オカヤドカリが貝殻に入らない時の方法!殻がないと生きられない
2018.4.12
オカヤドカリは陸で生活するヤドカリで、最近はペットとして飼育する方も増えている人気の生き物ですね。
ヤドカリは広く知られている通り殻から殻へ引っ越しするのですが、貝から出たのは良いけれど引っ越し先の貝殻に入らないと、困っているという飼い主さんも多いようです。
オカヤドカリにとって体を乾燥させないために貝殻は必要な物です。どうしたら上手に引っ越しできるのか、その方法をまとめてみました。
スポンサーリンク
こんな記事もよく読まれています
-
文鳥の鳴き声が変!文鳥は鳴き声でコミュニケーションを取ります
文鳥を飼い始めたばかりの飼い主さんは、文鳥の鳴き声を聞いて「なんだか様子が変かもしれない」と思うこと...
-
金魚の酸素不足をストローで回避できるかを調査!水と酸素は大切
夏になると、お祭りなどで金魚すくいをする人もいますよね。 上手にGETできても、家に飼育環境が整っ...
-
犬はネイルの匂いが苦手!犬が嫌がる匂いは何?犬の嗅覚について
犬はとても嗅覚が優れていて、匂いに敏感な生き物です。犬が苦手とする匂いはたくさんあり、ネイルの匂いも...
スポンサーリンク
この記事の目次
オカヤドカリが引っ越し先の貝殻に入らない時は海の香りをつけて
オカヤドカリの特徴と言えば、脱皮を繰り返し大きく成長していく生き物で、貝殻の中に体が入っている生き物ですが、その貝殻もさまざまです。
最近はペットとして飼う人も増えている傾向にあり、引っ越しの際の貝殻が販売されていることもあるようです。
飼い主さんの多くには大ヤドカリが引っ越しする時に、貝殻を用意してあげても入ってくれないお悩みもあるようで、そんな時にはどうすれば良いのでしょう?
調べてみると今の貝殻よりも少し大きめのもので、海の香りをつけてあげると良いそうです。もし自宅近くに海があれば、海水を用意し2~3日浸けてあげると入ってくれることもあるようなので、一度試してみることをおすすめします。
しかしせっかく入った貝殻を出てしまうこともあるようです。その時には貝を支える体力が無い場合や、大ヤドカリの気質もあるようです。
このような時には様子を見て強制的にいれてあげてもよいですが、腹部をキズ付ける恐れがあるので注意が必要です。
オカヤドカリが貝殻に入らないのはお気に入りが見つからないから?
オカヤドカリはよく砂の中にもぐることがありますので、その際に邪魔にならないデコボコが少ないもの、自分の体がしっかり入るもの、軽いものを好む傾向があります。
今はカラフルにペイントされた貝殻も多く販売されていることから、できればこの貝殻をつけてくれないかな?と思う飼い主さんもいるかと思います。
しかし大ヤドカリは自分で気に入ったものでないと、選んで入ってくれません・・・
そんな時には数多くの貝殻を用意し、お気に入りのものを見つけさせてあげてください。
引越しする時に、次の貝殻が用意されていないと、命の危機になることもありますので、引越しするかも?と感じた時には、早めに貝殻を複数用意しておいてあげましょう。
オカヤドカリが貝殻に入らない時は新しい貝殻は複数用意しよう
ヤドカリを観察していると、貝殻の好みがさまざまだな~と感じます。
1匹づつ性格も趣味も異なり、個性があるのがよくわかります。
貝殻を選ぶ基準は、今の貝殻も大きなサイズのものを選ぶようにしてあげましょう。
そして数も2~3個ではなくなるべく多い数を用意してあげてください。
近くに海がある人は、大ヤドカリのお家を探しに行くのもなんだかワクワクしちゃいますよね。また数も複数必要ですが、サイズや形が違う貝殻を水槽内に置いてあげると良いかもしれません、お気に入りの貝殻を見るけると、その貝殻に引越しします。
飼い主さんが気に入ったものと同じものだと、なんだか嬉しいですよね。
また貝殻の中には砂が入っていることがあるので、水洗いして再度水槽内に入れてあげましょう。
なかなか引っ越しをしてくれないなぁ・・・と感じた時には水槽の置いている場所や環境を変えると、引越しをする傾向があるので、そんな時には是非この方法を試してみてはいかがでしょうか。
オカヤドカリは貝殻に入った小さな生き物。だからとっても怖がり
オカヤドカリの性格は、非常に臆病でその寿命は、約15年~30年と言われています。そう考えると、とても長生きすると感じます。しかしペットとして飼う時には寿命はだいたい15年くらいとされています。もともと自然界で暮らす生き物にとって、水槽内では同じ環境にはならないので、自然界と比べると寿命は短いようですね。
オカヤドカリは、脱皮と成長を繰り返し、どんどん体が大きくなり、貝殻を変えて成長をしていきます。
性格が臆病なので、残念ながら飼い主になつくことはないと言われています。
無理に触ろうとしたり水槽をつついたりすると、それがストレスになることがあるので注意が必要です。
水槽内の中は、自然界と同じような環境作りをし、流木や観葉植物、植木鉢などを利用して隠れ場所を作ってあげることで、オカヤドカリにとって生活しやすい環境となるでしょう。
排泄物などはピンセットで処理したり、砂を洗って日光消毒をして清潔な環境にするように心がけましょう。
オカヤドカリを飼育に向いている人とは?
オカヤドカリは手間のかからないペットと言われ、長く飼育することができるペットです。もし忙しくて時間のない人でも、手間がかからないので、気軽に飼うことができます。
また、人に懐くことのないペットなのでそういったことが気にならない人には、とてもおすすめなペットです。
しかし懐いてもらいたい人には、寂しさを感じてしまうことがあります。
なのでオカヤドカリを飼育に向いている人は、構い過ぎず飼育ができる人で、多くの手間を掛けることができない人には向いていると言えますね。
臆病な生き物であるので、温かい目で見守り、長く飼育できる人が向いていると言えます。
長生きするペットなので、是非飼ってみたいと思う人もいるかと思いますが、大ヤドカリをペットとして飼う時には、その特性をしっかりと認識し、愛情を持って育て貝殻の引っ越しを楽しみながら、成長をさせてあげてくださいね。