありますが、脳や体に刺激を与えると体に耐性ができてしまい、より刺激の強いものが必要になり、悪循環になります。その場合、体には悪影響を与えてしまいますので、他の方法もとり入れながら睡魔を追い払っていきましょう。
効率的な仮眠のとり方とは
効率よく仮眠をとる方法
15時までに10-20分の仮眠をとる
時間は正午から15時の間に10-20分程の仮眠をとり、夜の睡眠を先取りしましょう。ただし、時間帯には気をつけて下さい。15時以降に仮眠をとると、体内時計のリズムに影響を及ぼし、夜の睡眠の質に悪影響を与え、夜に中々寝付けなくなってしまうことがあります。
1分間睡眠
どう時間を工面しても仮眠する時間がないという忙しいときは「1分間仮眠」を試してみましょう。椅子に深く腰掛け、1分間目を閉じるだけです。目を閉じることによって、目を通して脳に与える情報を遮断し、脳に休憩を与えられます。1分間という短い時間であっても、脳の中の情報整理を促進すること、整理することで集中力を上げられます。
また、睡眠には2種類あります。身体の眠り「レム睡眠」と脳の眠り「ノンレム睡眠」という睡眠のサイクルがあります。大体はノンレム睡眠からはじまり、ノンレム睡眠には3つの段階があります。
段階1:声をかけられたら起きてしまう程度の浅い眠り
段階2:耳から入ってくる情報は認識できる状態の眠り
段階3:深睡眠期といわれ、身体、脳ともに休んでいる状態。声をかけられる、など多少の音では起きない深い眠りの状態。
30分以上の仮眠は段階3の深い睡眠の状態で目を覚ますことになり、睡眠慣性が働きます。睡眠慣性では、起きた後に強い眠気があります。反対に段階1-2のタイミングで起きると、脳がスッキリした状態で起きれます。