大相撲の場所の年間開催回数や会場、チケットについて解説
2019.4.7
テレビで大相撲の中継を見ていると、実際に目の前で生の相撲を見たいと感じる人も多いでしょう。
そのためには、まず大相撲が1年間の間に何場所開催されているのか、またどこで開催されているのかについて理解しましょう。
今回は大相撲の場所の回数や場所について詳しく説明します。年間で6場所あることやそれぞれの開催場所についてわかっていただけるでしょう。
また、チケットの取り方についてもご紹介します。チケットはなかなか取りにくいとも言われていますが、ぜひチャレンジしてみましょう。
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この記事の目次
1年間で6回開催されている大相撲の場所について説明します
迫力満点で日本の伝統文化でもある「相撲」、そんな相撲を「この目で見てみたい!」という方が多く、チケットを取るのは難しいと言われているほど人気があります。
しかし実際にこの目で見てみたい!と思っても相撲観戦に行ったことのない方は、大相撲の本場所がいつどこで開催されているのかなど分からないことも多いと思います。
基本的に大相撲は1年間で6度開催されます
また月によって開催される場所は異なり、1、5、9月場所は東京、3月場所は大阪、7月場所は愛知、11月場所は福岡で開催されます。
1場所で開催される期間は15日
そのため相撲を観戦したい場合には、この15日間の間のいずれかの日程でチケットを取るようにしましょう。
大相撲は場所以外に巡業も行っています
大相撲は前述した本場所以外にも「地方巡業」というのも行っています。
地方巡業とは両国国技館等の本場所以外の場所で行われる相撲興行のこと
この地方巡業は、取り組みはもちろんのこと様々なイベントも行われ、力士と触れ合える機会が多く本場所とは一味違う雰囲気を味わえるのが特徴です。
そのため、相撲が好きなファンにとっては、とても嬉しいイベントのひとつとなっているのです。
地方巡業は本場所が行われる以外の月で行われます
基本的には2月、4月、6月、10月、12月の偶数月に全国各地で行われており、本場所に足を運ぶことが出来ない方にとっては、相撲を間近で見ることができる良い機会でもあります。
大相撲の場所が年間6場所になったのは「昭和33年」からです
日本の国技でもある相撲には様々な歴史があります。
相撲の起源は遥か昔である古代まで遡ります。
この頃の相撲というものは、激しく蹴り合うようなものであり中には命を落とす人まで居たほど、今では考えられないような状態で行われていたと言われています。
そんな危険な状態で行われていた相撲にある程度のルールが定められたのは奈良時代に入った頃です。
奈良時代に入るとキックやパンチ等の行為は禁止となるなど、相撲に様々なルールが定められていきます。
また、この頃の相撲は今現在のようなスポーツとして行われているものではなく、農業の豊作を祈って神に感謝する行事として行われていたようで、その期間は長く3~400年程度続いたと言われています。
大相撲がスポーツとして認識され始めたのは江戸時代に入った頃
江戸時代に入ると相撲を職業とする人が多くなり、全国で「勧進相撲」というものが行われるようになったそうです。
ただ、この頃は今のように年間6場所も行っておらず、行われていた場所数は年代により多少前後はしますが殆どは1~3場所多くても4場所ほどで、今現在のように年間6場所が行われるようになったのは「昭和33年から」だと言われています。
年間6回開催されている大相撲の本場所のチケットの取り方と発売日について
このように深い歴史がある相撲ですが、実際に大相撲を観戦するためには当然ながら「チケット」が必要になりますよね。
大相撲のチケットを購入する方法は主に2つ
旅行代理店の相撲ツアーに申し込む方法
この方法は、チケット以外に宿泊施設や交通費等もまとめてしまいたい!という方にオススメです。
ツアーを利用すればまとめて1度に全て用意してしまうことができますから、遠方から大相撲を観戦しに行こうかなと考えている方は検討してみると良いかもしれません。
公式サイトで申し込む方法
多くの方はこの方法で観戦チケットを取りますが、この方法でチケットを取る場合には「発売日」に注意が必要です。
一般発売のチケット発売日は各場所開催月の凡そ1ヶ月前
例えば、5月場所の場合は3月末~4月にかけて発売され、一方で、7月場所の場合には5月末~6月にかけて発売されます。
このように発売期間は各場所により異なりますので注意が必要です。
また、チケットの詳細な発売日程は大相撲の公式サイトで前もって発表されるようになっておりますので、早めにそちらを確認しておくようにしましょう。
大相撲のチケットには一般発売のほか、先行予約というのもあります
先行予約は一般のように早いもの勝ちではなく「抽選」で行われるもの。
決められた申込期間内に申込をして、抽選で当るとチケットをゲットすることができます。
ただ、先行予約でチケットを取る場合には、座席の指定と当選後のキャンセルはできませんので注意して下さいね。
両国国技館での大相撲の場所の楽しみ方
せっかく大相撲を生で観戦するのであれば、より楽しんで観戦したいですよね。
そこで、最後に大相撲の楽しみ方についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さいね。
両国国技館で大相撲を楽しむコツ
お昼を過ぎた頃から観るようにする
もちろん朝から観戦するのも悪くありませんが、相撲は時間帯が遅くなるにつれて強い力士達が出てきます。
そのためあまりにも早い時間から観てしまうと最後の方には疲れきってしまい、せっかくの大相撲も楽しめなくなる可能性があります。
また、相撲は「十両」に上がれるか「幕下」のままなのかで、給料や付け人等の待遇が大きく変わります。
幕下の取り組みはお昼を過ぎた頃に行われますから、その取り組みを観られるお昼過ぎのタイミングで観るのがオススメです。
グルメも楽しむ
両国国技館に行くのであればグルメを楽しむことも大切です。
「ちゃんこ」など相撲だからこそ食べられるグルメがありますから、ぜひ味わってみて下さい。
このように相撲には観る以外にも様々な楽しみ方があります。
せっかく行く相撲観戦が良い思い出となるように少し勉強してから行くと、より「相撲」を楽しめるかもしれません。