鍋の材料を入れる順番や材料を入れる場所をご紹介!
2018.4.29
鍋の材料はどんな順番で入れるのが正しいのでしょうか?
お店のように、見た目も美味しそうに見せるお鍋の材料の位置とは?ちょっとしたポイントやコツでいつものお鍋がもっと美味しくなるかもしれません。なんとなく、煮崩れてしまったりごちゃ~っとしてしまうのは、材料を入れる順番を間違えているせいかも。
おすすめお鍋のだしレシピも紹介します。寒いときにはあったかいお鍋で心も体もぽっかぽか~。
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この記事の目次
鍋の材料の順番はコレ!寄せ鍋の場合
美味しい鍋の具材の入れる順番をご紹介します。
- 最初は火が通るのに時間がかかる固い野菜を入れる。
白菜の芯の部分、大根、にんじん、しらたき、ごぼうなど - だしが温まってきたら、適度に火を通して食べたいものを入れる。しいたけやしめじなど火が通り過ぎるとドロドロとしてしまうのでこのタイミングで入れましょう。
- 沸騰してきたらお肉を入れる。
- 鍋の中で一番火力が強そうなところに入れます。
- その後アク取りをしっかり行いましょう。
最後に崩れやすいものや食感を残したいものを入れる。
白菜の葉の部分や、長ネギ、もやし、豆腐はこのタイミングです。
最初に入れたお野菜もこのころにはしんなりしてきているはずです。
最後に入れたお野菜がしんなりしてきたら鍋の完成です。
鍋の材料の順番は?魚やきのこはいつ入れたらいい?
いったい魚介類の場合などはいつ入れればいいのでしょうか。
食材別に見てみましょう。
鍋を魚介類にする時に入れるタイミング
白身魚のタラの場合は、タラは煮崩れしやすく火が通るのも比較的早いので、なるべく鍋を食べる直前に入れたほうがよいでしょう。
一気に入れずに、食べたいときにその都度入れて食べることをお勧めします。
牡蠣の場合も同じです。
牡蠣もあまり煮込むと美味しくなくなってしまうので食べる前にお鍋に入れましょう。
生食用の牡蠣だと、片栗粉をまぶして入れると縮みづらく臭みもないのでお勧めです。
カニの場合は、食べづらい部位は鍋の序盤に入れて出汁ガラとして使うと無駄がありません。
他の食べやすい部位は、食べる前にしゃぶしゃぶのようにさっと煮て食べると美味しいです。
鍋をきのこ類・豆腐にする時の入れるタイミング
ずばり、中盤がベストで、豆腐は浮いてきたときが食べごろです。
豆腐も長時間煮ると固くなってしまうのでタイミングには要注意です。
しいたけは出しにもなるので序盤に入れてもいいかもしれません。
鍋の材料を入れる順番や下ごしらえについて
鍋の材料はただ入れるだけよりも、下ごしらえしたほうが美味しくなりますよ。
鍋に入れる魚介類の下ごしらえ
魚介類は塩や魚などで汚れや臭みを取り除きましょう。
魚は塩をふって15分ほど置いた後に水分をふき取ると臭みが取れます。
貝系は貝殻の汚れを取るために貝同士をこすり合わせて洗いましょう。
鍋に入れる肉の下ごしらえ
脂分の多いお肉は、先にお湯でゆでてアクや脂を取り除き、その後表面を洗い流しましょう。
鳥のもも肉は熱湯に一度くぐらせると臭みやアクを取り除くこともできます。
鍋に入れる煮えにくい材料、アクの出る材料の下ごしらえ
大根などの根菜は事前に下ゆでしておくと火が通りやすく、だしもしみやすくなります。
しらたきはこんにゃく特有の臭みもあるので下湯でしておくとよいでしょう。
ほうれん草は実はアクが強いので下湯でしてアクを取り除いたほうが美味しく食べることができますよ。
鍋の材料で肝心なのはだし汁! おすすめレシピ
ここでお勧めのだし汁レシピをご紹介しましょう。
お勧めだし汁レシピ材料
- だし汁、4カップ
- お酒、大さじ2
- みりん、大さじ2
- 薄口しょうゆ、4分の1カップ
- 塩、少々。
お勧めのだし汁の作り方
まずだし汁を作ります。
粉末だしでも昆布やかつお節でだしをとってもよいです。
そしてだし汁4カップに材料の分量だけ調味料を加えて出来上がりです。
実に簡単に仕上がります。
このだし汁は野菜とお肉の素材の味を引き出してくれるので、とても美味しい仕上がりになりますよ。
このだし汁に加えて先ほどお伝えした材料の入れ順を実践してみましょう。
それぞれの材料を入れるタイミングがとても重要になってきます。
もし煮込む時間を短縮したい場合は、野菜をスライサーなどで薄くして入れるといいでしょう。
また、下ごしらえの下ゆでした野菜を入れれば時間短縮にもなります。
鍋の材料は入れる場所にも気をつけよう!
さらに美味しい鍋を作るためのポイントをお伝えします。
浅めの鍋を選ぶ。
深い鍋だとお野菜が沈んで見つからなくなることもあります。
浅めの鍋だとどの具材も見渡せることができますよね。
具材は高さや数を合わせる。
見た目を重視する場合は具材の高さや数を揃えるだけで格段によくなります。
スープはあとから入れる。
先にスープを入れてしますと具が泳いでまとまりがなくなってしまいます。
スープを後入れすることで少し見た目が変わってきます。
味を出す具と吸う具は交互に入れましょう。
味をだす鶏肉やしいたけと、味を吸う豆腐などは交互に入れることで、味の浸透の早さが変わってきます。
ポイントになる色があるものは中央に
鍋も彩りは大事です。
海老やトマト、にんじんなどのはっきりした色のあるものは中央に入れることで見た目がかなり華やかになることでしょう。