世の中の情報を再調査

SOCIAL MEDIA

世の中の情報を再調査│RealWorldReserch

美術作品のレポートをどうまとめれば良いのか

2019.4.4

学校の課題で美術の作品に関するレポートを提出するのは、美術学校あるあるですよね。
しかし、ある程度年齢が上がったのなら、「この作品はとても綺麗だと思いました」で終わらせるわけには行きません。
とはいえ、その作品を見て「綺麗」と感じたことはとても大切なことです。
「なぜ綺麗だと感じたのか」ということを主軸にして話を広げることが出来れば、最終的には提出しても恥ずかしくない立派なレポートが出来上がります。
レポートの書き方の注意点をいくつか踏まえながら、より良質なレポートを作成しましょう。

スポンサーリンク

こんな記事もよく読まれています

ペチュニアの切り戻しは適切なタイミングで花をモリモリに

ペチュニアは鉢植えや花壇に植えたりと、人気のお花ですよね。 「花壇の女王」と呼ばれるほどで花付きも...

風呂場の換気扇をまわす時にドアは開ける?閉める?問題について

お風呂から上がった後に、みなさん換気扇は回していると思いますが、そのときにドアは閉めていますか?開け...

遠足のお弁当、女の子は可愛く食べやすくがポイントです

遠足のお弁当はどんなものをつめてあげたらいいのでしょうか?女の子の場合、好きなものプラス可愛いお弁当...

ヒューズが切れる、ブレーカーが落ちる家はココに注意!

電気を使っている家なら必ずヒューズかブレーカーがあるはずです。電気を使いすぎた場合や、漏電などの異常...

窓シートの剥がし方とは?簡単にできる方法を紹介します

窓シートを自分で剥がしたいけれど、キレイに剥がすにはどのような準備や剥がし方をしたらいいのでしょうか...

長財布のカード入れがきつい!革財布を長く使うためには

新しく購入したばかりの長財布はカード入れがきついので、しばらくは使いにくいかもしれませんね。 ...

虫が怖いと思うのはなぜ?虫嫌いを克服して好きになる方法

子供の頃は平気でアリや蝶、蜘蛛や芋虫などを捕まえて遊んだりしましたよね? それがいつの間にか苦手に...

先行予約のチケットで取れる席と良席をゲットする方法について

コンサートのチケットを取るためにチケットサイトを利用する場合、先行予約と一般販売とで取れる席はどのく...

壁紙の修復方法!穴を自分で直す基準とキットを使った直し方

壁紙に少し大きめな穴が開いてしまった場合、業者に頼まなければダメかなぁと思う方も多いと思います。 ...

夕日が綺麗に見えるための条件とは?必要なのは●●●!

綺麗な夕日を見ると、なんだか心が洗われた気分になって「よ~し!明日も頑張ろう!」と思えますよね。 ...

日本語は難しい!外国人から見た日本語が難解な理由

普段私達が話している日本語は、外国人の方から見ると難しいと言われますよね。 「日本語は世界一難しい...

車の曇り止めが効かない!そんな時にはこの方法を試そう!

雨降りや雪が降った時にいざ車を発車させようとしたら、車の曇り止めが効かない、なんて経験をされた方も多...

生ゴミの肥料をプランターで作る作り方!手作りでロハスな生活

プランターを活用すれば自分で生ゴミから肥料を作ることができます。電気を使わずに微生物の力だけで肥料を...

ファスナーの修理方法!自分でできる壊れたファスナーの直し方

急いでいる時に限って、ファスナーが上手く動かないとか、生地を噛んで上にも下にも進まないと、慌てた経験...

男のショートヘアについて!セット方法や注意することをご紹介

男のショートヘアってさわやかですし人気のある髪型ですよね。しかし、うまくセットができないと悩んでいる...

スポンサーリンク

美術の作品をレポートにまとめるなら、まずはこれをしましょう

まずレポートの内容について語る前に、これだけは抑えるポイントがあります。

それは「見た目をきれいに仕上げること」です。

レポートはもちろん内容が勝負。とはいえ、シワがあったり汚れているレポートでは印象は最悪です。必要な体裁を整えることは最低限行いましょう。

内容の良し悪し以前に、形式上必要なルールは必ず守ることが重要です。

レポートの体裁

  1. 表紙を付ける(タイトル、講義名、学科、学籍番号、名前などルールに従って表記)
  2. 参考文献や資料を記載
  3. 汚れやシワのないきれいな状態で提出
  4. 左上をホチキスで止める

 

レポートの流れ

  1. タイトル
  2. 序論
  3. 本論
  4. 結論

この形式は必須です。

テーマはできるだけ絞り込み、ピンポイントで深く考察することをこころがけましょう。テーマを広く設定してしまうと内容がぼやけて、具体的に何を伝えたいのかわからないレポートになってしまいます。

美術作品のレポートを書く上で、これは欠かせません

対象となる美術作品について、手に入る情報はとにかく集めるところから始めましょう。

  1. 作者(生誕や生い立ち、経歴や関わった人や物事など)
  2. 製作年代(作られた時期や時代背景、作品の作製に至ったきっかけや経緯など)
  3. 技法(作品の素材や主な技法、その作品における独特な技法があればなお良い)

これらは文献やインターネットを調べることで多くの情報が得られるでしょう。

その上で、自分が作品を見た印象を書いていきます。もし、実物を見ることができるのであれば絶対に足を運ぶことをお勧めします。

写真や映像では色や材質が正確に伝わらないことが多いものです。

なにより、実物から受ける印象やインパクトを感じて書くことで文章のリアリティが全く違ってくるはずです。

実物を見ることができたら、必ずメモを取りましょう。

  1. 見る前に予想したこと
  2. 実際に見て感じたこと、予想との違い
  3. 色彩、形状、その他気づいたこと

実物を見ることが出来ない場合は、できるだけ多くの物をみてみましょう。全く同じ写真からであっても印刷の状況で見え方が違う場合があります。

また角度や大きさ、光の当たり具合などでも見え方が変わることもあります。

詳細に調べること。観察することがレポートを書く上での基本です。

美術作品のレポートを書く上で、これをやったらダメです

レポートだけではなく「自分が書いたもの」として発表する文章などで絶対にしてはいけないことがあります。

それは「盗用」と「剽窃」です。

盗用

その字を見て分かる通り、ひとの文章を盗み無断で使用すること。いわばコピーです。パソコン・インターネットの普及でコピー&ペースト(いわゆる「コピペ」)が簡単にできるようになりました。

その分、してはいけない行為だという意識が薄く、当たり前のように盗用を行ってしまう場合があります。

たとえ一部であっても既存の文章を意図してそのままコピーした文章でレポートを書くことは厳禁です。

剽窃

盗用がそのままコピーして使うのに対し、剽窃は他人が書いた内容や考えをあたかも自分が考え、作り出したように書くことです。

文章の体裁が違うからいい、言葉を多少置き換えたから許されるだろうという甘い考えでレポートを書くことは盗用と同じくしてはいけないことなのです。

言葉の表現、広げ方に困ったら、こんな方法を試してみてください

文章を書くということは、たとえ短くとも膨大な文章でも基本は同じだといえます。

書きたいテーマは、まず「絞り込む」ことが重要です。自分が掘り下げたいのは「何か」をしっかりとイメージして絞り込みます。

次に、その絞り込んだテーマから「広げる」作業になります。この段階では、どんどん文章を広げて文章に厚みを持たせましょう。細かい体裁は気にせずに、内容を膨らませることを重視して書いていきましょう。

最後に全体を見直して余分な部分を削って整えていきます。

事実やすでにある情報意外、自分の意見や感想をいかに厚みのある文章にしていけるかが大切です。

~かもしれない、~と感じた、~だと思った…の多様に注意

不確実な情報や自分の気持ちを書く場合に、つい書いてしまいがちなこれらの言葉。多様すると文章に込められた意見の印象が薄くなってしまうので注意が必要です。

調べた上の事実や、自分が感じたことは自信を持って断定する口調も必要です。・

ただの感想文にならないよう注意する

きれいだった、すごかった、興味深かったなどの小学生の感想文にならないようにしましょう。

きれいだと感じたのなら、どの部分がどうだったからきれいに見えた、感じたのか。作者の意図ははたしてどうだったのか。かならず深掘りして考えてみて下さい。

「コレ」さえしっかりしていれば、レポートはバッチリです

最後に、レポートの基本となる形をもう一度おさらいしてみます。

レポートの骨組みの基本は序論・本論・結論の三段階。

そして多くの人が本論で悩んでしまうと思いますが、実は重要なのは「はじめ」と「おわり」。序論と結論を上手くまとめるとレポート全体の印象が引き締まります。

序論

まず「問題提起」を行い、自分が着目したことにはどんな問題があるのか、考察すべき点があるのかを示します。そこから自分がレポートを作成しようと思った動機を述べます。

結論

序論での問題提起から、本論での調査や考察を経て自分の主張としての結論を書きます。

「このレポートには何が書かれているか」を主張した序論、そして「このレポートに書かれていたことと、そこから導き出された結論」。この2つがレポートの根幹です。

レポート全体のテーマや内容が決まっているのであれば、序論・結論を先に書いてから本論を仕上げていくという方法もあります。

レポートには一定の形式があり、その型に慣れてしまえばレポートを書くことにあまり抵抗は感じなくなると思います。

レポートの文章は意外とシンプルなもの。複雑に考え過ぎてしまうより、骨組みだけを意識して必要な情報を盛り込むところからは進めてみて下さい。

 - 生活を便利にするアイデア