湿度の平均はどのくらい?快適な部屋の湿度について
2018.4.23
高気密高断熱の住宅が増えて、室内温度を快適に保ちやすくなりました。しかし室内が乾燥してしまうこともあり、加湿器を利用しているご家庭も多くありませんか?
湿度の平均はどのくらいにしたらいいの?部屋の湿度が高かったり、低かったりすると問題が起きてしまいます。
部屋の湿度の平均と加湿器の使い方について調べてまとめてみました。
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この記事の目次
室内の湿度は平均どのくらい?部屋で快適に過ごすために
快適で健康的な湿度とはどの位なのでしょうか。
室内で快適な温度は40-60%とされています。40%以下ですと、目や肌に乾燥を感じるだけではなく、インフルエンザが活動しやすくなり、逆に60%以上ですと、ダニやカビが発生しやすくなります。
この湿度ですが、人間の肌感覚で測ることは難しいようです。エアコンなので温度がコントロールされている室内では、湿度に鈍感になってしまいます。肌感覚で計ることは難しいので、湿度計を使って目でみて湿度の管理をした方が賢明なようです。
季節感にあわせた湿度コントロール
日本のような温帯湿潤気候では、季節ごとに湿度が変わります。そのため、季節ごとに湿度が変わるので、コントロールする必要があります。温度と湿度、両方管理することができれば、室内環境の快適度が上がります。
寒い時期に注意したい湿度のこと
乾燥しがちな冬から春にかけてですが、適度な湿度を保つことによって、乾燥、ドライアイを防ぐことができます。適度な湿度は鼓膜の状態を整えてくれます。が、上記で説明したように、過度な湿度はカビやダニが発生してしまいますので、注意しましょう。
温度が上がると湿度が下がり、温度が下がると湿度が上がります。エアコンをつけると乾燥するので、加湿器を使って、快適な温度と湿度を保ちましょう。
湿度が高いと暖かい?平均はどのくらい?部屋の加湿について
湿度が高いと、温度も高く感じる
夏でも、湿度が高いと余計に暑く感じることがあります。湿度の低い海岸沿いだと、同じ温度でもすごしやすく感じたりします。
冬にも言えますが、加湿すると、体感温度が暖かくなり、暑く感じます。
つまり、湿度をあげると、部屋の温度を上げる必要がなく、節電にも繋がります。
加湿器の置き場所-部屋の中央に-
加湿の重要さはわかりましたが、加湿も正しく使わなくては、先ほど述べたようにカビやダニが発生してしまいます。
私たちが注意しなくてはならないのは、加湿器の置き場所です。
ある程度大きな家電であったりすると、なんとなく壁側や窓側におきがちではないでしょうか。
壁側や窓側においてしまうと、水滴がついて結露がおきやすくなり、カビが生えやすくなってしまいます。また、加湿の空気が壁にたまってしまい、部屋全体に加湿が回りません。
ですので、おき場所としては、壁側や窓側ではない、部屋の中央、また高めの場所におき、エアコンを使用している時は、エアコンの湿った空気を循環するようにしましょう。
寝るときは加湿器をオフにする
寝るときにエアコンをつけっぱなしにしていると、次の日のどがからからになりますよね。
では、加湿器ではどうでしょうか。
加湿器も睡眠時は止めておいた方がベターです。加湿しすぎると、カビの発生の原因にもなってしまいます。
湿度の平均はどのくらい?部屋の湿度を上手に保つ方法
部屋の湿度を加湿する加湿器。最適な置き場所があることを知っていたでしょうか。特に理由もなく、おきたいところに置いている人も多いのではないでしょうか。
実は、最適な置き場所は暖房器具と向き合うように置くことです。そのように置くことによって、加湿器の湿気が部屋の中を循環します。
逆に暖房機の近くに置くと、加湿器が過剰反応して、加湿しすぎることもあるので、加湿器の置き場所には注意しましょう。
また、石油ストーブを使用している家は、石油をを燃焼する際に水分を空中に発するので、加湿器を使用する必要がありません。
加湿のし過ぎは、カビの発生に繋がるので、注意が必要です。ちなみに、住宅で調度いい湿度は40%といわれているので、湿度計を見ながら調節をしましょう。
逆に湿度が下がると、乾燥が進み、肌や髪、目が乾燥します。またインフルエンザが活動しやすくなります。
ウイルスを活動しにくくするには湿度を40%以上にすることが大切で、乾燥する冬にインフルエンザが流行しやすくなるのです。
乾燥がおきると、喉や鼻などの鼓膜が炎症を起こしやすくなり、防衛機能も低下します。なので、余計ウイルスが体内に侵入しやすくなります。
どうして乾燥するとウイルスの活動が活発になるかわかりますか?
それは、ウイルスは水分を含んでおり、空気が乾燥していると、蒸発して軽くなるのです、軽くなると、空気に居る時間が長くなり、身体に侵入しやすくなるのです。
加湿器がなくても、部屋の湿度を上げる方法とは?
濡れタオルで湿度を上げる
湿度を上げるために水の入ったコップを湿度計の真横においてみました。また、洗濯したバスタオルをそばに置いて、両方の湿度を計ってみたところ、前者は55%で、後者は60%でした。なので、濡れたタオルは湿度を上げるのに効果的な方法と言えます。お勧めは睡眠前、濡れタオルを顔のそばに干しておく方法です。睡眠時の喉の乾燥や肌の乾燥に効果的です。
湿度の乾燥によって、肌やのどにどのような変化がでるのかまとめてみます。
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20%・・・乾燥やのぼせ
露出している顔の肌や唇は乾きを感じ、気温が高く、低室温な場所だと、サウナに入っているような感覚になります。 -
40%・・・快適に過ごせる最低の湿度です。
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60%・・・快適に過ごせます。快適に過ごせる最高の湿度です。この湿度になれてしまうと、40%では顔の肌などに乾燥を感じます。
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70%・・・快適には過ごせますが、湿度が高すぎるので、カビなどが発生しやすくるので、今度は換気をすることがお勧めです。顔の潤い感をキープしたい場合はマスクを使用しましょう。
濡れタオル、マスク、換気をうまく利用して、快適な湿度を保ってください。
部屋の湿度は肌にも関係している。女性は気をつけよう
夏と冬では快適温度が違い、基本的には夏は25-28度、冬は20度前後といわれていますが、湿度の高さによって違ってきます。
夏は28度になると、熱中症も心配され、肌にほてりを感じます。
肌にほてりを感じるイコール水分も蒸発してきているので、たるみやすい肌になってしまいます。ですので、28度、エコは肌にはあまりよくないのです。
というより、冷暖房器具にあたっていれば、肌の水分が確実に失われてしまうので、たるみができやすい状態になってしまいます。
肌の快適温度、湿度は、エコより少し下がり目、夏場は26度、湿度60%、冬は25度、湿度60%が肌に良いことになります。
今はパソコンに繋げられる加湿器もあるので、机において、自分の周りだけでも湿度を調度良く調節しておくこともできます。ぜひ、温度と湿度を賢く管理して、肌の状態を良くしましょう。