原付の運転が怖いなら練習をしましょう!乗るときのコツ
2019.2.27
原付を初めて運転するのが怖い、どのように練習したらいいのかわからないときにはいきなり車の通りが激しい道に行くのではなくよく知っているほどほどな道から慣れていくようにしましょう。
また、練習する時間帯も大切です。通勤の時間帯は、周りの車もピリピリしているものです。慣れていないうちにその時間に飛び込むのは危険なので少し早める、遅くするなどの調整をしてください。
原付に乗るときのポイントを紹介します。
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この記事の目次
原付が怖い・・そんなときには練習前に深呼吸
自動車の普通免許を持っている方であれば、誰でも原付に乗ることができます。普通免許を取得する際には、教習所のほかにも公道での運転教習も受けているので、たとえ初めて原付に乗ったとしても、ルールに従って運転することはできるでしょう。
これに対して、原付の免許のみを取得する際には、学科試験に合格さえすれば良いため、初めて公道を運転する際にはどうしても怖いと感じてしまう人が多いようです。免許を取得する際には原付講習を受けますが、それだけでいきなり自動車と同じ道を走るのですから、怖いと感じるのもムリはありません。そのような場合は、練習しながら少しずつ慣らしていく必要があります。
原付初心者に、まずは運転前に行う準備をいくつかご紹介します。
服装をチェック
自動車に乗る時とは違って、いざ転倒や事故に巻き込まれた時に、ある程度身を守れる服装にします。安全面を考慮すると、長袖・長ズボンが基本です。ロングスカートや裾が広がったズボンは、タイヤに巻き込まれる恐れがありますので避けた方が安全です。同じくマフラーの端が垂れ下がった状態のままだと危険ですのでご注意を。
原付を手で押してみる
エンジンはかけない状態で、ハンドルの曲がり具合を確認しつつ、原付を押して歩いてみます。
実際に座ってみる
原付は基本的に道路の一番左車線を走行しますので、他の車は自分の右側を走行することになります。停車する際は原則、左足を地面につけて支えることになりますので、この感覚に慣れておきましょう。
原付で練習しているときは謙虚に堂々と
自動車には初心者マークがありますが、原付初心者かどうかは見た目だけでは伝わりません。少しでも安全に運転するためには、たとえ練習中であっても自分の存在を主張して、堂々と運転するように心がける必要があります。
昼間でもヘッドライトを点灯する
自動車と比べると、どうしても原付の存在感は薄くなりがちです。安全面から言っても、他の車から認識してもらうことを最優先させる必要があります。昼間でもヘッドライトを点灯し、少しでも早く存在を認識してもらえるように努めましょう。
スムーズに追い越してもらう
原付の最高速度は時速30キロですので、よほど狭い道路でない限りは、後方の車に追い越される場面が多くなります。対向車が多い場合は後続車もイライラしながら追い越すタイミングを伺っているわけですから、気配に気付いたらなるべく邪魔をしないように、タイミングよく左側に寄って走行し、安全に追い越してもらいましょう。
原付で怖いのは「右折」車の通りが少ない道で練習しましょう
原付初心者の多くが最も怖いと感じるのは、やはり右折時ではないでしょうか?左車線から右車線に車線変更をするタイミングはもちろん、対向車の近づいてくるスピードを読みつつ右折するタイミングを図るのは、初心者にはかなりハードルが高いものです。
右折が怖いと感じなくなるためには、これも練習をして慣れる以外の方法はありません。いきなり幹線道路のような大きな交差点にチャレンジするのではなく、まずは比較的車通りの少ない道で練習してみましょう。
右折したいポイントが近づいてきたら、少し早めに右ウインカーを出して意思表示をします。原付を運転する側が怖いのと同じように、自動車を運転する側にとっても衝突事故は避けたいものです。早めにウインカーを出すことによって、後続車がスピードを緩めてスムーズに車線変更をさせてくれることにつながるのです。
どうしても右折をするのが怖いうちは、一度左折してからどこかでUターンをするか、左折したいポイントのひとつ先で左折したあとに何度か左折を繰り返すことで、元の道路から右折したのと同じことになります。
これ以外にも、バイクを手で押して歩道を渡るという技もありますが、その際は必ずエンジンを切っておくのもお忘れなく。
原付が怖いうちは練習用の道を走りましょう
公道を走るうえでは、周囲の流れに乗って走ることも重要です。ですが、そもそも原付の最高速度は時速30キロですから、車と同じように流れに乗って走ること自体が難しいのです。
とくに車の流れが早い幹線道路などでは、原付が走ることによって渋滞を引き起こしたり、追い越し時の事故につながる可能性も少なくありませんので、運転に慣れないうちは交通量の少ない道路を選んで走行することをオススメします。
原付を運転している際にいざ事故に遭ってしまうと、自分の身を守ってくれるものは何もありません。そんな中で、右側スレスレに追い抜いていく車がいると、ヒヤリと感じるものです。周囲の流れに乗ろうと必死にスピードを出したところで、今度は反対に他車や歩行者への対応が遅れて事故につながってしまう可能性もありますので、スピードの出し過ぎにも注意が必要です。
原付の運転が怖いうちは、とにかく練習あるのみです。常に周囲を確認しながら、慣れた道路で練習を重ねましょう。その際は、少しでも早くブレーキがかけられるように、ブレーキに指をかけておくクセを付けるのも良いと思います。
原付が怖いならプロに練習してもらいましょう
自分一人で運転の練習をするのが怖いのであれば、運転のプロに練習のサポートをお願いする方法もあります。
自動車教習所の中には、原付初心者や、長い間運転していなかった人などを対象とした運転教習コースが用意されているところが多いので、原付を運転する際のコツを学びながら安全に練習することができます。
なにごともいきなり最初から上手くできる人などいません。怖いと感じなくなるまで練習を重ねることで、原付を運転する楽しさを感じられるようになることを願っています。