【竹を使った工作】小学生の自由研究におすすめのアイデア
2018.12.7
小学生の自由研究に、竹を使った工作はいかがですか?
昔は竹を使ったおもちゃもいろいろとありましたが、今となってはなかなか手にすることもありませんよね。
自然の素材にふれる機会にもなりますし、普段は使うことがない紙やすりやのこぎりを使う練習にもなります。
小学生におすすめの竹を使った工作をご紹介します。
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この記事の目次
小学生の工作におすすめ!簡単な竹の水鉄砲
長期休みの宿題の題材に困ったら百円均一やホームセンターなどで簡単に購入できる竹を使ってする工作をしてみませんか?
簡単なものなら親御さんが見守っているだけでも作ることができると思います。
まずは水鉄砲の作り方を紹介します!
用意する材料
・マダケ(シリンダーとなる竹筒)
直径25mmから40mmほどで節と節の間が20cm以上のものがおすすめです。
切り口の内部ができるだけ丸く曲が少ないものを選びましょう。
枝が出ている部分は使用しないように注意してください。
・アズマネササなど(押し棒になる部分。シリンダーに入るものなら可)
木の棒などでも可ですが、竹のほうが軽く頑丈なためできるだけ竹材を使用しましょう
できるだけ真っ直ぐで凹みのないものを選んでください。
・シリンダー内部と押し棒の隙間を埋めるクッション材
古いタオルやウレタンのスポンジなどで隙間を埋めます。
一番外側になる部分は押し棒とシリンダー内部の滑りを良くするため、
洋服の裏地などの化繊の素材などを使用しましょう。
・布などを固定するもの
水に強いものを使用しましょう。
紐などでくくりつけてもOKです。
材料が揃ったら作り方を見ていきましょう。
小学生にオススメの工作『竹で作る水鉄砲』
まずはシリンダー部分を作っていきます。
- シリンダーの入り口は少し広く、先端に行くに従って狭くなるように竹筒を使ってください。
狭くなっている片側だけ節を残します。 - 内部の薄皮を取り除きます。
竹の内側は薄い皮で覆われているのでこの皮を取り除きます。
取り除かなければ詰まってしまったりもするのでしっかり取っておきましょう。この作業をするときは、細長いものの先の部分にたわしのような素材や引っかるものなどで皮を取り除き中を清掃する必要があります。カビている場合などもあるためしっかりと洗いましょう。 - 竹筒の口のところなどの切り口の部分が尖っていたりするため、
紙やすりなどで丁寧に面取りを行ってください。 - 最後に残した節のところに水の出口となる小さな穴を開けます。
シリンダー部分はこれで完成です。
今度は押し棒を作っていきます。
- 押し棒はシリンダーの内径と棒の外径とが7~8mmほど開くものが使いやすいです。
長さはシリンダーより10センチほど長いものを使ってください。 - 隙間を埋める布などを巻く部分に節が残るような状態が望ましいです。
いいくらいの長さに切れたら手で持つほうが太くなるよう作っていきます。 - 古いタオルやウレタンスポンジなどの隙間を埋めるためのものを巻いていきます。
水に強い接着剤やグルーガン、最終的には紐を巻いたりしてしっかりと固定しましょう。 - 隙間なく詰めることができれば完成です。
最後に水が勢いよく飛び出すかチェックしましょう。
うまく出ないときは穴を少しだけ広げてみたり、シリンダー内部と押し棒の間に隙間がないかなどを調べてみましょう。
小学生向け、竹を使った工作に竹笛の作り方
細めの竹であれば笛を作ることも出来ます。
材料
・アズマネ笹、メダケなど
笛の筒になる材料です。太さは1~2cmほどのものを選びましょう。
真っ直ぐで乾燥させたものが理想的です。
・木切れ、モウソウチクなど
筒の中に使い空気の流れをコントロールするための材料です。
木でも竹でも大丈夫です。
・接着剤
筒の中に入れる材料を接着するために使います。
2液型のエポキシ剤や瞬間接着剤などが適しています。
必要な道具はのこぎり、切り出しナイフです。
これらが用意できたら早速作ってみましょう。
竹で作る竹笛
- 筒になる材料をきれいにします。
竹の表面が黒く汚れていると見た目も悪い上に、口にくわえるものですからきれいにしておきましょう。
食器洗い用の洗剤などを薄めた液を作り、それに浸した布などで念入りに拭き取りましょう。拭き取りが終わったらしっかりと乾燥させてください。 - 竹を切り竹筒を作ります。
のこぎりで竹を10~20cmほどに切ります。
切り口の部分が尖ってザラザラしていると思うので、紙やすりなどで面取りを行いましょう。
特に吹き口付近は丁寧に仕上げてください。 - 鳴き口を作ります。
吹いた息があたり音を出す部分を作ります。
音を出す部分なので笛にとってとても重要な部分です。吹き口から3cmほどのところをのこぎりで切れ目を入れます。
入れる幅は筒の直径の1/4~1/5くらいのところまでです。
深く切り込みを入れてしまうと鳴らなくなるので注意してください。切込みを入れたらナイフで切った部分に向かって斜めに削っていきます。
削る角度は15°前後が好ましいです。削ると三角形の鳴き口が出来たのではないでしょうか。 - 整流片を作ります。
吹いた息が鳴き口の頂点に当たるよう、空気の流れを整える必要があります。
鳴き口以上に重要な箇所となるため慎重に作っていきましょう。ナイフで木片を竹の筒の中に入るぴったりの大きさの丸い棒にします。
細すぎて隙間ができないように注意しながら成形していきましょう。吹き口から見ると吹き口が半分埋まり、さらに成形した整流片が吹き込んだ息を鳴き口へと逃がすような形にします。斜めに入った鳴き口と整流片の斜めになった角度が同じくらいなのが望ましいです。 - パーツが出来たら組み立てに入っていきます。
先程作った整流片を筒の中に吹口付近まで入れたら一度吹いてみましょう。
鳴き口にうまく息があたり最も鳴る場所を探して、
きちんと音のなる部分を見つけたら固定します。うまくならない場合は鳴き口を深く作りすぎていないか、
うまく整流片が鳴き口まで息を導けているかなどを確かめましょう。 - 整流片を固定できたら整流片の余分な部分を切り落としましょう。
吹き口から飛び出ている部分などを切り落とし必要であれば少しだけケガをしない程度に面取りします。
面取りだけでも音が鳴らなくなる場合もあるのであまりやりすぎないようにしましょう。 - 音がなるのであれば笛の完成です!
途中で穴を開けたりして音色が変わるようにも出来ます。
いろいろ試しながらいろいろな音のなる笛や笛同士をくっつけて2連の竹笛などにも出来ますよ。
小学生の工作に手作りの竹ばし
毎日の食事で使えるお箸を竹で自作することも出来ます。
竹は食器にも使われる素材ですがその中でもお箸を作るのは簡単です。
準備するもの
・竹
・なた
・木づち
・のこぎり
・ナイフ
・軍手(ケガ防止のためにもしっかりとしておきましょう。)
・紙やすり
準備ができたら早速作ります!
簡単工作!竹で作るおはし
- 毎日使用するお箸の大きさを考えて、竹を縦に割ります。
このときお箸を持つ方に節が来るようにすると折れにくい箸になります。
木づちを使い節のある方を上にすると割りやすいです。 - 箸2本分(1セット)の大きさを想定して竹を1と同じ要領で割っていきます。
ナイフなどで削っていくため、本来作りたい大きさよりも太めに割っておきます。 - ナイフを使いお箸の形に荒削りしていきます。
削る際は膝の上でナイフを持つ手を固定して、竹を動かすほうがうまく削れます。
ケガをしないように軍手をして、注意しながら削っていきましょう。 - お箸の形になってきたら紙やすりで断面をなめらかにしていきます。
徐々にお箸がきれいになっていくはずです。 - きれいに紙やすりで表面を仕上げたら完成です。
毎日使うお箸を自分で作るなんてなかなかない体験です。
自分好みに持ち手に着色なども施してもいいかもしれません。
作った後にも遊べる竹ぽっくり
竹ぽっくりとは幼稚園などで見かける足で踏んで遊ぶ、紐のついたアレのことです。
遊んだことのある人もいるのではないかと思います。
竹は丈夫なため、上に乗って遊んだりしても大丈夫な素材です。
早速材料を集めて作っていきましょう。
材料
・孟宗竹
直径7~10センチほどのもの。一組のポックリを作るのに二節必要です。
できるだけ乾燥していてわれのないものが望ましいです。
・紐
遊ぶお子様の身長に合わせたものを用意します。余裕をもって用意しましょう。
使う道具はのこぎり、ドリル、紙やすりです。
竹ポックリの作り方
- 竹を一節ずつに切り離します。
ひとつは節の上で、もうひとつは次の節の上で切ります。
ふたつ切れたらふたつを同じ高さに切りましょう。小さなお子さんには低めに、活発なお子さんには高めに用意します。 - 節のすぐ下に直径5mmほどの穴をふたつ開けます。
- 紐の両端を穴に通し竹の中で結びます。
紐の長さは使い勝手の良い長さに調節します。
お子さんに実際に乗ってもらいながら紐の長さを合わせましょう。 - 面取りなどを行って危険を少なくしたら完成です。
左右の高さをわざと変えたものなどで遊んでみるのも楽しいかもしれません。
お子さんと一緒に色々な遊び方をしてみましょう。
小学生の自由研究にも、竹の弓矢の作り方
昨今は竹で弓矢を作るなんていうハイレベルな自由研究に挑戦する小学生もいらっしゃいます。
何かで見たとかでお子さんに頼まれたら、断らずに付き合ってあげてください。
意外と簡単にできてしまうかもしれません。
少し難しい部分があっても乗り越えられたら達成感に繋がりますし、その達成感は成長には必要な過程です。
弓矢の危険性も教えつつ、材料を揃えて作ってみましょう。
材料
・竹
・のこぎり
・ゴムもしくはタコ糸
・きり(穴あけ)
・割りばし
・布
・ライター
・木づち
※ケガ防止のためにも、軍手をはめて作業をすることを忘れないようにしましょう。
竹で作る弓矢
- 竹をまず2cmほどの細さに割ります。
竹をのこぎりなどで細くしていくのですがなかなか硬いです。
木づちなどで大まかに割ってから細くしていくといいかもしれません。 - しなるくらいの細さに出来たら弓の形にするためにライターなどで竹を炙ります。
炙った部分が曲がってくるのでほどほどに曲げましょう。 - 出来たら曲げた竹の両端にきりなどで穴を開けます。
- 開けた穴にタコ糸やゴムをしっかり張るように結びつけます。ここまで来たら弓が完成しましたね。
次は矢を作っていきます。 - わりばしを矢にします。飛ばしますので布で先を丸くします。
- 使い古したスポンジやお古のタオルなども使って、わりばしの先を丸くします。
万が一あたってもそんなに痛くないようにするためです。※痛くないようにしたからといって人に向けてはいけません。 - 布をしっかりと固定できたら弓矢の完成です。
木などに向かって発射してみましょう。
マジックテープの的などを作ってくっつくようにしても面白いかもしれませんね。
こういった自分で作った道具を使って遊ぶことはお子さまにもより良い影響を与えてくれると思います。
工作の中で試行錯誤することで、なにか問題にぶつかったときに考える力を養えるといいですね。