車を買うときのローンとは?ローンの選び方や組み方について
2019.4.9
車をローンで買うときにはどのようなことに気をつけたらいいのでしょうか?ローンを初めて組むときには、よくわからないことだらけですよね。
しかし、ローンの組み方やどこでローンをするかによって支払う金額に違いがでてきます。車を決めるときと同じくらいの気持ち、もしくはそれ以上にローンを組む会社は真剣に選びましょう。
ローンの支払がきついとならないようにするポイントやコツを紹介します。
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この記事の目次
車はローンで買うがいい?カーローンについて
車などの大きな買い物をする際に便利なローン。
一括でお金を用意する必要がないため高い買い物をする場合には、ローンを利用するという人も少なくありません。
しかし、初めて車を買うなどでローンを組んだことが無いという場合には、どんなローンが良いのかわからないですよね。
車を購入時のローンは大きく3つに分けられます
- ディーラーのマイカーローン
- 銀行のマイカーローン
- 残クレ型のマイカーローン
ではそれぞれの違いについてご紹介していきます。
ディーラー
ディーラーのマイカーローンは車販売店で出しているローンのことを言います。
金利は基本的に高い傾向にありますが比較的審査が通りやすい傾向にあり、審査が通るか心配な方にオススメのローンです。
一方でキャンペーン等で金利が安くなるタイミングもあり、そうしたタイミングに合えば低金利でお得に車が買えるでしょう。
銀行
銀行のマイカーローンは銀行で出しているローンのことで、地方銀行を含み様々な銀行で扱っています。
このローンの特徴は金利が低いこと。ただ、金利が低く設定されているためその分審査も厳しい傾向にあります。
しかし滞納を繰り返しているなどの場合でなければ審査は通ることが殆どです。
残クレ型
残クレ型は、新車の数年後の下取り価格を割引(残価を設定)して払っていくローンのことで、最初に残価を設定することで月々のローン支払い額はおさえることができるのが特徴のローンです。ただこのローンはあくまでも「車を借りている状態」ということ。
そのため、ローンの支払い期間終了後は車を買い取るのか、車を返却するのか決めなければいけません。
もしも、車を買い取る場合には最初に設定した残価を支払う必要があり、まとまったお金が必要となります。
また、残クレ型も他のローンと同様に、ローンには一定の金利が上乗せされるようになっています。
このように車のローンには様々な種類のローンがあります。
ローンは組む種類によって支払い総額に大きく差が出てしまいますので、慎重に選ぶことが大切です。
車はローンで買うときのメリット・デメリット
車をローンを買うときのメリットとデメリットをご紹介します。
ローンのメリット
車をローンで買うことで得られる最大のメリットは「一度に多額のお金を用意しなくても良い」ということではないでしょうか。
社会人になりたてで貯金が少ないという場合でも、ローンを利用すれば車を購入することができるのです。
一方で貯金をしている場合でも、こうしたまとまったお金が一度になくなってしまうことで不安に感じるという方も少なくありません。
ローンを組めばそうした不安を感じることもなく、ローンを組むメリットのひとつと言えるでしょう。
ローンのデメリット
ローンを組むデメリットは「高い金利でローンを組むと損をすること」と「ローンを完済するまでは自分の所有物にならないこと」の2つ。
ローンを組むためには、必ず金利というものがついてきます。
この金利はローン会社によって異なるため、金利の高いローン会社でローンを組んでしまうと車の購入代金のほか多くの金利を合わせて払うことになってしまいます。
またローンを組むということは、あなたのローンをローン会社が肩代わりしているような状態です。
そのため、ローン会社としてはローンをしっかりと完済してくれるまで完全に車を受け渡すわけにはいかず、ローン完済までは車の所有者はローン会社となるのです。
デメリットはこの2つになりますが、基本的には金利の低いローン会社を選んでローンを完済すれば大きなデメリットにはならないでしょう。
ローンで車を買うときの頭金について
ローンを組む際には「頭金」を入れる場合がありますが、頭金には様々なメリットとデメリットがあります。
車購入時の頭金のメリット
審査が通りやすい
頭金というある程度まとまった金額を一度に入れられるということは、それだけ計画性があるとローン会社は認識します。
結果あなたの信用性は高まり審査に通りやすくなるのです。
低い金利で借りられる
ローン会社によっては、頭金があることによって低金利で借りられる場合もあるようで、金利が低ければそれだけ支払い総額をおさえられるということになります。
他のローンを組みやすくなる
収入等にもよりますがローンの借入額は多ければ多いほど他のローンに影響が出ます。
借入額が少なければ他のローンを組む際の審査でローン会社は返済能力があると判断することができ、結果ローンは組みやすくなります。
ローン時に頭金を入れる「デメリット」
一度にお金が必要になる
頭金は数十万円程度のまとまった金額が必要となります。
車の購入金額にもよりますが、こうしたまとまった金額が必要になるのは頭金の最大のデメリットとなるでしょう。
他の支払いに影響が出る場合がある
車の購入後は維持費のほか、自動車税や車検等で多くのお金が必要となります。
頭金を入れることはこうした他の支払いに影響が出てしまうことに繋がる可能性もあり、今後のことをよく考えて頭金を入れるか決めることが重要となります。
何回払いにするべき?車をローンで買うとき
車をローンで買う場合には支払い回数も重要なポイントとなります。
最もオススメな支払い回数は「36回払い」または「48回払い」です。
なぜ36回または48回払いのローンがおすすめなのか
返済総額が増えすぎないため
車のローンは長く支払えばそれだけ利息も多く払うことなり、返済期間を長くとればとるほど返済総額が増えていってしまいます。
毎月の返済額は少なくすることができますが、結果的に見れば車の購入代金よりも遥かに多い金額を払うことになる場合もあるでしょう。
車の価値が下がる前に売るため
車は製造された年から7年後に価値がグッと下がる傾向にあり、その価値は新車の2割程度と言われています。
車の乗り換え時に今の車を少しでも高く買い取ってもらうためには、長くても4年程度で支払いを済ませておくのがオススメ。
また、車を新車で購入した場合には車検が購入時から3年後、2回目の車検が購入時から5年後となります。
車検を受けた直後に乗り換えるとなると車検代が無駄になってしまいますので、防ぐ上でも4年で返済しておくのが良いでしょう。
車のローンは奥が深い…損をしないためには比較をすることが大切
車のローンを組む際には慎重にならなければいけません。
返済総額をおさえるためには金利が重要なポイントのひとつとなりますが、金利だけにとらわれないことも大切です。
ローンの支払いやすさやオプション等はローン会社によっても異なりますから、何社かローンの内容を比較した上で選ぶようにしましょう。
またローンを組むということは借金を抱えるということにもなります。
そのため、借金は早く返済してしまいたい気持ちになり返済期間を短くしてローンを組んでしまうかもしれませんが、このような行動は避けるべきです。
返済したい気持ちに実際の家計状況がついていかなければ、あなたの日々の暮らしは辛くなる一方です。
生活費のほかガソリン代や駐車場代等も考慮し、生活する上で無理に感じない程度の返済額でローンを組むことが大切です。